MythTV仕切り直し その7（cvlc編）

年末年始特番が始まる前に、何とかMythTVを完全動作させたいところです。 前回までにMythTV本体の動作はOK。 ドライバの動作もOK。 ということで、橋渡しのcvlc周りが怪しいです。 まずは、単純な部分から確認していきます。
m3uファイルにおける指定は以下のようにしていました。

#EXTM3U #EXTINF:0,1 - TBC udp://127.0.0.1:1236 #EXTINF:0,3 - NHK udp://127.0.0.1:1236 #EXTINF:0,5 - ETV udp://127.0.0.1:1236 　・ 　・ 　・

m3uファイルとはMP3のプレイリストを示すファイル形式で、#EXTINF行には曲名などが入り、次の行にmp3ファイルのURLを記述するようになっています。

それをMythTVではストリーミングに拡張して扱っているのでしょう。

なので上記は「BS1」を視聴したい場合にはlocalhostの1234からUDPで流しますという事だと思います。
上記は宛先アドレスを示しています。

まずは上記127.0.0.1を実際のEthernetアドレスに変更jしてみましたが、全く録画できません。
当然cvlcのスクリプトのアドレス指定も変更済みです。

cvlcへのパラメータが正常かpsコマンドで確かめてみます。

（前略） 30843 pts/0 S 0:00 tune2 -a 9 -c 5 -l /usr/local/etc/chinfo_tv.conf 30849 ? Ssl 0:00 /usr/local/bin/vlc -I dummy /dev/dvb/adapter9/dvr0 -d --sout #transcode{acodec=mpga,ab=128,channels=2}:duplicate{dst=std{access=udp,mux=ts,dst=192.168.0.101::1236}}

ちゃんと予定通りのオプションです。

念のため
cat /dev/dvb/adapter9/dvr0 > ~/test.ts
とすると、ちゃんとtsファイルができます。

ネットワークへ出力しているのをファイルへの出力にしたらどうなるか、コマンドラインから直接オプション指定してcvlcを起動してみます。

~$ /usr/local/bin/vlc -I dummy /dev/dvb/adapter9/dvr0 -d --sout '#transcode{acodec=mpga,ab=128,channels=2}:duplicate{dst=std{access=file,mux=ts,dst=cvlc_transtest.ts}}' VLC media player 2.0.3 Twoflower (revision 2.0.2-93-g77aa89e) ~$ll （中略） -rw-rw-r-- 1 atago atago    0 12月 11 00:31 cvlc_transtest.ts

これだ〜！
どうもトランスコード（地デジのAACというフォーマットをMPEGオーディオへ変換）がうまく動かないようです。
う〜ん。もう一度cvlcをソースからビルドしなおしてみる必要がありそうです。

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