あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
| ホーム |
MacでH/W設計(回路図CAD編)
前回 予告したようにオープンソースH/W設計ツールであるgEDAの回路図CAD(gschem)の使い方を紹介したいと思います。
gschemを起動するとこんな画面が表示されます。
ツールバーのAND記号のアイコンを押して部品ライブラリリストを開きます。
この中から使用する部品を選んで画面に配置&配線ツールで部品間を繋いで回路図を書いていきます。
部品の数は膨大なのでカテゴリ毎のリストで当たりをつけるか、Filter欄に部品名(例えば抵抗ならばresisterなど)を入力すると絞り込みができます。
チュートリアルとして、ここでは抵抗を3つ並べてみます。
抵抗など定数指定が必要な部品の場合、以下のように定数を設定します。
まず部品をダブルクリックすると↓のようなウィンドウが開きます。
「名前」プルダウンメニューからvalueを選択し、「値」欄に定数を記述します。
ここでは1kΩとします。
最後にその下のプルダウンメニューから「値のみ表示」を選択して「追加」ボタンを押します。
するとこんな風に値が反映されます。
定数の位置がイマイチなので動かします。
一旦画面の適当な部分をクリックして、部品の選択状態を解除します。
その後定数値の文字列をクリックすると、定数文字列のみ選択状態となります。
あとは納得のいく位置に文字列を移動します。
さて、回路図では各部品の識別のためにR1やC2などのように部品に番号を振ります。
先ほどの定数設定ウィンドウでrefdesという属性がありましたが、あれが部品番号です。
この例のように3つしか部品を使わないのであれば手入力してもいいのですが、前回のように部品点数が多いと管理しきれなくなります。
このため、部品番号を自動で割り振ってくれる機能があります。
メニューの「アトリビュート」→「Autonumber Text...」を選択すると以下の様なウィンドウが開きます。
「Autonumber text in」プルダウンメニューから「Whole hierarchy」を選択し「適用ボタン」を押すと自動的に部品番号が割り当てられます。
これで部品ライブラリに登録されている部品であれば回路図を作成できるようになりました。
でも自分の使いたい部品が必ずしもライブラリに登録されているとは限りません。
このような場合には自分用のライブラリに新規部品を登録する必要があります。
長くなってしまいましたので続きは次回書きます。
↓押していただけると嬉しいです
gschemを起動するとこんな画面が表示されます。

ツールバーのAND記号のアイコンを押して部品ライブラリリストを開きます。

この中から使用する部品を選んで画面に配置&配線ツールで部品間を繋いで回路図を書いていきます。
部品の数は膨大なのでカテゴリ毎のリストで当たりをつけるか、Filter欄に部品名(例えば抵抗ならばresisterなど)を入力すると絞り込みができます。
チュートリアルとして、ここでは抵抗を3つ並べてみます。

抵抗など定数指定が必要な部品の場合、以下のように定数を設定します。
まず部品をダブルクリックすると↓のようなウィンドウが開きます。

「名前」プルダウンメニューからvalueを選択し、「値」欄に定数を記述します。
ここでは1kΩとします。
最後にその下のプルダウンメニューから「値のみ表示」を選択して「追加」ボタンを押します。
するとこんな風に値が反映されます。

定数の位置がイマイチなので動かします。
一旦画面の適当な部分をクリックして、部品の選択状態を解除します。
その後定数値の文字列をクリックすると、定数文字列のみ選択状態となります。
あとは納得のいく位置に文字列を移動します。

さて、回路図では各部品の識別のためにR1やC2などのように部品に番号を振ります。
先ほどの定数設定ウィンドウでrefdesという属性がありましたが、あれが部品番号です。
この例のように3つしか部品を使わないのであれば手入力してもいいのですが、前回のように部品点数が多いと管理しきれなくなります。
このため、部品番号を自動で割り振ってくれる機能があります。
メニューの「アトリビュート」→「Autonumber Text...」を選択すると以下の様なウィンドウが開きます。

「Autonumber text in」プルダウンメニューから「Whole hierarchy」を選択し「適用ボタン」を押すと自動的に部品番号が割り当てられます。

これで部品ライブラリに登録されている部品であれば回路図を作成できるようになりました。
でも自分の使いたい部品が必ずしもライブラリに登録されているとは限りません。
このような場合には自分用のライブラリに新規部品を登録する必要があります。
長くなってしまいましたので続きは次回書きます。
↓押していただけると嬉しいです
- 関連記事
-
- 物置エアコントローラの製作(パターン設計)
- MacでH/W設計(回路図CAD編 その2)
- MacでH/W設計(回路図CAD編)
- 物置エアコントローラの製作(回路設計)
- 物置エアコントローラの製作(システム設計)
tag : gEDA,
<<MacでH/W設計(回路図CAD編 その2) | ホーム | 物置エアコントローラの製作(回路設計)>>
コメント
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |