あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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Advanced-GT DEC暴走再発
前回の処置を行った後に望遠鏡を組み上げたところ、DEC暴走が再発してしまいました。 基盤のショートではなかったようです。
さて、気を取り直してDEC暴走の原因究明です。
まずは、Advanced-GTの分解から書いてみます。
とはいえ、分解するには3つのネジを外すだけです。
RAカバー上側のネジと
RAカバーどまんなかにある大きめのネジ。
ここはネジ受けも嵌っているので、ネジ受けも外します。
最後はRAカバーの下側にあるネジです。
これら3つのネジを外すとRAカバーが外れます。
さて、もう一度基板を取り出して、現象の再現を行います。
そうしたところ、DECの暴走発生時に基板上のDECコネクタ(下の写真では右端)をいじると暴走が止まります。
よく見るとコネクタが抜けかかっているようにも見えます。
しかし、コネクタをしっかり押し込んでも、きっちりRAカバーを閉めると暴走が発生します。
わざと基板を反対向きにして収納してみましたが事象は変わりません。
コネクタの抜き差し等々していたところ、あることに気付きました。
DECのピンがおもいっきり曲がっています。
コネクタがモーターと干渉して曲がってしまったものと思われます。
これが原因かと思いまっすぐに直しましたが、やはり事象は変わりません。
しかし、暴走の再現をしていて徐々に原因が絞り込めてきました。
暴走発生時に上記コネクタを基板に押し付けるようにすると、ピタリと暴走が止まります。
そして、手を放すと暴走します。
やはり、コネクタもしくはピンに問題がありそうです。
最初に疑ったのは、ピンとコネクタの嵌合(かんごう:接触のこと)が良くないのかと思い、ピンをわざと途中から曲げてみました。
たまに電源プラグが緩くてコンセントから抜けやすい場合などにこんな風に少し曲げてやると良かったりするのですが、これも原因ではなかったようです。
ピンが曲がるほどの力が加わっていたせいで、コネクタ側の穴が緩くなっているのかもしれません。
そこで、中継ケーブルを作ってみました。
しかし、これでも暴走は発生し、コネクタをピンに押し付けると治まります。
どうも、ピンとコネクタの組み合わせでは無さそうです。
こういった応力がかかる部品の場合、ハンダが外れてしまう場合があります。
そこで、DECのピン部分のハンダを付け直してみます。
付け直すといっても、ハンダゴテを当てて溶かしただけですが。
結果は...ドンピシャ!
暴走は発生しません。
RAカバーをしっかり閉めても大丈夫です!
ふぅ〜「術式終了!(ブラック・ジャック風)」
やはりこの赤道儀はDECとRAのカバーが鬼門ですね。
ちなみに、最近になって知ったのですが、Advanced-GTの日本語バージョンが出ているみたいですね。
ちょっとだけ「いいな〜」と思ってしまいました。
日本語バージョンということは、赤道儀本体もバージョンアップしてカバーの干渉等々も改善されているのでしょうか?
そうそう、もう1つ気になっていることとして、付属の電源ケーブルには抜け落ち防止のリングがついているのですが、赤道儀側の電源ジャックのネジが短いようで届きません。
単にケースの穴が小さいだけなら、この際少し削ってみようかと思ったのですが...
しっかり奥まで差し込んでもこの状態 (^_^;)
そもそも電源ジャックのネジ部分自体が短すぎのようです。
こういうところも日本語Ver.だと改善されているのかなぁ?
