あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
| ホーム |
カセットガスストーブ追加改造
前回パワーブースター改造を行いましたが、その後氷点下の物置で試運転してみたところ、やはり熱量が足りないようです。
熱量を増やす追加改造を行なってみました。
ストーブのバーナー周辺の黒い部分ですが、実はあまり熱くありません。
我慢すれば何とか触っていられるくらいの温度です。
※良い子は真似しないでね
つまり、思ったほと熱を伝えない材質のようです。
裏側ではプラスチックの枠にネジ止めされていました。
プラスチックが溶けるほどの温度にはならないということです。
そうなると別のところから熱を取る必要があります。
最初のレビューで輻射熱よりも上に抜ける熱気が熱いという事を書きました。
この熱気を使うしかなさそうです。
本体のほとんどがプラスチックなので熱気が少しでも離れるようひさしがついています。
集熱部位をこの庇よりも前方に出す必要があります。
熱を引っ張っていくものとしてヒートパイプというものがあります。
内部には温度変化で気化したり液化したりするガスが封入してあって熱交換効率がいいそうです。
ただ、内部が二重構造になっているため曲げ加工などは難しいようです。
今回はそこまで大げさでなくとも良いですし、何より曲げ加工をしないと前回取り付けたアルミ板に届きそうにありません。
そこで、今回は家にあった真鍮パイプをヒートパイプ代わりに使うことにしました。
このパイプをアルミ板に取り付けて、前面上部のスリットから庇の前まで伸ばします。
ただ、ちょっと太かったようです。
パイプを潰すしかありません。
ペンチで挟んで体重をかけると簡単に変形します。
断面はこんな感じです。
結構潰しましたが、コレくらいしないとスリットを通りません。
アルミ板上部はスリットの高さまで無いため、約90度に曲げ加工しました。
アルミ板への取り付けにはスチールクランプという部品を使いました。
取り付けるとこんな感じになりました。
少しでも熱が伝わるようにアルミ板と真鍮パイプの隙間にCPUクーラー用のシリコングリスを塗りこみました。
再度、氷点下の物置で実験です。
前回から引き続き同じボンベを使っているため、だいぶ中身が減ってきています。
パワーブースターが温まるまでは効果が出ないので、最初の5分くらいは時々手でボンベを温めましたが、5分経過後くらいからパワーブースターがほんのり温かくなって来ました。
ボンベがだいぶ空に近いのでMAXの火力ではなく、「ブー・・・」と燃焼音もしていますが消えそうになることもなく15分程度はその状態をキープしていました。
ひとまずは成功です。
次は現地運用で確認しようと思います。
※再改造しました。
↓押していただけると嬉しいです
熱量を増やす追加改造を行なってみました。
ストーブのバーナー周辺の黒い部分ですが、実はあまり熱くありません。
我慢すれば何とか触っていられるくらいの温度です。
※良い子は真似しないでね

つまり、思ったほと熱を伝えない材質のようです。
裏側ではプラスチックの枠にネジ止めされていました。
プラスチックが溶けるほどの温度にはならないということです。
そうなると別のところから熱を取る必要があります。
最初のレビューで輻射熱よりも上に抜ける熱気が熱いという事を書きました。
この熱気を使うしかなさそうです。
本体のほとんどがプラスチックなので熱気が少しでも離れるようひさしがついています。

集熱部位をこの庇よりも前方に出す必要があります。
熱を引っ張っていくものとしてヒートパイプというものがあります。
内部には温度変化で気化したり液化したりするガスが封入してあって熱交換効率がいいそうです。
ただ、内部が二重構造になっているため曲げ加工などは難しいようです。
今回はそこまで大げさでなくとも良いですし、何より曲げ加工をしないと前回取り付けたアルミ板に届きそうにありません。
そこで、今回は家にあった真鍮パイプをヒートパイプ代わりに使うことにしました。

このパイプをアルミ板に取り付けて、前面上部のスリットから庇の前まで伸ばします。
ただ、ちょっと太かったようです。

パイプを潰すしかありません。
ペンチで挟んで体重をかけると簡単に変形します。

断面はこんな感じです。

結構潰しましたが、コレくらいしないとスリットを通りません。

アルミ板上部はスリットの高さまで無いため、約90度に曲げ加工しました。

アルミ板への取り付けにはスチールクランプという部品を使いました。

取り付けるとこんな感じになりました。

少しでも熱が伝わるようにアルミ板と真鍮パイプの隙間にCPUクーラー用のシリコングリスを塗りこみました。
再度、氷点下の物置で実験です。

前回から引き続き同じボンベを使っているため、だいぶ中身が減ってきています。
パワーブースターが温まるまでは効果が出ないので、最初の5分くらいは時々手でボンベを温めましたが、5分経過後くらいからパワーブースターがほんのり温かくなって来ました。
ボンベがだいぶ空に近いのでMAXの火力ではなく、「ブー・・・」と燃焼音もしていますが消えそうになることもなく15分程度はその状態をキープしていました。

ひとまずは成功です。
次は現地運用で確認しようと思います。
※再改造しました。
↓押していただけると嬉しいです
- 関連記事
-
- あけましておめでとうございます
- 500円玉貯金開封
- カセットガスストーブ追加改造
- カセットガスストーブ改造
- auひかり乗り換え
tag : カセットガスストーブ,
<<仙台市天文台まつり | ホーム | フラットフレーム用照明作製>>
コメント
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |