あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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りゅう座流星群とオートガイド
先々週と先週末は晴れてくれました。
特に先々週末はりゅう座流星群の極大日ということで、家族で泉ヶ岳に行きました。
久しぶりの星見です。
流星群なので撮影装備は固定撮影用とし、身軽&気軽に泉ヶ岳にGo.
家族で来たので観望時間は1時間半程度とし、超広角レンズで白鳥座〜北極星付近の画角にしてカメラをセット。
HRは10以下ですが、10分程度空を見ていればゆっくりとした流星が見られます。
カメラを向けていた方向にも2,3個飛んでいましたので「コレは結構写ってるかも!」と思ったのですが、しばらくしてカメラの異変に気付きました。
30秒露出+インターバル1秒の設定のはずなのにやけにコマ間が長いような動作音が...
なんとバルブに設定していたはずなのに、15秒露出の設定になってましたorz
設定しなおして撮影再開しましたが30分ほどで雲が出てきました。
やっと撮れたのがこの1枚。
EOS Kiss X2(誠報社IR改造)、Tokina AT-X PRO 12-24mm F4 →12mm F8 30秒
結構星好きな人が多いのか結構な数の車が来ていました。
家族連れも多くいたようですが、この時期の山の夜は冬装備でないと長時間見ていられません。
22:30を過ぎた頃にはだいぶ人も減ってきていました。
先週も晴れましたので初のオートガイドに挑戦です。
ただし、Advanced-GTのDEC暴走再発により、赤道儀はRV-85を使うことにしました。
ノートパソコンが使用中だったのとPHDGuidingの習得不足のため、ガイドシステムはNexGuideを使って見ることにしました。
とはいえNexGuideも取説を一読した程度で習得したという程のことはないのですが。
赤道儀がRV-85なのでガイド鏡は日食や金星日面通過でも使用した6cmのポラリス鏡筒です。
RV-85には、今この鏡筒しか積むことができませんので。
NexGuideはアメリカンサイズなので、150SLの光軸修正用に購入した36mm→アメリカンサイズの接眼部に交換しました。
NexGuideのポイントは、ほとんどピント合わせだけですね。
アイピースでピントを合わせると殆どドローチューブを引き出した状態なのに、NexGuideだと逆にドローチューブを殆ど押し込んだ位置でピントが出るようです。
Zoomを使いながらピントを追い込んで、Lockでガイド星をロック、Guideでキャリブレーション&ガイドスタートと作業は簡単でした。
ただ、問題もあります。
RV-85のオートガイド対応の際にプレートを短くしました。
このとき危惧していた「カメラとガイド鏡の干渉」が発生。
ほぼガイド鏡と同じ方向でしか撮影できません。
オートガイドの練習だったので、本当は300mmくらいでM31を狙ってみようと思ったのですが、おうし群とおもわれる火球を目撃、その後たて続けに3個ほど流星が流れた(おそらくオリオン群)ので、アンドロメダ付近〜天頂方向を超広角で撮影することにしました。
あいにく写野内に流星は入りませんでしたが、ガイドはうまくいったようです。
EOS Kiss X2(誠報社IR改造)、Tokina AT-X PRO 12-24mm F4 →12mm F8 2分
RV-85赤道儀+NexGuideによるオートガイド
星野を撮影するとレンズの収差がモロ分かりですね。
超広角なうえにコンポジットも何もしてませんし。
撮影もさることながら、画像処理も勉強していかないとなぁ。
次回は300mmでM31を狙ってみます。
↓押していただけると嬉しいです
特に先々週末はりゅう座流星群の極大日ということで、家族で泉ヶ岳に行きました。
久しぶりの星見です。
流星群なので撮影装備は固定撮影用とし、身軽&気軽に泉ヶ岳にGo.
家族で来たので観望時間は1時間半程度とし、超広角レンズで白鳥座〜北極星付近の画角にしてカメラをセット。
HRは10以下ですが、10分程度空を見ていればゆっくりとした流星が見られます。
カメラを向けていた方向にも2,3個飛んでいましたので「コレは結構写ってるかも!」と思ったのですが、しばらくしてカメラの異変に気付きました。
30秒露出+インターバル1秒の設定のはずなのにやけにコマ間が長いような動作音が...
なんとバルブに設定していたはずなのに、15秒露出の設定になってましたorz
設定しなおして撮影再開しましたが30分ほどで雲が出てきました。
やっと撮れたのがこの1枚。

EOS Kiss X2(誠報社IR改造)、Tokina AT-X PRO 12-24mm F4 →12mm F8 30秒
結構星好きな人が多いのか結構な数の車が来ていました。
家族連れも多くいたようですが、この時期の山の夜は冬装備でないと長時間見ていられません。
22:30を過ぎた頃にはだいぶ人も減ってきていました。
先週も晴れましたので初のオートガイドに挑戦です。
ただし、Advanced-GTのDEC暴走再発により、赤道儀はRV-85を使うことにしました。
ノートパソコンが使用中だったのとPHDGuidingの習得不足のため、ガイドシステムはNexGuideを使って見ることにしました。
とはいえNexGuideも取説を一読した程度で習得したという程のことはないのですが。
赤道儀がRV-85なのでガイド鏡は日食や金星日面通過でも使用した6cmのポラリス鏡筒です。
RV-85には、今この鏡筒しか積むことができませんので。
NexGuideはアメリカンサイズなので、150SLの光軸修正用に購入した36mm→アメリカンサイズの接眼部に交換しました。
NexGuideのポイントは、ほとんどピント合わせだけですね。
アイピースでピントを合わせると殆どドローチューブを引き出した状態なのに、NexGuideだと逆にドローチューブを殆ど押し込んだ位置でピントが出るようです。
Zoomを使いながらピントを追い込んで、Lockでガイド星をロック、Guideでキャリブレーション&ガイドスタートと作業は簡単でした。
ただ、問題もあります。
RV-85のオートガイド対応の際にプレートを短くしました。

このとき危惧していた「カメラとガイド鏡の干渉」が発生。
ほぼガイド鏡と同じ方向でしか撮影できません。
オートガイドの練習だったので、本当は300mmくらいでM31を狙ってみようと思ったのですが、おうし群とおもわれる火球を目撃、その後たて続けに3個ほど流星が流れた(おそらくオリオン群)ので、アンドロメダ付近〜天頂方向を超広角で撮影することにしました。
あいにく写野内に流星は入りませんでしたが、ガイドはうまくいったようです。

EOS Kiss X2(誠報社IR改造)、Tokina AT-X PRO 12-24mm F4 →12mm F8 2分
RV-85赤道儀+NexGuideによるオートガイド
星野を撮影するとレンズの収差がモロ分かりですね。
超広角なうえにコンポジットも何もしてませんし。
撮影もさることながら、画像処理も勉強していかないとなぁ。
次回は300mmでM31を狙ってみます。
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