追記
この後、暴走が再発し完治しました。
記事はこちら
↓押していただけると嬉しいです
さて、気を取り直してDEC暴走の原因究明です。
まずは、Advanced-GTの分解から書いてみます。
とはいえ、分解するには3つのネジを外すだけです。
RAカバー上側のネジと

RAカバーどまんなかにある大きめのネジ。
ここはネジ受けも嵌っているので、ネジ受けも外します。

最後はRAカバーの下側にあるネジです。

これら3つのネジを外すとRAカバーが外れます。

さて、もう一度基板を取り出して、現象の再現を行います。
そうしたところ、DECの暴走発生時に基板上のDECコネクタ(下の写真では右端)をいじると暴走が止まります。

よく見るとコネクタが抜けかかっているようにも見えます。
しかし、コネクタをしっかり押し込んでも、きっちりRAカバーを閉めると暴走が発生します。
わざと基板を反対向きにして収納してみましたが事象は変わりません。

コネクタの抜き差し等々していたところ、あることに気付きました。

DECのピンがおもいっきり曲がっています。
コネクタがモーターと干渉して曲がってしまったものと思われます。
これが原因かと思いまっすぐに直しましたが、やはり事象は変わりません。
しかし、暴走の再現をしていて徐々に原因が絞り込めてきました。
暴走発生時に上記コネクタを基板に押し付けるようにすると、ピタリと暴走が止まります。
そして、手を放すと暴走します。
やはり、コネクタもしくはピンに問題がありそうです。
最初に疑ったのは、ピンとコネクタの嵌合(かんごう:接触のこと)が良くないのかと思い、ピンをわざと途中から曲げてみました。

たまに電源プラグが緩くてコンセントから抜けやすい場合などにこんな風に少し曲げてやると良かったりするのですが、これも原因ではなかったようです。
ピンが曲がるほどの力が加わっていたせいで、コネクタ側の穴が緩くなっているのかもしれません。
そこで、中継ケーブルを作ってみました。

しかし、これでも暴走は発生し、コネクタをピンに押し付けると治まります。
どうも、ピンとコネクタの組み合わせでは無さそうです。
こういった応力がかかる部品の場合、ハンダが外れてしまう場合があります。
そこで、DECのピン部分のハンダを付け直してみます。

付け直すといっても、ハンダゴテを当てて溶かしただけですが。
結果は...ドンピシャ!
暴走は発生しません。
RAカバーをしっかり閉めても大丈夫です!
ふぅ〜「術式終了!(ブラック・ジャック風)」
やはりこの赤道儀はDECとRAのカバーが鬼門ですね。
ちなみに、最近になって知ったのですが、Advanced-GTの日本語バージョンが出ているみたいですね。
ちょっとだけ「いいな〜」と思ってしまいました。
日本語バージョンということは、赤道儀本体もバージョンアップしてカバーの干渉等々も改善されているのでしょうか?
そうそう、もう1つ気になっていることとして、付属の電源ケーブルには抜け落ち防止のリングがついているのですが、赤道儀側の電源ジャックのネジが短いようで届きません。
単にケースの穴が小さいだけなら、この際少し削ってみようかと思ったのですが...

しっかり奥まで差し込んでもこの状態 (^_^;)
そもそも電源ジャックのネジ部分自体が短すぎのようです。
こういうところも日本語Ver.だと改善されているのかなぁ?
