あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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デジイチで木星撮影
今年は惑星の年。ということでまずは衝を過ぎた木星です。
惑星の撮影は、今となっては動画から各コマのコンポジット画像を作るのが主流です。
カメラはEOS 6Dを使います。
半分は惑星の動画撮影のために買ったようなものです。
直焦点では倍率が不足するのでリレーレンズ法による拡大撮影です。
アイピースは金星日面通過の際にも使用した谷Orの4mmです。
余談ですが谷Orは職人さんが引退されて、生産中止となったと昨年知りました。
貴重な谷Orなので大事に使っていこうと思います。
さて、撮影の際に困ったのがピント合わせです。
合成焦点距離が直焦点とは異なるため、これまでのバーチノフマスクではピントが合わせられません。
木星そのものをライブビューでピント合わせしましたが、シーイングの影響のため像が揺らぎ、どこでピントが合っているのか分かりにくいです。
また、ピントノブを触ると木星が視野内で暴れまくります。
それでも何とかピントを合わせ、最初にお試しで6分、その後30分程度の撮影をしてみました。
結構な時間撮影したのですが、まずは6分ほどの動画からスタックしてみました。
全フレームスタックして、一切強調処理をしていませんが、遠目に見ると結構綺麗に写ってます。
スタックに使ったツールはLynkeosというフリーのツールです。
これはMac用のスタックツールで、膨大な画像フレームから良像と推測されるフレームを自動選択する機能や強調に関する機能も充実しています。
ただ、EOS 6Dで撮影した動画をそのまま読み込ませると、最初の1フレームしか認識しません。
どうもH.264MOV形式ファイルの読込処理に問題があるようです。
なんとかH.264からフレームを抜き出してLynkeosに食わせることが出来ましたが、詳しくは次回以降に書いていこうと思います。
↓押していただけると嬉しいです。
惑星の撮影は、今となっては動画から各コマのコンポジット画像を作るのが主流です。
カメラはEOS 6Dを使います。
半分は惑星の動画撮影のために買ったようなものです。
直焦点では倍率が不足するのでリレーレンズ法による拡大撮影です。
アイピースは金星日面通過の際にも使用した谷Orの4mmです。
余談ですが谷Orは職人さんが引退されて、生産中止となったと昨年知りました。
貴重な谷Orなので大事に使っていこうと思います。
さて、撮影の際に困ったのがピント合わせです。
合成焦点距離が直焦点とは異なるため、これまでのバーチノフマスクではピントが合わせられません。
木星そのものをライブビューでピント合わせしましたが、シーイングの影響のため像が揺らぎ、どこでピントが合っているのか分かりにくいです。
また、ピントノブを触ると木星が視野内で暴れまくります。
それでも何とかピントを合わせ、最初にお試しで6分、その後30分程度の撮影をしてみました。
結構な時間撮影したのですが、まずは6分ほどの動画からスタックしてみました。

全フレームスタックして、一切強調処理をしていませんが、遠目に見ると結構綺麗に写ってます。
スタックに使ったツールはLynkeosというフリーのツールです。
これはMac用のスタックツールで、膨大な画像フレームから良像と推測されるフレームを自動選択する機能や強調に関する機能も充実しています。
ただ、EOS 6Dで撮影した動画をそのまま読み込ませると、最初の1フレームしか認識しません。
どうもH.264MOV形式ファイルの読込処理に問題があるようです。
なんとかH.264からフレームを抜き出してLynkeosに食わせることが出来ましたが、詳しくは次回以降に書いていこうと思います。
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tag : 天体写真,
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