あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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ワイヤレス暗視カメラの製作(その1)
以前分解した ハンディカムは復活できませんでした。
そもそもよく考えて見れば、ナイトショットモードにした時点で赤外線フィルタが解除されているのですから、そのフィルタを取り除いても何の意味もありません。
方針転換して秋月の赤外線カメラモジュールを使うことにします。
でもその前にビデオトランスミッターを検証してみます。
ワイヤレスでカメラを動かすには、電源・映像・制御を無線化する必要があります。
電源はバッテリを使えば事足ります。
映像ですが、当初は電子工作本を参考にして自作してみようかとも考えました。
しかし、記事内容を確認すると微弱電波を使用しているようです。
これではせいぜい数mしか飛びません。
ビデオトランスミッターについてネットで検索してみたところ2.4GHz帯のデジタル方式で映像を飛ばすものが色々と出ているようです。
ただ、一般的なものはAC100Vが必要だったりして使いにくいです。
そんな中で見つけたのがこれ
Amazonで購入しました。
主に車のバックカメラ用として考えられているようです。
電波の到達距離ですが、全く同じ外観で5mとあるものもありましたが、こちらは理論値100mと書いてありました。
まぁ、中身は同じなんでしょうが。
Amazonで少々気になったのは、到達距離5mとあったものは電源プラグが黒色で、100mと謳われていたもの(これ)は赤になってます。
単にロットの違いというだけかもしれませんが。
ぱっと見では送信機と受信機の違いが分かりにくいですが、製品の裏側にあるシールで確認できます。
こちらが送信機。
そしてこちらが受信機です。
送信機側にはカメラに給電するための電源プラグがついています。
さて3000円程と安い上に到達距離100mということで、非常に怪しいシロモノです。
実際はどの程度飛ぶのかテストしてみます。
送信機受信機とも電源は細いコード2本、被覆が半分剥かれた状態になっています。
ここに電源プラグとジャックをそれぞれハンダ付けしました。
送信側はカメラと電源の間に挟むためジャックにして、受信機側はサブバッテリから供給を受けられるようにプラグ仕様にしました。
距離計測のためカメラは外に置いておきます。
電波の飛びが良くなるように、トランスミッタ本体は水道の蛇口にコードをかけて宙ぶらりん状態にしました。
カメラは適当に方向を決めました。
受信側はMacBookと死蔵していたUSB CapViewというビデオキャプチャデバイスを接続しました。
USB CapViewを動かすため、macamというドライバ&キャプチャツールをインストールしました。
ところが、ドライバはうまく動作するのですが、キャプチャツールの方がうまく動きません。
いろいろ試してみた結果キャプチャはBear's Handというアプリでうまくいきそうです。
機材が多いので、サブバッテリを次男に持たせて検証開始。
受信機も送信機と同じように宙ぶらりん状態で持ち歩きました。
結果です。
家から直線距離50m地点ではノイズもわずかで実用範囲でした。
そこから先は窪地になっていたため参考程度ですが、100m位離れてもノイズまみれですが受信はできていました。
思いの外良く飛びました。
アンテナを宙ぶらりんにしたのが良かったのかもしれません。
次はカメラと光学系の検証をしてみようと思います。
↓押していただけると嬉しいです。
そもそもよく考えて見れば、ナイトショットモードにした時点で赤外線フィルタが解除されているのですから、そのフィルタを取り除いても何の意味もありません。
方針転換して秋月の赤外線カメラモジュールを使うことにします。
でもその前にビデオトランスミッターを検証してみます。
ワイヤレスでカメラを動かすには、電源・映像・制御を無線化する必要があります。
電源はバッテリを使えば事足ります。
映像ですが、当初は電子工作本を参考にして自作してみようかとも考えました。

しかし、記事内容を確認すると微弱電波を使用しているようです。
これではせいぜい数mしか飛びません。
ビデオトランスミッターについてネットで検索してみたところ2.4GHz帯のデジタル方式で映像を飛ばすものが色々と出ているようです。
ただ、一般的なものはAC100Vが必要だったりして使いにくいです。
そんな中で見つけたのがこれ

Amazonで購入しました。
主に車のバックカメラ用として考えられているようです。
電波の到達距離ですが、全く同じ外観で5mとあるものもありましたが、こちらは理論値100mと書いてありました。
まぁ、中身は同じなんでしょうが。

Amazonで少々気になったのは、到達距離5mとあったものは電源プラグが黒色で、100mと謳われていたもの(これ)は赤になってます。
単にロットの違いというだけかもしれませんが。
ぱっと見では送信機と受信機の違いが分かりにくいですが、製品の裏側にあるシールで確認できます。
こちらが送信機。

そしてこちらが受信機です。

送信機側にはカメラに給電するための電源プラグがついています。
さて3000円程と安い上に到達距離100mということで、非常に怪しいシロモノです。
実際はどの程度飛ぶのかテストしてみます。
送信機受信機とも電源は細いコード2本、被覆が半分剥かれた状態になっています。
ここに電源プラグとジャックをそれぞれハンダ付けしました。

送信側はカメラと電源の間に挟むためジャックにして、受信機側はサブバッテリから供給を受けられるようにプラグ仕様にしました。
距離計測のためカメラは外に置いておきます。

電波の飛びが良くなるように、トランスミッタ本体は水道の蛇口にコードをかけて宙ぶらりん状態にしました。
カメラは適当に方向を決めました。

受信側はMacBookと死蔵していたUSB CapViewというビデオキャプチャデバイスを接続しました。

USB CapViewを動かすため、macamというドライバ&キャプチャツールをインストールしました。
ところが、ドライバはうまく動作するのですが、キャプチャツールの方がうまく動きません。
いろいろ試してみた結果キャプチャはBear's Handというアプリでうまくいきそうです。
機材が多いので、サブバッテリを次男に持たせて検証開始。
受信機も送信機と同じように宙ぶらりん状態で持ち歩きました。
結果です。
家から直線距離50m地点ではノイズもわずかで実用範囲でした。
そこから先は窪地になっていたため参考程度ですが、100m位離れてもノイズまみれですが受信はできていました。
思いの外良く飛びました。
アンテナを宙ぶらりんにしたのが良かったのかもしれません。
次はカメラと光学系の検証をしてみようと思います。
↓押していただけると嬉しいです。
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tag : ワイヤレス暗視カメラ,
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