あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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150SLで直焦点撮影(M81)
150SLの 直焦点撮影ですが、前回M42の反省を踏まえ露出時間を伸ばして挑戦です。
鏡筒のチューニング前の画像として記録したいので、あまり季節に影響されない対象であることと、その中でも写りやすいものが良いだろうと考え、おおぐま座にあるM81という銀河にしました。
今回は10分×10枚と5分×5枚を撮影しました。
ガイドエラーのあった数枚を除き10分露出8枚、5分露出4枚をそれぞれコンポジット。
最後に10分画像と5分画像を手で加算平均コンポジットという流れで行いました。
MIZAR 150SL
Canon EOS X2(IR改造) ISO1600
Celestron Advanced-GT
MC-90L+NexGuideにてオートガイド
2013/3/16 1:08 泉ヶ岳にて
10分×8+5分×4 Regim+GIMPにて画像処理
M81はまぁまぁ良い感じですね。腕の構造も出ていますし。
ただ、隣にあるM82は少々階調が飛んでしまっています。
M81は10分露出の方が断然表現力があるのですが、M82は5分露出の方が色味やコントラストに優れていました。
覆い焼きとかってのをやるといいのかな?
さて、コンポジットした画像では分かりにくいのですが、相変わらず中心付近の星像が、真円になっていません。
5分露出の1枚を拡大してみました。
右上に写っているのがM81です。
全体的に同じ傾向なのですが、矢印で示した星が特に分かりやすいです。
横向きの卵のような形です。スパイダによる光条も右寄りになっています。
ガイドエラーであれば線状に写るはずですし、上記傾向は5枚の5分画像全てで同じでした。
また、コンポジット画像ではバックグランドのレベルをだいぶ落としたので目立っていませんが、周辺減光も大きく偏っています。(右側が明るい)
上記の状況から、どうも光軸がずれているように思われます。
もう少し星雲・星団・惑星を撮って基準画像を増やそうと思います。
次はフクロウ星雲(M97)にしてみようと思います。
↓押していただけると嬉しいです
鏡筒のチューニング前の画像として記録したいので、あまり季節に影響されない対象であることと、その中でも写りやすいものが良いだろうと考え、おおぐま座にあるM81という銀河にしました。
今回は10分×10枚と5分×5枚を撮影しました。
ガイドエラーのあった数枚を除き10分露出8枚、5分露出4枚をそれぞれコンポジット。
最後に10分画像と5分画像を手で加算平均コンポジットという流れで行いました。

MIZAR 150SL
Canon EOS X2(IR改造) ISO1600
Celestron Advanced-GT
MC-90L+NexGuideにてオートガイド
2013/3/16 1:08 泉ヶ岳にて
10分×8+5分×4 Regim+GIMPにて画像処理
M81はまぁまぁ良い感じですね。腕の構造も出ていますし。
ただ、隣にあるM82は少々階調が飛んでしまっています。
M81は10分露出の方が断然表現力があるのですが、M82は5分露出の方が色味やコントラストに優れていました。
覆い焼きとかってのをやるといいのかな?
さて、コンポジットした画像では分かりにくいのですが、相変わらず中心付近の星像が、真円になっていません。
5分露出の1枚を拡大してみました。
右上に写っているのがM81です。

全体的に同じ傾向なのですが、矢印で示した星が特に分かりやすいです。
横向きの卵のような形です。スパイダによる光条も右寄りになっています。
ガイドエラーであれば線状に写るはずですし、上記傾向は5枚の5分画像全てで同じでした。
また、コンポジット画像ではバックグランドのレベルをだいぶ落としたので目立っていませんが、周辺減光も大きく偏っています。(右側が明るい)
上記の状況から、どうも光軸がずれているように思われます。
もう少し星雲・星団・惑星を撮って基準画像を増やそうと思います。
次はフクロウ星雲(M97)にしてみようと思います。
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tag : 150SL,Advanced-GT,天体写真,
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