あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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Tリング改造と対象確認アダプタの製作
さて、ToDoにあったもので、すぐに材料が手に入るものを片付けてしまいます。
まずはTリングのイモネジ交換です。
ホームセンターでM3ネジを買って来ました。
ネジ交換のためTリングのイモネジを外します。
この時点で、なんかイモネジが小さい感じがしていましたが、いざ買ってきたネジを入れようとしてもサイズが合いません。
目視では殆ど同じに見えます。
ノギスで測ってみます。
まずはM3ネジ。
2.9mm。
M3なので当然といえば当然ですが。
一方、イモネジは
2.5mmでした。
このTリングは確かCanon純正だったと思います。
これとは別にオークションで手に入れた安いTリングがあります。
こちらのイモネジは少し大きいようなので、ノギスで確認。
お、M3です。
ということで、安い方のTリングのネジを交換します。
イモネジをすべて外してみたところ、1本だけ平らでした。
ネジ交換後。
お、結構良い感じ。
最近の望遠鏡は2インチ接眼部で、こんな面倒なことしなくても簡単にカメラの向きを変えられるんだろうなぁ。
さて、お次は対象確認アダプタの製作です。
カメラレンズのダストキャップは新品でも300円位でした。
問題はスリーブです。
いろいろと機材を漁っていたところ、こんなものを発見しました。
確か高校生くらいの頃に親戚からもらった地上プリズムです。
一度も使った覚えがありません。
これを使いましょう。
スリーブを外してみました。
あれ?穴が小さい。
そっか、直角プリズムを2つ繋いでいるので必然的にこんなサイズになるのでしょう。
ちなみに奥側に写っているのはポラリス60mm鏡筒のスリーブです。
このスリーブだと、視野がケラレてしまうかもしれません。
ま〜でも対象の導入を確認するだけなので、問題ないでしょう。
もし仮に使いものにならない場合は穴を広げてポラリス60mmのスリーブに交換すればいいだろうし。
ということで、作業開始。
まずは紙にダストキャップを写しとって
四つ折りにして中心点を求めて、キャップに写します。
この点が中心となるようにスリーブを当てて、外形をキャップに写します。
ここまでやって、「別に紙に中心点を移して云々」という作業はあまり意味が無いような気がしました。
精度はそれほど求められないだろうから目分量で位置決めするだけでもいいかもしれません。
あとはドリルで穴をあけて
リーマで整形。スリーブを木工用ボンドで固定しました。
木工用ボンドを使ったのは、万が一スリーブを取り替える際に綺麗に剥がせるためです。
中心も外れていないようです。
「小さな事からコツコツと」といった感じですね。
↓押していただけると嬉しいです
まずはTリングのイモネジ交換です。
ホームセンターでM3ネジを買って来ました。
ネジ交換のためTリングのイモネジを外します。

この時点で、なんかイモネジが小さい感じがしていましたが、いざ買ってきたネジを入れようとしてもサイズが合いません。

目視では殆ど同じに見えます。
ノギスで測ってみます。
まずはM3ネジ。

2.9mm。
M3なので当然といえば当然ですが。
一方、イモネジは

2.5mmでした。
このTリングは確かCanon純正だったと思います。

これとは別にオークションで手に入れた安いTリングがあります。

こちらのイモネジは少し大きいようなので、ノギスで確認。

お、M3です。
ということで、安い方のTリングのネジを交換します。
イモネジをすべて外してみたところ、1本だけ平らでした。

ネジ交換後。

お、結構良い感じ。
最近の望遠鏡は2インチ接眼部で、こんな面倒なことしなくても簡単にカメラの向きを変えられるんだろうなぁ。
さて、お次は対象確認アダプタの製作です。
カメラレンズのダストキャップは新品でも300円位でした。
問題はスリーブです。
いろいろと機材を漁っていたところ、こんなものを発見しました。

確か高校生くらいの頃に親戚からもらった地上プリズムです。
一度も使った覚えがありません。
これを使いましょう。
スリーブを外してみました。

あれ?穴が小さい。
そっか、直角プリズムを2つ繋いでいるので必然的にこんなサイズになるのでしょう。
ちなみに奥側に写っているのはポラリス60mm鏡筒のスリーブです。
このスリーブだと、視野がケラレてしまうかもしれません。
ま〜でも対象の導入を確認するだけなので、問題ないでしょう。
もし仮に使いものにならない場合は穴を広げてポラリス60mmのスリーブに交換すればいいだろうし。
ということで、作業開始。
まずは紙にダストキャップを写しとって

四つ折りにして中心点を求めて、キャップに写します。

この点が中心となるようにスリーブを当てて、外形をキャップに写します。

ここまでやって、「別に紙に中心点を移して云々」という作業はあまり意味が無いような気がしました。
精度はそれほど求められないだろうから目分量で位置決めするだけでもいいかもしれません。
あとはドリルで穴をあけて

リーマで整形。スリーブを木工用ボンドで固定しました。
木工用ボンドを使ったのは、万が一スリーブを取り替える際に綺麗に剥がせるためです。

中心も外れていないようです。

「小さな事からコツコツと」といった感じですね。
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