あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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150SLのメンテナンス(植毛紙でチューンナップ)
鏡筒の補修が完了し、お次はチューンナップ作業です。
鏡筒のチューンナップといえば表題の通り植毛紙貼りがベーシックです。
国際光器から大判の植毛紙を購入しておきました。
まずは鏡筒の前後の枠をはめます。
と、ここで驚愕の事実。
マスキングを剥がした時に薄々気づいていましたが、ネジ穴部分は裏側からテープを貼るべきでした。
もっとカッコ悪いのが筒先のマスキング跡。
思いの外筒先の枠が浅く、マスキングし過ぎでグダグダですorz。
相変わらずツメが甘いなぁ...
気を取り直して植毛紙貼りをやります。
まず白いふすまに鏡筒を向けて中を覗くとこんな具合です。
いい感じの内部塗装と思っていましたが、結構乱反射しています。
専門用語で迷光というもので、写真撮影した時などに背景が白っぽく(=コントラストが低下)するという厄介者です。
迷光を抑えるのに有効なのが植毛紙です。
貼り方ですが...自己流です。
大判の植毛紙のため鏡筒内を一周するだけの長さがあるのですが、とても綺麗に貼れる自信がありません。
3分割して短冊状に貼ることにしました。
まず、植毛紙の剥離紙をちょっとだけめくります。
めくった方を奥側にして植毛紙を鏡筒内部に入れます。
この時めくった部分が鏡筒内部にくっつかないように気をつけます。
貼り始めは直線の分かりやすい鏡筒の継ぎ目からにしました。
縦横を慎重に合わせたらめくっていおいた部分を軽く接着します。
シワになっていないことを確認して筒先側の剥離紙を三角形に剥がします。
きちんと位置合わせしてあれば、そっと貼り付けるだけです。
これで一番長い辺が固定されました。
筒先側の残りの部分の剥離紙を剥がし、筒先部分の直線を慎重に貼ります。
剥離紙は反対側の筒先から真っ直ぐに引き出します。
10cm程引き出しては手で空気を抜くように貼っていきます。
植毛紙の威力を確認します。
先ほどと同じようにふすまに向けて鏡筒を除くと...
植毛紙を貼った部分だけ黒々としています。
2枚目以降は隙間ができないように1cm程度重ねて貼りました。
露出の関係で白っぽく写っていますが、見た目は真っ黒です。
3枚で鏡筒一周貼れました。
ただ、実は長さ方向が少し足りません。
残った部分は奥行きがそれほどでもないので、一気にグルっと一周貼り付けました。
カンペキです。
さて、植毛紙を貼ったままだとドローチューブを取り付けられません。
ドローチューブの穴はカッターで切り取り、ネジ穴はカッターで切れ目を入れました。
さてドローチューブを付けようかと思ったら、ドローチューブ内部も妙に光っているように見えます。
ドローチューブ内部も艶消し塗装&ネジの溝で迷光対策としているようですが、充分ではなさそうです。
ドローチューブ内部にも植毛紙を貼り付けました。
ちょっとここで失敗。
端まできっちり貼り付けたらドローチューブへリングをねじ込めないことに気付きました。
カッターで5mmほど切り取って何とかリングがねじ込めました。
ドローチューブをはめて植毛紙によるチューンナップ完了です。
↓押していただけると嬉しいです
鏡筒のチューンナップといえば表題の通り植毛紙貼りがベーシックです。
国際光器から大判の植毛紙を購入しておきました。
まずは鏡筒の前後の枠をはめます。
と、ここで驚愕の事実。

マスキングを剥がした時に薄々気づいていましたが、ネジ穴部分は裏側からテープを貼るべきでした。
もっとカッコ悪いのが筒先のマスキング跡。
思いの外筒先の枠が浅く、マスキングし過ぎでグダグダですorz。
相変わらずツメが甘いなぁ...
気を取り直して植毛紙貼りをやります。
まず白いふすまに鏡筒を向けて中を覗くとこんな具合です。

いい感じの内部塗装と思っていましたが、結構乱反射しています。
専門用語で迷光というもので、写真撮影した時などに背景が白っぽく(=コントラストが低下)するという厄介者です。
迷光を抑えるのに有効なのが植毛紙です。
貼り方ですが...自己流です。
大判の植毛紙のため鏡筒内を一周するだけの長さがあるのですが、とても綺麗に貼れる自信がありません。
3分割して短冊状に貼ることにしました。
まず、植毛紙の剥離紙をちょっとだけめくります。
めくった方を奥側にして植毛紙を鏡筒内部に入れます。
この時めくった部分が鏡筒内部にくっつかないように気をつけます。

貼り始めは直線の分かりやすい鏡筒の継ぎ目からにしました。
縦横を慎重に合わせたらめくっていおいた部分を軽く接着します。
シワになっていないことを確認して筒先側の剥離紙を三角形に剥がします。

きちんと位置合わせしてあれば、そっと貼り付けるだけです。
これで一番長い辺が固定されました。

筒先側の残りの部分の剥離紙を剥がし、筒先部分の直線を慎重に貼ります。

剥離紙は反対側の筒先から真っ直ぐに引き出します。
10cm程引き出しては手で空気を抜くように貼っていきます。

植毛紙の威力を確認します。
先ほどと同じようにふすまに向けて鏡筒を除くと...

植毛紙を貼った部分だけ黒々としています。
2枚目以降は隙間ができないように1cm程度重ねて貼りました。

露出の関係で白っぽく写っていますが、見た目は真っ黒です。
3枚で鏡筒一周貼れました。

ただ、実は長さ方向が少し足りません。

残った部分は奥行きがそれほどでもないので、一気にグルっと一周貼り付けました。

カンペキです。
さて、植毛紙を貼ったままだとドローチューブを取り付けられません。

ドローチューブの穴はカッターで切り取り、ネジ穴はカッターで切れ目を入れました。

さてドローチューブを付けようかと思ったら、ドローチューブ内部も妙に光っているように見えます。
ドローチューブ内部も艶消し塗装&ネジの溝で迷光対策としているようですが、充分ではなさそうです。

ドローチューブ内部にも植毛紙を貼り付けました。

ちょっとここで失敗。
端まできっちり貼り付けたらドローチューブへリングをねじ込めないことに気付きました。
カッターで5mmほど切り取って何とかリングがねじ込めました。
ドローチューブをはめて植毛紙によるチューンナップ完了です。

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tag : 150SL,
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