追記
この後、暴走が再発し完治しました。
記事はこちら
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- 赤道儀いろいろ
- しぶんぎ座流星群
- Advanced-GT DEC暴走再発
- Advanced-GTのDEC暴走修理
- ガイド撮影(中望遠)
tag : Advanced-GT,
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コメント
Advanced-GTの暴走
Re: Advanced-GTの暴走
童夢2様
はじめまして。
年が明けてから動作チェックのため山に出動したのですが、アライメントの途中で暴走が再発してしまいました。
RAカバー下部を持ち上げるようにすると暴走が止まる傾向がありましたので、思い切ってRA下部のネジを外し、ネジ穴1個分位カバーが浮くような状態にしてみました。
先日、再度山に出動して確認したところアライメントや天体導入なども問題なく動作するようになりました。
もしかするとコネクタ部分の半田不良だけでなく、基板へ応力がかかることで、別の部分の接触不良が発生しているのかもしれません。
今はRAカバーのネジを外した状態でカバーが少々ぐらついてしまうので何らかの対策をして近いうちに記事にしたいと思います。
「no response 17」はDECモータとの通信ができない場合に出るメッセージのようです。
ですので、DECケーブルの接触不良の可能性も考えられます。
ご友人からDECのケーブルもお借りして確認してみてはいかがでしょうか。
尚、コントローラを入れ替える場合にはバージョンにご注意ください。
コントローラ内部のCPUと赤道儀側の2つのCPUはセットでバージョン管理されているようです。
DECのケーブルやコントローラを変えても暴走してしまう場合には、RAカバーを外した状態で動作確認してみてはどうでしょうか。
(基板がぶら下がった状態になるのでモーターなど金属部分に触ってのショートにご注意ください)
私のように基板への応力が原因の場合にはこれで治まると思います。
P.S
私の実家は花巻ですが、岩手だと光害も少なくていいですね~。
行きつけの山(^^;はスキー場なのですが、今年は雪が少なめのせいか夜間も照明をつけて人工降雪機を動かしています。
仙台から近い新たな観測場所を探しているところです。
はじめまして。
年が明けてから動作チェックのため山に出動したのですが、アライメントの途中で暴走が再発してしまいました。
RAカバー下部を持ち上げるようにすると暴走が止まる傾向がありましたので、思い切ってRA下部のネジを外し、ネジ穴1個分位カバーが浮くような状態にしてみました。
先日、再度山に出動して確認したところアライメントや天体導入なども問題なく動作するようになりました。
もしかするとコネクタ部分の半田不良だけでなく、基板へ応力がかかることで、別の部分の接触不良が発生しているのかもしれません。
今はRAカバーのネジを外した状態でカバーが少々ぐらついてしまうので何らかの対策をして近いうちに記事にしたいと思います。
「no response 17」はDECモータとの通信ができない場合に出るメッセージのようです。
ですので、DECケーブルの接触不良の可能性も考えられます。
ご友人からDECのケーブルもお借りして確認してみてはいかがでしょうか。
尚、コントローラを入れ替える場合にはバージョンにご注意ください。
コントローラ内部のCPUと赤道儀側の2つのCPUはセットでバージョン管理されているようです。
DECのケーブルやコントローラを変えても暴走してしまう場合には、RAカバーを外した状態で動作確認してみてはどうでしょうか。
(基板がぶら下がった状態になるのでモーターなど金属部分に触ってのショートにご注意ください)
私のように基板への応力が原因の場合にはこれで治まると思います。
P.S
私の実家は花巻ですが、岩手だと光害も少なくていいですね~。
行きつけの山(^^;はスキー場なのですが、今年は雪が少なめのせいか夜間も照明をつけて人工降雪機を動かしています。
仙台から近い新たな観測場所を探しているところです。
Adnanced-GT暴走その後
あたご様 おはようございます。
異常なしのAdnanced-GTをもう一台借りてきました。
HCを交換してみたりCPU基盤を交換してみたりしましたがダメでした。
ということは原因はCPU基盤ではない?のかと思います。あたご様の言うように原因が複数あることも考えられますので今からHCが接続される側の基盤も同時に交換してみようかと思います。
しかし、その前に接触不良を疑ってみてまずno response17を解決するために接触クリーナーで処置をしてみたいと思います。
海外のサイトには接触クリーナーを使うのは1回だけ! と注意を喚起している文言があります。
またバッテリー不足を疑ってみて! との記述もありますが今回の場合はそれはありませんね。
それにしてもこのオモチャには手を焼きます。満足に使えたのはホント1年未満です。その間使っていないときもあるので実質12~3回位のものでしょう。私のメインのロスマンディーなんか20年使っているのに全然問題なしです。やっぱりマニュアル機は良いですね~。
また結果が出たらメールします。
花巻がご実家ですか それは×2 お近くですね!
盛岡は今年は雪が多くて大変です。暗いところに行きたくても寒いし雪が深いところには行けないので今年はまだ実質活動はしてません。
異常なしのAdnanced-GTをもう一台借りてきました。
HCを交換してみたりCPU基盤を交換してみたりしましたがダメでした。
ということは原因はCPU基盤ではない?のかと思います。あたご様の言うように原因が複数あることも考えられますので今からHCが接続される側の基盤も同時に交換してみようかと思います。
しかし、その前に接触不良を疑ってみてまずno response17を解決するために接触クリーナーで処置をしてみたいと思います。
海外のサイトには接触クリーナーを使うのは1回だけ! と注意を喚起している文言があります。
またバッテリー不足を疑ってみて! との記述もありますが今回の場合はそれはありませんね。
それにしてもこのオモチャには手を焼きます。満足に使えたのはホント1年未満です。その間使っていないときもあるので実質12~3回位のものでしょう。私のメインのロスマンディーなんか20年使っているのに全然問題なしです。やっぱりマニュアル機は良いですね~。
また結果が出たらメールします。
花巻がご実家ですか それは×2 お近くですね!
盛岡は今年は雪が多くて大変です。暗いところに行きたくても寒いし雪が深いところには行けないので今年はまだ実質活動はしてません。
こんばんわ。
続報です。モジュラーコネクターの部分に接点復活剤をスプレーしました。
その結果no response17の表示は出なくなりました。
暴走に関しても電源投入後、即HCでのRA・DECを移動させてもみました。RAは問題ありません。そしてDECは、ボタンを押していきなりの暴走が治まりました。しかし、移動RATEがいきなりMAXの状態で動きます。RATEを1にしてもRAはスピードが変わりますが。DECは変化しません。
HOME PISITIONでGO TOをかけるとRAはきちんと止まりますがDECは廻りっぱなしですので途中でSWを切るしかありません。
さて、これからどうしたものでしょうね~!
続報です。モジュラーコネクターの部分に接点復活剤をスプレーしました。
その結果no response17の表示は出なくなりました。
暴走に関しても電源投入後、即HCでのRA・DECを移動させてもみました。RAは問題ありません。そしてDECは、ボタンを押していきなりの暴走が治まりました。しかし、移動RATEがいきなりMAXの状態で動きます。RATEを1にしてもRAはスピードが変わりますが。DECは変化しません。
HOME PISITIONでGO TOをかけるとRAはきちんと止まりますがDECは廻りっぱなしですので途中でSWを切るしかありません。
さて、これからどうしたものでしょうね~!
Re: タイトルなし
> 暴走に関しても電源投入後、即HCでのRA・DECを移動させてもみました。RAは問題ありません。そしてDECは、ボタンを押していきなりの暴走が治まりました。しかし、移動RATEがいきなりMAXの状態で動きます。RATEを1にしてもRAはスピードが変わりますが。DECは変化しません。
> HOME PISITIONでGO TOをかけるとRAはきちんと止まりますがDECは廻りっぱなしですので途中でSWを切るしかありません。
その事象は、正に私と同じです。
新たな記事に書いたのですが、DECモータからCPUまでの経路全てをチェックする必要があります。
もしかすると、コネクタ類が載っている基板とCPU基板を接続しているケーブルに問題があるかもしれません。
ロスマンディーをお持ちなのですね。
対象の位置が分かっていればマニュアル機の方が素早く導入出来ますよね。
何より星を辿って目的の天体を見つけた時の喜びがいいですね。
ロスマンディーがあるということは、Advanced-GTはサブ機でしょうか。
羨ましいです。
私はボンビーなのでAdvanced-GTがメイン機です。
機材紹介にも書きましたが25年以上前の15cm反射がメインですし、RV-85もポタ赤として使っています。
愛着もあるのですが、「あるものは限界まで使い倒したい」という気持ちからです。
根っからの貧乏性ですね。
おかげでいつもマイナー路線の茨道です(^_^;)
> HOME PISITIONでGO TOをかけるとRAはきちんと止まりますがDECは廻りっぱなしですので途中でSWを切るしかありません。
その事象は、正に私と同じです。
新たな記事に書いたのですが、DECモータからCPUまでの経路全てをチェックする必要があります。
もしかすると、コネクタ類が載っている基板とCPU基板を接続しているケーブルに問題があるかもしれません。
ロスマンディーをお持ちなのですね。
対象の位置が分かっていればマニュアル機の方が素早く導入出来ますよね。
何より星を辿って目的の天体を見つけた時の喜びがいいですね。
ロスマンディーがあるということは、Advanced-GTはサブ機でしょうか。
羨ましいです。
私はボンビーなのでAdvanced-GTがメイン機です。
機材紹介にも書きましたが25年以上前の15cm反射がメインですし、RV-85もポタ赤として使っています。
愛着もあるのですが、「あるものは限界まで使い倒したい」という気持ちからです。
根っからの貧乏性ですね。
おかげでいつもマイナー路線の茨道です(^_^;)
やったー
この記事はすごい!
