あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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大型双眼鏡購入
今年の春先にはパンスターズ彗星で盛り上がりましたが、その時感じたのが7×50の双眼鏡では非力だということ。
最後に撮影した時には双眼鏡では全く見えませんでした。
そろそろアイソン彗星がやってきますので、眼視用の機材強化を行うこととしました。
購入したのはこちら。
笠井トレーディングのHD-BINOです。
クレジットカードを使いたかったので協栄産業経由で入手しました。
単体では大きさがわからないと思うので、昨年購入したMIZAR BK7050を載せてみました。
さすが口径2倍です。
横から見るとこんな感じ。
笑っちゃうほどデカイ!
マイナーチェンジしたのか本体の縦筋がありません。
接眼部周辺です。
HD-BINOとはどこにも書かれていません。
ピントは7×50で一般的な両目いっぺんにピントをあわせるのではなく、左右別々にピントを合わせるタイプ(HPによるとIFというらしい)です。
HPの写真で気になっていたのが三脚台座の上部にあるハンドル。
一体何なのだろうと思ったら、三脚固定後に双眼鏡の左右の傾きを調整&固定する機構でした。
こちらがケースです。
写真では分かりにくいですが、ペコペコした感じで少々貧弱ゥ〜な感じ。
バックルを留めるとケース本体が歪みます。
ケースはおまけ程度と考えておいたほうが良さそうです。
重さは笠井のHPによると4.4kgもあるそうです。手持は不可能なので三脚も購入しました。
Vanguard ALTA Pro 263AT 雲台なしです。
カメラの機材には疎いので聞いたことのないメーカーでしたが、創業20年以上の老舗のようです。
こちらが収納袋です。
一見フツーの三脚ですが、↓このボタンを押すとマウント部分を引き抜くことができます。
引き抜くとこんな感じ。
で、手前に見えているオレンジのレバーを引き起こすと
↓こんな風に軸受けを傾けることができます。
マウントの軸を差し込みなおすとこんな感じ。
垂直状態で耐荷重7kg、斜めにした場合でも4kgに耐えられるようです。
HD-BINOだとちょっと重量オーバーですが、多分大丈夫でしょう。
安定感に不安がある場合はマウント軸下部のフックにRV-85用の余っているウェイトをぶら下げようと思います。
HD-BINO側の三脚台座です。
ここに三脚のマウント軸をねじ込みます。
慎重に軸受けに差し込むと...
特別な機構なしで大型双眼鏡をマウントできます。
軸受け部分全体がパン回転しますし、仰角も調整できるので雲台不要としました。
しか〜し世の中そんなに甘くない。
マウント軸の傾き固定はフリーストップではなく、5度刻み位でしかできません。
三脚の脚を伸縮させれば多少仰角の調整はできますが面倒ですし、なにより重量があるので調節の際に倒してしまわないかが怖いです。
結局雲台も発注しました。近日入荷予定です。
三脚に載せた状態でBK-7050と並べてみました。
HD-BINO購入でBK-7050が不要になったかというと、そうではありません。
機動性が必要な場合はBK-7050、じっくり拡大して観望したい場合にはHD-BINOと棲み分けになると考えています。
一度だけHD-BINOでM31、M42、月、木星などを見てみましたが10cm25倍の威力は凄いです。
いずれレビューを書きたいと思います。
↓押していただけると嬉しいです
最後に撮影した時には双眼鏡では全く見えませんでした。
そろそろアイソン彗星がやってきますので、眼視用の機材強化を行うこととしました。
購入したのはこちら。

笠井トレーディングのHD-BINOです。

クレジットカードを使いたかったので協栄産業経由で入手しました。
単体では大きさがわからないと思うので、昨年購入したMIZAR BK7050を載せてみました。

さすが口径2倍です。
横から見るとこんな感じ。

笑っちゃうほどデカイ!
マイナーチェンジしたのか本体の縦筋がありません。
接眼部周辺です。


HD-BINOとはどこにも書かれていません。
ピントは7×50で一般的な両目いっぺんにピントをあわせるのではなく、左右別々にピントを合わせるタイプ(HPによるとIFというらしい)です。

HPの写真で気になっていたのが三脚台座の上部にあるハンドル。

一体何なのだろうと思ったら、三脚固定後に双眼鏡の左右の傾きを調整&固定する機構でした。
こちらがケースです。

写真では分かりにくいですが、ペコペコした感じで少々貧弱ゥ〜な感じ。
バックルを留めるとケース本体が歪みます。

ケースはおまけ程度と考えておいたほうが良さそうです。
重さは笠井のHPによると4.4kgもあるそうです。手持は不可能なので三脚も購入しました。

Vanguard ALTA Pro 263AT 雲台なしです。

カメラの機材には疎いので聞いたことのないメーカーでしたが、創業20年以上の老舗のようです。
こちらが収納袋です。

一見フツーの三脚ですが、↓このボタンを押すとマウント部分を引き抜くことができます。

引き抜くとこんな感じ。

で、手前に見えているオレンジのレバーを引き起こすと

↓こんな風に軸受けを傾けることができます。

マウントの軸を差し込みなおすとこんな感じ。

垂直状態で耐荷重7kg、斜めにした場合でも4kgに耐えられるようです。
HD-BINOだとちょっと重量オーバーですが、多分大丈夫でしょう。
安定感に不安がある場合はマウント軸下部のフックにRV-85用の余っているウェイトをぶら下げようと思います。
HD-BINO側の三脚台座です。

ここに三脚のマウント軸をねじ込みます。

慎重に軸受けに差し込むと...

特別な機構なしで大型双眼鏡をマウントできます。
軸受け部分全体がパン回転しますし、仰角も調整できるので雲台不要としました。
しか〜し世の中そんなに甘くない。
マウント軸の傾き固定はフリーストップではなく、5度刻み位でしかできません。
三脚の脚を伸縮させれば多少仰角の調整はできますが面倒ですし、なにより重量があるので調節の際に倒してしまわないかが怖いです。
結局雲台も発注しました。近日入荷予定です。
三脚に載せた状態でBK-7050と並べてみました。


HD-BINO購入でBK-7050が不要になったかというと、そうではありません。
機動性が必要な場合はBK-7050、じっくり拡大して観望したい場合にはHD-BINOと棲み分けになると考えています。
一度だけHD-BINOでM31、M42、月、木星などを見てみましたが10cm25倍の威力は凄いです。
いずれレビューを書きたいと思います。
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tag : 双眼鏡,
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