あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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いろいろ工作
満月期ということもあり、天文関係の細々とした電子工作をしてみました。
まずはNexGuideの電源ケーブルを作ります。
NexGuideには電池ボックスが付属していますが、長時間ガイドの場合に電池の消耗が心配です。
途中でガイドが止まったら目も当てられません。
NexGuideの仕様では電源は6~14Vで、なるべくこの定格内で低めの電圧が好ましいようです。
最初に製作したバッテリ電源ではEOS用を想定した7.5Vの出力が3つあります。
これをNexGuideの電源に流用します。
NexGuideの電源プラグですが、なんかちょっと真ん中の穴が小さい気がします。
手持ちの2.1mm電源プラグだともしかして少しゆるいかも?
ま、そんなに高いものではないので試しに作ってみます。
ケーブルはホームセンターで売っているELPA製赤黒ケーブルを使います。
この電源プラグにハンダ付けするのにちょうどいい太さのケーブルです。
とっても簡単なので製作途中は割愛です。(^^;
NexGuideとバッテリを繋いで動作確認です。
バッチリ動いてくれました。
これだけではネタとしてつまらないので極軸望遠鏡やファインダに使える明視野照明装置を作ります。
電源は単3×1本で、調光機能をもたせます。
基本はタイマICである555を使ったPWM回路と秋月の1.5V電池☆白色LED投光キットの回路の組み合わせです。
トランジスタをONにしてコイルにエネルギーを貯め、トランジスタOFF時に電池+コイルの電圧(実際にはLEDのVFで制限されます)がLEDにかかり、1.5V以上の電圧を発生させる事ができます。
コイルに貯めるエネルギーはトランジスタのON時間で決まるのでPWMでその時間をいじってやれば輝度も変化するという原理です。
ケースも秋月のキット同様に単3×2の電池ボックスを使います。
コイルは手持ちにちょうどいい物がなかったため、ガーデンライト(太陽電池で光るタイプ)の壊れたものからひっぺがしました。
ボリュームの大きさが微妙で、そのままでは蓋が閉まりませんでした。
色々と考えて、蓋の裏側のボリュームに当たる部分を削って薄くすることで何とか入りました。
ボリュームを絞った状態です。
LEDの光は指向性が強いので、光拡散キャップを取り付けています。
最大輝度にするとこんな感じです。
実はコンデンサに接続しているダイオードの向きを逆にしてしまったため、右に回すと暗くなり、左に回すと明るくなってしまいました。
実用上問題もないですし、ダイオードを付け直すのが面倒なので、このままにします。
一応単3×1本でLEDを光らせて、輝度も変化させられました。
ただ、できればボリュームを絞った際にもっと暗くなってほしいものです。
実際に使ってみて明るすぎた場合にはPWMのデューティが小さくなるように抵抗を追加しようと思います。
↓押していただけると嬉しいです
まずはNexGuideの電源ケーブルを作ります。
NexGuideには電池ボックスが付属していますが、長時間ガイドの場合に電池の消耗が心配です。
途中でガイドが止まったら目も当てられません。

NexGuideの仕様では電源は6~14Vで、なるべくこの定格内で低めの電圧が好ましいようです。
最初に製作したバッテリ電源ではEOS用を想定した7.5Vの出力が3つあります。
これをNexGuideの電源に流用します。
NexGuideの電源プラグですが、なんかちょっと真ん中の穴が小さい気がします。

手持ちの2.1mm電源プラグだともしかして少しゆるいかも?

ま、そんなに高いものではないので試しに作ってみます。
ケーブルはホームセンターで売っているELPA製赤黒ケーブルを使います。
この電源プラグにハンダ付けするのにちょうどいい太さのケーブルです。

とっても簡単なので製作途中は割愛です。(^^;
NexGuideとバッテリを繋いで動作確認です。

バッチリ動いてくれました。
これだけではネタとしてつまらないので極軸望遠鏡やファインダに使える明視野照明装置を作ります。
電源は単3×1本で、調光機能をもたせます。
基本はタイマICである555を使ったPWM回路と秋月の1.5V電池☆白色LED投光キットの回路の組み合わせです。

トランジスタをONにしてコイルにエネルギーを貯め、トランジスタOFF時に電池+コイルの電圧(実際にはLEDのVFで制限されます)がLEDにかかり、1.5V以上の電圧を発生させる事ができます。
コイルに貯めるエネルギーはトランジスタのON時間で決まるのでPWMでその時間をいじってやれば輝度も変化するという原理です。
ケースも秋月のキット同様に単3×2の電池ボックスを使います。

コイルは手持ちにちょうどいい物がなかったため、ガーデンライト(太陽電池で光るタイプ)の壊れたものからひっぺがしました。
ボリュームの大きさが微妙で、そのままでは蓋が閉まりませんでした。
色々と考えて、蓋の裏側のボリュームに当たる部分を削って薄くすることで何とか入りました。
ボリュームを絞った状態です。
LEDの光は指向性が強いので、光拡散キャップを取り付けています。

最大輝度にするとこんな感じです。
実はコンデンサに接続しているダイオードの向きを逆にしてしまったため、右に回すと暗くなり、左に回すと明るくなってしまいました。
実用上問題もないですし、ダイオードを付け直すのが面倒なので、このままにします。

一応単3×1本でLEDを光らせて、輝度も変化させられました。
ただ、できればボリュームを絞った際にもっと暗くなってほしいものです。
実際に使ってみて明るすぎた場合にはPWMのデューティが小さくなるように抵抗を追加しようと思います。
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