思わず、かしわ手ならぬ拍手を送りました。
今後の経過が大事ですが、今まで様々な暴走のトラブルに見舞われていた方にとっての大きな福音となるでしょう。そして私にも!
あたご様と同じ症状ということなら、私も同じ箇所の導通を測って同様の状態であればバイパス手術を行ってみたいと思います。
その際、違う箇所の不具合の場合、対処の方法も同じようにはいかないと思います(つまりドコとドコを繋げるか)のでまたご教示をいただきたいと思います。
ロスマンディはなかなか良い器械ですが、この厳冬期にセットや撤収に時間がかかるのがネックです。友人にUJIのSKY MAXⅡを持ってるのがいますが、これはあっという間に完了します。
メインの鏡筒はC11ですが、ひょんなことからC8がタダで転がり込んできたのでそれに合う架台としてAdvanced-GTを選択したわけです。
全国的に有名なT千秋さん・N主一さんなども持っているようですが
この方々のAdvanced-GTは大丈夫なんですかね~。
思わず、かしわ手ならぬ拍手を送りました。
今後の経過が大事ですが、今まで様々な暴走のトラブルに見舞われていた方にとっての大きな福音となるでしょう。そして私にも!
あたご様と同じ症状ということなら、私も同じ箇所の導通を測って同様の状態であればバイパス手術を行ってみたいと思います。
その際、違う箇所の不具合の場合、対処の方法も同じようにはいかないと思います(つまりドコとドコを繋げるか)のでまたご教示をいただきたいと思います。
ロスマンディはなかなか良い器械ですが、この厳冬期にセットや撤収に時間がかかるのがネックです。友人にUJIのSKY MAXⅡを持ってるのがいますが、これはあっという間に完了します。
メインの鏡筒はC11ですが、ひょんなことからC8がタダで転がり込んできたのでそれに合う架台としてAdvanced-GTを選択したわけです。
全国的に有名なT千秋さん・N主一さんなども持っているようですが
この方々のAdvanced-GTは大丈夫なんですかね~。
Re: やったー
> あたご様と同じ症状ということなら、私も同じ箇所の導通を測って同様の状態であればバイパス手術を行ってみたいと思います。
うまくいくといいですね。
> その際、違う箇所の不具合の場合、対処の方法も同じようにはいかないと思います(つまりドコとドコを繋げるか)のでまたご教示をいただきたいと思います。
多少なりともお力になれたら幸いです。
> ロスマンディはなかなか良い器械ですが、この厳冬期にセットや撤収に時間がかかるのがネックです。友人にUJIのSKY MAXⅡを持ってるのがいますが、これはあっという間に完了します。
SKYMAXって調べてみたらデカイじゃないですか。
これって、移動でも使えるんですか。(?_?;)
運搬が大変そうですね。
セッティングは私も時間がかかります。
あまりに時間がかかるので、セッティング中に雲が出てきてしまうこともしばしば。
今度ビデオにでもとって、作業の効率化を図りたいと思います。
> メインの鏡筒はC11ですが、ひょんなことからC8がタダで転がり込んできたのでそれに合う架台としてAdvanced-GTを選択したわけです。
C8をタダでくれるお友達がいるなんて、なんと羨ましい...
> 全国的に有名なT千秋さん・N主一さんなども持っているようですが
> この方々のAdvanced-GTは大丈夫なんですかね~。
え~そうなんですか?
あの方達でもこんな廉価赤道儀使うんですね。
意外です。
うまくいくといいですね。
> その際、違う箇所の不具合の場合、対処の方法も同じようにはいかないと思います(つまりドコとドコを繋げるか)のでまたご教示をいただきたいと思います。
多少なりともお力になれたら幸いです。
> ロスマンディはなかなか良い器械ですが、この厳冬期にセットや撤収に時間がかかるのがネックです。友人にUJIのSKY MAXⅡを持ってるのがいますが、これはあっという間に完了します。
SKYMAXって調べてみたらデカイじゃないですか。
これって、移動でも使えるんですか。(?_?;)
運搬が大変そうですね。
セッティングは私も時間がかかります。
あまりに時間がかかるので、セッティング中に雲が出てきてしまうこともしばしば。
今度ビデオにでもとって、作業の効率化を図りたいと思います。
> メインの鏡筒はC11ですが、ひょんなことからC8がタダで転がり込んできたのでそれに合う架台としてAdvanced-GTを選択したわけです。
C8をタダでくれるお友達がいるなんて、なんと羨ましい...
> 全国的に有名なT千秋さん・N主一さんなども持っているようですが
> この方々のAdvanced-GTは大丈夫なんですかね~。
え~そうなんですか?
あの方達でもこんな廉価赤道儀使うんですね。
意外です。
あたご様こんばんわ!
実際のバイパス手術をする前にひとつ確認させていただきたいことがあります。
それは、赤緯のモーターの後ろにくっついているエンコーダのセンサーカバーを外すと赤いLEDの点灯が確認できますでしょうか?
ちなみに、赤経もカバーを外すとチャント赤LEDが点灯しています。
私のGTは赤緯のLEDは無灯です。
この状態で同じオペレーションをしても良いのか と考えてしまったのです。
あたご様のご見解をお聞かせ頂ければ幸いです。
実際のバイパス手術をする前にひとつ確認させていただきたいことがあります。
それは、赤緯のモーターの後ろにくっついているエンコーダのセンサーカバーを外すと赤いLEDの点灯が確認できますでしょうか?
ちなみに、赤経もカバーを外すとチャント赤LEDが点灯しています。
私のGTは赤緯のLEDは無灯です。
この状態で同じオペレーションをしても良いのか と考えてしまったのです。
あたご様のご見解をお聞かせ頂ければ幸いです。
Re: タイトルなし
童夢2さん
亀レスですみません。
> 実際のバイパス手術をする前にひとつ確認させていただきたいことがあります。
>
> それは、赤緯のモーターの後ろにくっついているエンコーダのセンサーカバーを外すと赤いLEDの点灯が確認できますでしょうか?
