あたご工房
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150SL光軸調整再び
フラット光源の修理時に周辺減光が偏っている事を書きました。
光軸は以前きちんと合わせたつもりでしたが、今回はもう少し精密にやってみようと思います。
まずは斜鏡セルをはずします。
次にミシン糸、硬貨、爪楊枝を用意します。
硬貨は穴の開いている五円玉や五十円玉がいいと思います。
爪楊枝は先端部分を折ります。
ミシン糸を鏡筒長よりも長く切っておいて硬貨に固定します。
追った爪楊枝の先をミシン糸と直線になるように貼り付けます。
持ち上げるとこんな感じです。
これで斜鏡セルの引きネジ穴と主鏡中心を合わせます。
スパイダ中心が主鏡中心から少しずれていたので、スパイダ取り付けネジで調整しました。
ぴったり主鏡中心です。
さて、お次は斜鏡の位置設定です。
斜鏡の短径と長径をノギスで測り、パソコンで楕円を書いて中心点を求めます。
これを印刷して中心点に爪楊枝などで穴を開けます。
楕円を切り取って斜鏡に貼り付け、開けた穴からマジックで斜鏡に印をつけます。
結構薄くしか印がつきません。
斜鏡セルを鏡筒に取り付け、光軸調整アイピースで覗きます。
斜鏡につけた印と主鏡の中心が合うように斜鏡の取り付けを調整します。
この後はレーザーコリメータで主鏡の調整と斜鏡の微調整をしました。
ただちょっと気になるのが、光軸調整アイピースを外して主鏡焦点付近から覗くと、斜鏡外形と主鏡外形がギリギリです。
斜鏡の外形も左に寄っているように見えます。
早速フラットを撮影して確認です。
ガビーン。
前よりひどくなってます。
う~む。これは斜鏡のオフセットってやつをやる必要がありそう。
でも一体どうすればよいのか、そもそも斜鏡オフセットってナンジャラホイ。
ちょっと勉強してみます。
↓押していただけると嬉しいです。
光軸は以前きちんと合わせたつもりでしたが、今回はもう少し精密にやってみようと思います。
まずは斜鏡セルをはずします。
次にミシン糸、硬貨、爪楊枝を用意します。
硬貨は穴の開いている五円玉や五十円玉がいいと思います。
爪楊枝は先端部分を折ります。

ミシン糸を鏡筒長よりも長く切っておいて硬貨に固定します。
追った爪楊枝の先をミシン糸と直線になるように貼り付けます。

持ち上げるとこんな感じです。

これで斜鏡セルの引きネジ穴と主鏡中心を合わせます。
スパイダ中心が主鏡中心から少しずれていたので、スパイダ取り付けネジで調整しました。

ぴったり主鏡中心です。
さて、お次は斜鏡の位置設定です。
斜鏡の短径と長径をノギスで測り、パソコンで楕円を書いて中心点を求めます。

これを印刷して中心点に爪楊枝などで穴を開けます。
楕円を切り取って斜鏡に貼り付け、開けた穴からマジックで斜鏡に印をつけます。

結構薄くしか印がつきません。

斜鏡セルを鏡筒に取り付け、光軸調整アイピースで覗きます。
斜鏡につけた印と主鏡の中心が合うように斜鏡の取り付けを調整します。

この後はレーザーコリメータで主鏡の調整と斜鏡の微調整をしました。
ただちょっと気になるのが、光軸調整アイピースを外して主鏡焦点付近から覗くと、斜鏡外形と主鏡外形がギリギリです。
斜鏡の外形も左に寄っているように見えます。

早速フラットを撮影して確認です。

ガビーン。
前よりひどくなってます。
う~む。これは斜鏡のオフセットってやつをやる必要がありそう。
でも一体どうすればよいのか、そもそも斜鏡オフセットってナンジャラホイ。
ちょっと勉強してみます。
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tag : 150SL,
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