あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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GWの成果
GW中は仙台市天文台のフォトコンに応募するための撮影をしました。
3〜4晩かかってロケハンや失敗を繰り返して、やっと完成したのがこの4枚です。
(見えにくい場合は、モニタの輝度を上げてみてください)
まず1枚目。
仙台大観音を前景にして北天を撮りました。
↑はSIGMAの24−70で撮ったものですが、これはキットレンズも含めて数回撮影していました。
キットレンズで一番最初に撮影したものはこんな感じです。
アングルは微妙に異なりますが、星景写真ではあまりレンズの差は出ない感じがします。
SIGMAの方が星の色が出ていないですが、観音様の顔を出そうと色々とトーンカーブをいじりすぎた感があります。
2枚目は仙台の夜景を使ったものです。
本当はアルタイルも入れて夏の大三角としたかったのですが、ちょうど雲が多く流れてしまったので、はくちょう座メインということにします。
夜景の中央、はくちょう座の真下にはシェルコムせんだいが写っています。
肉眼で見る分には夜景は綺麗ですが、星景写真にするとドギツいというか、うるさいですね。
夜景部分だけ露出少なめの画像にしようかと思ったのですが、空の色と合わなくなったのでやめました。
3枚目は短時間露光の1枚ものです。
シェルコムせんだいを前景にして昇るさそり座を撮りました。
きつめのディフュージョンフィルタを使ったので、ドームのハイライト部分がぼやけた感じになってしまいました。
露出は30秒で、ブログ用の写真ではほとんどわかりませんが、原画だと星が流れているのが分かります。
ナノトラッカーを使うべきだったかもしれません。
4枚目は同じくシェルコムせんだいのドームと昇り始めた月です。
なるべく月を大きく写したくて、できるだけドームから離れた場所で月とドームが重なる場所を探したのですが、見つかりませんでした。
結局ドームから割合近い所で撮影しました。
手前に写っているのは東北自動車道です。
ドームのシルエットを出そうとすると月が露出オーバーになるし、月の露出を適正にしようとすると真っ暗になるしで少々困りました。
後になって、月だけ比較暗合成すれば良いのではと思ったのですが、↑は露出1種類でしか撮っていませんでした。
でもよく見ると地球照がうっすら写っているので、これはこれでアリかもと思います。
星景写真を真面目に撮ったのは今回がほぼ初めてでした。
流星群の時にも撮影方法自体は一緒の事を何度もやりましたが、画像処理は適当でした。
星景写真だと前景の明るさの影響もあり、露出や色の調整、ノイズ除去など意外に難しいなぁと感じました。
それと、これら4枚の他にナノトラッカーを使ったものも撮影したのですが、街中だと北極星を見つけるのが大変です。
初めてデジカメカーチス法を試してみましたが、それはいずれ記事にしたいと思います。
↑の4枚は、もう少し手直しして応募しようと思います。
↓押していただけると嬉しいです
3〜4晩かかってロケハンや失敗を繰り返して、やっと完成したのがこの4枚です。
(見えにくい場合は、モニタの輝度を上げてみてください)
まず1枚目。
仙台大観音を前景にして北天を撮りました。

↑はSIGMAの24−70で撮ったものですが、これはキットレンズも含めて数回撮影していました。
キットレンズで一番最初に撮影したものはこんな感じです。

アングルは微妙に異なりますが、星景写真ではあまりレンズの差は出ない感じがします。
SIGMAの方が星の色が出ていないですが、観音様の顔を出そうと色々とトーンカーブをいじりすぎた感があります。
2枚目は仙台の夜景を使ったものです。

本当はアルタイルも入れて夏の大三角としたかったのですが、ちょうど雲が多く流れてしまったので、はくちょう座メインということにします。
夜景の中央、はくちょう座の真下にはシェルコムせんだいが写っています。
肉眼で見る分には夜景は綺麗ですが、星景写真にするとドギツいというか、うるさいですね。
夜景部分だけ露出少なめの画像にしようかと思ったのですが、空の色と合わなくなったのでやめました。
3枚目は短時間露光の1枚ものです。
シェルコムせんだいを前景にして昇るさそり座を撮りました。

きつめのディフュージョンフィルタを使ったので、ドームのハイライト部分がぼやけた感じになってしまいました。
露出は30秒で、ブログ用の写真ではほとんどわかりませんが、原画だと星が流れているのが分かります。
ナノトラッカーを使うべきだったかもしれません。
4枚目は同じくシェルコムせんだいのドームと昇り始めた月です。
なるべく月を大きく写したくて、できるだけドームから離れた場所で月とドームが重なる場所を探したのですが、見つかりませんでした。
結局ドームから割合近い所で撮影しました。

手前に写っているのは東北自動車道です。
ドームのシルエットを出そうとすると月が露出オーバーになるし、月の露出を適正にしようとすると真っ暗になるしで少々困りました。
後になって、月だけ比較暗合成すれば良いのではと思ったのですが、↑は露出1種類でしか撮っていませんでした。
でもよく見ると地球照がうっすら写っているので、これはこれでアリかもと思います。
星景写真を真面目に撮ったのは今回がほぼ初めてでした。
流星群の時にも撮影方法自体は一緒の事を何度もやりましたが、画像処理は適当でした。
星景写真だと前景の明るさの影響もあり、露出や色の調整、ノイズ除去など意外に難しいなぁと感じました。
それと、これら4枚の他にナノトラッカーを使ったものも撮影したのですが、街中だと北極星を見つけるのが大変です。
初めてデジカメカーチス法を試してみましたが、それはいずれ記事にしたいと思います。
↑の4枚は、もう少し手直しして応募しようと思います。
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