あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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十五夜
9月19日は十五夜でした。
以前も書きましたが毎月の満月を写真撮影しています。
天候不順で150SLの鏡筒塗装が済んでおらず、バラバラだったのを急いで組み立てました。
まずは主鏡中心にマークを貼り付けます。
主鏡と同じ大きさに切った型紙の中心に穴を開けておきます。
これを主鏡の上に乗せて中心にマジックで点を打ちます。
その点を中心とするように、パンチ穴補強シールを貼り付けます。
これで主鏡の準備はOKです。
次は斜鏡です。
斜鏡は以前書いたように、中のスポンジがダメになっていたのでホームセンターから適当なスポンジを買ってきました。
でもこの向きでは縦方向が足りません。
横に寝かせるとピッタリの幅です。
斜鏡の外形と同じサイズの直方体に切り出します。
斜鏡をあてがいながら斜めの線を引いたり、丸くカドを落としてみました。
スポンジは柔らかくてなかなか綺麗に切れませんでした。
ちょっと大きかったようなので、周辺を少し削って斜鏡セルに何とか入りました。
スポンジの弾力に負けないように斜鏡を押し込みながら爪を固定していきます。
今日は急いでいるので爪を接着剤で固定するのは後日とします。
主鏡と斜鏡を鏡筒に固定して光軸合わせです。
以前トライした時にはだいぶ苦戦しましたが、今回は比較的早く調整出来ました。
まずは光軸調整アイピース(国際光器製)で調整します。
ざっくりと斜鏡をドローチューブ中心に合わせた直後はこんな感じです。
ここから斜鏡の中心と主鏡の中心を合わせるように斜鏡の押しネジを調整していきます。
だいたい合いました。
ここからレーザーコリメータ(国際光器製)で追い込んでいきます。
レーザーを照射して筒先から覗くとこんな感じで主鏡中心マークからレーザーが外れています。
筒先から覗く際にはレーザーが直接目に入らないよう鏡筒の蓋などでレーザーが斜鏡から外れていないかを確認してからが良いと思います。
レーザーが主鏡中心に当たるように斜鏡を調整します。
分かりにくいですが↑では斜鏡中心にレーザーが入っています。
次にコリメータ中央にレーザーが戻ってくるように主鏡側を調整すればOKです。
鏡筒組み立てからここまで小1時間程度でできました。
レーザーコリメーターのおかげでかなり楽に光軸調整ができましたが問題点もあります。
アイピース固定ネジの締め具合によってレーザーの向きが結構変わってしまいます。
「最終的なチェックは星像で行うべし」とよく聞きますが、その理由がよくわかりました。
そんな感じで光軸を合わせて、何とか満月を撮影出来ました。
この後、鏡筒はもう一度バラして補修作業です。
↓押していただけると嬉しいです
以前も書きましたが毎月の満月を写真撮影しています。
天候不順で150SLの鏡筒塗装が済んでおらず、バラバラだったのを急いで組み立てました。
まずは主鏡中心にマークを貼り付けます。
主鏡と同じ大きさに切った型紙の中心に穴を開けておきます。

これを主鏡の上に乗せて中心にマジックで点を打ちます。

その点を中心とするように、パンチ穴補強シールを貼り付けます。

これで主鏡の準備はOKです。

次は斜鏡です。
斜鏡は以前書いたように、中のスポンジがダメになっていたのでホームセンターから適当なスポンジを買ってきました。

でもこの向きでは縦方向が足りません。

横に寝かせるとピッタリの幅です。

斜鏡の外形と同じサイズの直方体に切り出します。

斜鏡をあてがいながら斜めの線を引いたり、丸くカドを落としてみました。
スポンジは柔らかくてなかなか綺麗に切れませんでした。

ちょっと大きかったようなので、周辺を少し削って斜鏡セルに何とか入りました。

スポンジの弾力に負けないように斜鏡を押し込みながら爪を固定していきます。
今日は急いでいるので爪を接着剤で固定するのは後日とします。

主鏡と斜鏡を鏡筒に固定して光軸合わせです。
以前トライした時にはだいぶ苦戦しましたが、今回は比較的早く調整出来ました。
まずは光軸調整アイピース(国際光器製)で調整します。
ざっくりと斜鏡をドローチューブ中心に合わせた直後はこんな感じです。

ここから斜鏡の中心と主鏡の中心を合わせるように斜鏡の押しネジを調整していきます。

だいたい合いました。
ここからレーザーコリメータ(国際光器製)で追い込んでいきます。
レーザーを照射して筒先から覗くとこんな感じで主鏡中心マークからレーザーが外れています。
筒先から覗く際にはレーザーが直接目に入らないよう鏡筒の蓋などでレーザーが斜鏡から外れていないかを確認してからが良いと思います。

レーザーが主鏡中心に当たるように斜鏡を調整します。

分かりにくいですが↑では斜鏡中心にレーザーが入っています。
次にコリメータ中央にレーザーが戻ってくるように主鏡側を調整すればOKです。

鏡筒組み立てからここまで小1時間程度でできました。
レーザーコリメーターのおかげでかなり楽に光軸調整ができましたが問題点もあります。
アイピース固定ネジの締め具合によってレーザーの向きが結構変わってしまいます。
「最終的なチェックは星像で行うべし」とよく聞きますが、その理由がよくわかりました。
そんな感じで光軸を合わせて、何とか満月を撮影出来ました。

この後、鏡筒はもう一度バラして補修作業です。
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tag : 150SL,
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