あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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M42再び(短時間露光の意味)
前回撮影した写真をちゃんと処理してみました。
まずは5分画像16枚を4枚毎に現像&ダーク減算&コンポジットして、4枚のコンポジット画像とし、それぞれを強調して再度4枚→1枚にコンポジットしてみました。
ちょっと天女の羽衣が薄くなってしまいました。
また、下側の星の周りにゴーストのような光芒が青白く出てます。
M42もあまり赤くありません。
さらにトラペジウムのあたりが白飛びしてしまいました。
最初の4枚には写っていなかったので、途中から主鏡に霜でも降りてしまったのかもしれません。
同じように処理した1分画像です。
こちらは見慣れた感じの写り方です。
この2つの画像をコンポジットしてみました。
2つの露出の写真をコンポジットすることで、多少なりとも星雲の赤みが増しました。
また、トラペジウム付近の白飛びもだいぶ小さくなりまいた。
階調にメリハリが出た感じがします。
それにしても光芒が気になります。
最後の強調処理を行わないとこんな感じです。
かなり分子雲は薄くなってしまいましたが、強調の度合いや色味は適正になったように思います。
ふぅ、メデタシメデタシ...ではなく、この写真でもまだやってないことがあります。
フラット補正です。
実はちょっとした事情でフラットフレームが撮れていないのです。
フラットフレームに関しては次回以降に書いていこうと思います。
↓押していただけると嬉しいです。
まずは5分画像16枚を4枚毎に現像&ダーク減算&コンポジットして、4枚のコンポジット画像とし、それぞれを強調して再度4枚→1枚にコンポジットしてみました。

ちょっと天女の羽衣が薄くなってしまいました。
また、下側の星の周りにゴーストのような光芒が青白く出てます。
M42もあまり赤くありません。
さらにトラペジウムのあたりが白飛びしてしまいました。
最初の4枚には写っていなかったので、途中から主鏡に霜でも降りてしまったのかもしれません。
同じように処理した1分画像です。

こちらは見慣れた感じの写り方です。
この2つの画像をコンポジットしてみました。

2つの露出の写真をコンポジットすることで、多少なりとも星雲の赤みが増しました。
また、トラペジウム付近の白飛びもだいぶ小さくなりまいた。
階調にメリハリが出た感じがします。
それにしても光芒が気になります。
最後の強調処理を行わないとこんな感じです。

かなり分子雲は薄くなってしまいましたが、強調の度合いや色味は適正になったように思います。
ふぅ、メデタシメデタシ...ではなく、この写真でもまだやってないことがあります。
フラット補正です。
実はちょっとした事情でフラットフレームが撮れていないのです。
フラットフレームに関しては次回以降に書いていこうと思います。
↓押していただけると嬉しいです。
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tag : 天体写真,
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