> ちなみに、赤経もカバーを外すとチャント赤LEDが点灯しています。
> 私のGTは赤緯のLEDは無灯です。
確認してみました。
LEDは点灯しています。
このLEDの光が回転盤に印刷されている黒い部分を検出するための光源になりますので、これが光っていないと暴走しますね。
> この状態で同じオペレーションをしても良いのか と考えてしまったのです。
> あたご様のご見解をお聞かせ頂ければ幸いです。
以前CPUボードをご友人のものと交換しても同じ事象が発生したとのことでしたので、ジャンパの作業を行う前に以下を確認してみてはいかがでしょうか。
・赤経のカバー(コネクタ基板)とCPU基板をつないでいる両端に赤いコネクタのあるケーブルのうち、赤緯用のケーブルをご友人のものと交換して動作確認してみる。
・赤緯モーターのエンコーダに繋がっているコネクタの各ピンと赤緯カバー内の基板側のコネクタ(赤)の各ピンとの道通の確認
もし、これらを行なっても異常が見つからない場合には、少々怖いですが赤道儀の電源を入れた状態で赤緯のエンコーダ基板の各ピン間の電圧を確認してみてください。
おそらくですが、エンコーダ基板の1番ピン(四角いランド)が電源(5V)もしくはGNDになっていると思います。
1番ピンと他のピンとの間の電圧を測ってみて、どれかのピン(おそらくは3番ピン)に5Vの電圧が来ているのにLEDが点灯しないのであれば、エンコーダ基板の故障であり、修理に出されたほうがよろしいと思います。
もし、電圧が来ていないのであれば赤緯ユニットのCPU基板〜エンコーダ基板の経路の何処かで断線や接触不良が発生しているものと思います。
もし途中の経路に問題がないのであれば、別記事に書きましたようにコネクタ(ヘッダピン)のハンダ部分とその先に伸びているビア間の導通を確認してみてください。
導通のないピンがあれば、そのピンのパターン剥がれが起きていると考えられます。
くれぐれも電源を入れた状態での確認時にはショートに気をつけてください。
亀レスですみません。
> 実際のバイパス手術をする前にひとつ確認させていただきたいことがあります。
>
> それは、赤緯のモーターの後ろにくっついているエンコーダのセンサーカバーを外すと赤いLEDの点灯が確認できますでしょうか?
> ちなみに、赤経もカバーを外すとチャント赤LEDが点灯しています。
> 私のGTは赤緯のLEDは無灯です。
確認してみました。
LEDは点灯しています。
このLEDの光が回転盤に印刷されている黒い部分を検出するための光源になりますので、これが光っていないと暴走しますね。
> この状態で同じオペレーションをしても良いのか と考えてしまったのです。
> あたご様のご見解をお聞かせ頂ければ幸いです。
以前CPUボードをご友人のものと交換しても同じ事象が発生したとのことでしたので、ジャンパの作業を行う前に以下を確認してみてはいかがでしょうか。
・赤経のカバー(コネクタ基板)とCPU基板をつないでいる両端に赤いコネクタのあるケーブルのうち、赤緯用のケーブルをご友人のものと交換して動作確認してみる。
・赤緯モーターのエンコーダに繋がっているコネクタの各ピンと赤緯カバー内の基板側のコネクタ(赤)の各ピンとの道通の確認
もし、これらを行なっても異常が見つからない場合には、少々怖いですが赤道儀の電源を入れた状態で赤緯のエンコーダ基板の各ピン間の電圧を確認してみてください。
おそらくですが、エンコーダ基板の1番ピン(四角いランド)が電源(5V)もしくはGNDになっていると思います。
1番ピンと他のピンとの間の電圧を測ってみて、どれかのピン(おそらくは3番ピン)に5Vの電圧が来ているのにLEDが点灯しないのであれば、エンコーダ基板の故障であり、修理に出されたほうがよろしいと思います。
もし、電圧が来ていないのであれば赤緯ユニットのCPU基板〜エンコーダ基板の経路の何処かで断線や接触不良が発生しているものと思います。
もし途中の経路に問題がないのであれば、別記事に書きましたようにコネクタ(ヘッダピン)のハンダ部分とその先に伸びているビア間の導通を確認してみてください。
導通のないピンがあれば、そのピンのパターン剥がれが起きていると考えられます。
くれぐれも電源を入れた状態での確認時にはショートに気をつけてください。
DECセンサーLEDの
点灯しなかった原因がわkりました。
未だ途中ですが、DECのカールコードのRAモーターカバー側のコネクターの接点不良でした。
DECのLEDが点灯しているようにしてDirrectionボタンを押しても、やはりMAXスピードで動きます。
未だ途中ですが、DECのカールコードのRAモーターカバー側のコネクターの接点不良でした。
DECのLEDが点灯しているようにしてDirrectionボタンを押しても、やはりMAXスピードで動きます。
DECのLEDが点灯した状態でDirrectionボタンを押すとDECの暴走が始まります。
Re: DECセンサーLEDの
お、一歩前進ですね。
DECとRAのカバーを外した状態でしたら、エンコーダからCPU基板までの導通を確認してみてはいかがでしょうか。
DECモーター付近の配線の並びから、おそらく以下の様に繋がっていると思われます。
(いずれも四角いランドが1番ピンです)
エンコーダ RAにあるCPU基板のDECコネクタ
1番ピン(四角いランド) 3番ピン
2番ピン 4番ピン
3番ピン 5番ピン
4番ピン 6番ピン
エンコーダーと基板間で上記に導通があれば、CPU基板上の問題になりそうです。
他の方のブログでCPU基板上のDECとRAのコネクタを入れ替えても動くようなことが書かれていました。
もしそれが正しければ、
RAカバーコネクタ基板→CPU基板上のDECコネクタとなっている配線を
RAカバーコネクタ基板→CPU基板上のRAコネクタに繋いで
コントローラのRAボタンでDECが動かせるはずです。
その時
・暴走する場合:DECエンコーダ〜CPU基板へ刺さるケーブルのコネクタ間のどこかで信号が切れている
・暴走しない場合:CPU基盤に問題がある
という切り分けができると思います。
DECとRAのカバーを外した状態でしたら、エンコーダからCPU基板までの導通を確認してみてはいかがでしょうか。
DECモーター付近の配線の並びから、おそらく以下の様に繋がっていると思われます。
(いずれも四角いランドが1番ピンです)
エンコーダ RAにあるCPU基板のDECコネクタ
1番ピン(四角いランド) 3番ピン
2番ピン 4番ピン
3番ピン 5番ピン
4番ピン 6番ピン
エンコーダーと基板間で上記に導通があれば、CPU基板上の問題になりそうです。
他の方のブログでCPU基板上のDECとRAのコネクタを入れ替えても動くようなことが書かれていました。
もしそれが正しければ、
RAカバーコネクタ基板→CPU基板上のDECコネクタとなっている配線を
RAカバーコネクタ基板→CPU基板上のRAコネクタに繋いで
コントローラのRAボタンでDECが動かせるはずです。
その時
・暴走する場合:DECエンコーダ〜CPU基板へ刺さるケーブルのコネクタ間のどこかで信号が切れている
・暴走しない場合:CPU基盤に問題がある
という切り分けができると思います。
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まずは、あけましておめでとうございます。
たくさんのAdvanced-GTの暴走事故が報告されていますが、私のGT
もそのウィルスに感染しています。今の個体は2人目で最初の個体も
同一症状でサイトロンさんで交換してもらいました。
しかし、取り替えてもらったのは良いのですがまたしてもDECの暴走が始まりました。今回は、「no response 17」のメッセージのオマケまでついてきました。
藁にもすがる思いで、「あたご工房」さんの記事を興味深く拝見させていただきました。私もDECのコネクター基盤取り付け部分のハンダ固定をトライしてみました。
結果、改善することはありませんでした。
DECモーターのコネクターや各ケーブルの導通も調べましたが異常はありません。ほとほと困ってしまいました。
残る原因は、CPU基盤とハンドコントローラーだけです。私の周りにはGT赤道儀を所有しているものが他に2人いますのでコントローラーを借りてチェックしてみることが可能なので後日やってみましょうか。
他に考えられる原因がありますかね~。
「あたご工房」さんのGTのその後は順調ですか?