あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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ハンディカム赤外線フィルタ除去
オークションでジャンクな ハンディカムを500円で入手しました。
前回の実験からナイトショットであってもフィルタを除去しないと940nmの赤外線投光機の威力が半減してしまうことが分かりました。
メカ部分の改造というのは難しいものですがトライしてみます。
こちらが入手したハンディカムDCR-PC350です。
電源コネクタの形状が家で使っているハンディカムと同じだったのでつなげてみました。
ちゃんと動きます。
このハンディカムはカセット部分に不具合があるようですが、今回の用途では全く関係ないので無問題。
ACアダプタですが、15W程度の容量があります。
フルパワーで使わないとしても結構な消費電力となりそう。
さて、早速バラし始めます。
見えるネジというネジを外していきます。
背面のパネルが外れました。
EVFの見口部分もネジでとまっています。
先に進むためにここも外します。
その他のネジも外して、上カバーが外れました。
保護していると思われる黒いプラスチック板を外します。
基板とフレキケーブルが出てきました。
爪を起こしてケーブルを抜きます。
サイドカバーを外そうと色々といじっていたら、突然ガバっと外れました。
続いてフロントカバーを外します。
ネジを4本ほど外すと取れました。
ここまで来るとカメラモジュール部分全体が見えてきます。
ここもケーブルをコネクタから外します。
カメラモジュールが外れました。
カメラ基板を覆っているシールド板を外します。
基板がツメ状に引っかかっているだけなので簡単に外れます。
カメラ基板もネジ止めになっているので外します。
外れました。
CCD全面にカバーガラスがはられています。
光を当ててみましたが、特に色は見えなかったので赤外線は透過しそうです。
レンズユニット側にフィルターが見えます。
緑色に見えるのでこれがIRフィルターのようです。
このフィルター部分はモーターで上下するようになっています。
まずはこのフィルターを外してみます。
レンズユニット後部のネジを外してそっと浮かせた状態で、セルに入っているフィルターを爪楊枝で押して外しました。
これが外れたフィルターです。
しかしここで問題発生。
駆動系のギアやらナンやらがうまくハマりません。
どうせ動かしても意味ないはずなので外してしまいました。(なんと乱暴な...)
しかし、それでもレンズユニットが綺麗に閉まりません。
なんかあれこれやっているうちに、反対に外れてしまいました。
電磁式で前後に動くレンズです。
ピントかズームのどちらかの機構と思われます。
外れた際にレンズにシャフトのグリスが数箇所付着してしまい、レンズクリーナーで拭いましたが今ひとつ綺麗になりません。
ここの部分は面倒な作りになっているのではめるのに一苦労しました。
一旦ここで動作確認してみます。
カメラモジュール、フロントカバーとサイドカバーを仮組みして電源ON!
あぅ、E:61というエラーが出てしまいました。
どうもズーム機構にエラーが有るようです。
ズームボタンでレンズは動いて画像もそれっぽくズームはしています。
ただ、オートフォーカスが全く効きません orz
思い当たるのは先程のレンズ周りですね。
はぁ〜orz
困ったなぁ。
↓押していただけると嬉しいです。
前回の実験からナイトショットであってもフィルタを除去しないと940nmの赤外線投光機の威力が半減してしまうことが分かりました。
メカ部分の改造というのは難しいものですがトライしてみます。
こちらが入手したハンディカムDCR-PC350です。

電源コネクタの形状が家で使っているハンディカムと同じだったのでつなげてみました。

ちゃんと動きます。
このハンディカムはカセット部分に不具合があるようですが、今回の用途では全く関係ないので無問題。
ACアダプタですが、15W程度の容量があります。
フルパワーで使わないとしても結構な消費電力となりそう。

さて、早速バラし始めます。
見えるネジというネジを外していきます。

背面のパネルが外れました。

EVFの見口部分もネジでとまっています。

先に進むためにここも外します。

その他のネジも外して、上カバーが外れました。

保護していると思われる黒いプラスチック板を外します。

基板とフレキケーブルが出てきました。
爪を起こしてケーブルを抜きます。

サイドカバーを外そうと色々といじっていたら、突然ガバっと外れました。

続いてフロントカバーを外します。
ネジを4本ほど外すと取れました。

ここまで来るとカメラモジュール部分全体が見えてきます。

ここもケーブルをコネクタから外します。

カメラモジュールが外れました。

カメラ基板を覆っているシールド板を外します。
基板がツメ状に引っかかっているだけなので簡単に外れます。

カメラ基板もネジ止めになっているので外します。

外れました。
CCD全面にカバーガラスがはられています。

光を当ててみましたが、特に色は見えなかったので赤外線は透過しそうです。

レンズユニット側にフィルターが見えます。
緑色に見えるのでこれがIRフィルターのようです。

このフィルター部分はモーターで上下するようになっています。
まずはこのフィルターを外してみます。
レンズユニット後部のネジを外してそっと浮かせた状態で、セルに入っているフィルターを爪楊枝で押して外しました。

これが外れたフィルターです。

しかしここで問題発生。
駆動系のギアやらナンやらがうまくハマりません。
どうせ動かしても意味ないはずなので外してしまいました。(なんと乱暴な...)

しかし、それでもレンズユニットが綺麗に閉まりません。
なんかあれこれやっているうちに、反対に外れてしまいました。

電磁式で前後に動くレンズです。
ピントかズームのどちらかの機構と思われます。
外れた際にレンズにシャフトのグリスが数箇所付着してしまい、レンズクリーナーで拭いましたが今ひとつ綺麗になりません。
ここの部分は面倒な作りになっているのではめるのに一苦労しました。
一旦ここで動作確認してみます。
カメラモジュール、フロントカバーとサイドカバーを仮組みして電源ON!

あぅ、E:61というエラーが出てしまいました。
どうもズーム機構にエラーが有るようです。
ズームボタンでレンズは動いて画像もそれっぽくズームはしています。
ただ、オートフォーカスが全く効きません orz
思い当たるのは先程のレンズ周りですね。
はぁ〜orz
困ったなぁ。
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