あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
| ホーム |
EOS 6Dの動画をLynkeosに読み込ませる
前回報告したとおりEOS 6Dで記録した動画は、そのままではLynkeosに読み込ませる事ができません。
いろいろ試した結果を報告します。
1.ffmpegXで変換・・・△
まず疑ったのはLynkeosがMOV形式の読込が苦手なのではないかということ。
動画のコンテナフォーマットを変換すれば読み込めるかもしれないとffmpegXでAVI形式に出力してみました。
このとき映像コーデックはパススルーを選択すれば画像の劣化がありません。
ファイルサイズを小さくするために音声はエンコードしないようにしてみました。
結果は良好で全フレームを読み込むことが出来ました。
しかし、ファイルサイズが異常にデカイ。
どうもH.264をデコードしてそのまま無圧縮でファイルに出力しているようです。
5分程度の動画ならばいいのですが、30分撮影したのでHDDがパンクしてしまいそうです。
2.ffmpegXでMPEG4へ変換・・・×
H.264≒MPEG4ということで、映像コーデックにMPEG4を選択してみました。
今度はファイルサイズもほぼ同じです。
しかし、画像はメタメタ。
一旦デコード→エンコードを行っているようです。
3.iMovieでフレーム書き出し・・・×
Macで動画編集といえばiMovieということで、何かしらの書き出しができないか読み込ませてみました。
共有メニューからQuickTimeで書き出しを選び、書き出し方法をムービーからイメージシーケンスとすると動画を連続した静止画として書き出せるようです。
実際書き出してみると画像のサイズが小さく、使えません。
4.Javieで書きだす・・・◯
いろいろと動画を変換するツールをネットで探していたところJavieというツールを見つけました。
Javieでも動画からイメージシーケンスを書き出すことができます。
まず動画をプロジェクトに読み込ませます。
次にプロジェクトタブ上で右クリック→新規コンポジションを選びます。
EOS 6DではフルHDで録画しましたので画像サイズを1920×1080とし、色深度は16bit/チャンネルを選択します。
書き出すフレーム数を指定できるので撮影秒数×30とすると良いと思います。
これでウィンドウ下部にコンポジションタブが出来ますので、ここにプロジェクトから動画をドラッグ&ドロップします。
次にFile→書き出し→イメージシーケンスを選択して画像データを書き出します。
多少手間はかかりますが画質劣化なく書き出せました。
でも一番はLynkeosがH.264のMOV形式ファイルを正しく読み込めるようになることですね。
↓押していただけると嬉しいです。
いろいろ試した結果を報告します。
1.ffmpegXで変換・・・△
まず疑ったのはLynkeosがMOV形式の読込が苦手なのではないかということ。
動画のコンテナフォーマットを変換すれば読み込めるかもしれないとffmpegXでAVI形式に出力してみました。
このとき映像コーデックはパススルーを選択すれば画像の劣化がありません。
ファイルサイズを小さくするために音声はエンコードしないようにしてみました。

結果は良好で全フレームを読み込むことが出来ました。
しかし、ファイルサイズが異常にデカイ。
どうもH.264をデコードしてそのまま無圧縮でファイルに出力しているようです。
5分程度の動画ならばいいのですが、30分撮影したのでHDDがパンクしてしまいそうです。
2.ffmpegXでMPEG4へ変換・・・×
H.264≒MPEG4ということで、映像コーデックにMPEG4を選択してみました。
今度はファイルサイズもほぼ同じです。

しかし、画像はメタメタ。
一旦デコード→エンコードを行っているようです。
3.iMovieでフレーム書き出し・・・×
Macで動画編集といえばiMovieということで、何かしらの書き出しができないか読み込ませてみました。
共有メニューからQuickTimeで書き出しを選び、書き出し方法をムービーからイメージシーケンスとすると動画を連続した静止画として書き出せるようです。

実際書き出してみると画像のサイズが小さく、使えません。
4.Javieで書きだす・・・◯
いろいろと動画を変換するツールをネットで探していたところJavieというツールを見つけました。
Javieでも動画からイメージシーケンスを書き出すことができます。
まず動画をプロジェクトに読み込ませます。
次にプロジェクトタブ上で右クリック→新規コンポジションを選びます。
EOS 6DではフルHDで録画しましたので画像サイズを1920×1080とし、色深度は16bit/チャンネルを選択します。
書き出すフレーム数を指定できるので撮影秒数×30とすると良いと思います。
これでウィンドウ下部にコンポジションタブが出来ますので、ここにプロジェクトから動画をドラッグ&ドロップします。

次にFile→書き出し→イメージシーケンスを選択して画像データを書き出します。
多少手間はかかりますが画質劣化なく書き出せました。
でも一番はLynkeosがH.264のMOV形式ファイルを正しく読み込めるようになることですね。
↓押していただけると嬉しいです。
- 関連記事
-
- 長時間露出少数 vs 短時間露出多数
- 総露出時間が同じならば効果は同じ?
- EOS 6Dの動画をLynkeosに読み込ませる
- デジイチで木星撮影
- 強調処理の手順による違い
tag : 天体写真,
<<総露出時間が同じならば効果は同じ? | ホーム | デジイチで木星撮影>>
コメント
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |