あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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秋月オシロスコープキット製作
電子工作をしていると、たまにですがオシロスコープが欲しくなります。
当初はマイコンを使って作ろうかと目論んでいましたが、H/WとPICのS/W、そしてパソコン側のS/Wと開発量が多すぎるため躊躇していました。
オシロが必要になる頻度はそれ程でもありませんので、秋月のキットを使ってみることにしました。
キットの中身です。
部品と回路図、そして組み立てマニュアルと操作マニュアルになっています。
すべて英語になってますが、まぁそれほど難しくありません。
説明書のとおりにダイオード、コンデンサの順にハンダ付けしていきますが、一部でハンダ付けの順番を逆にしたほうが作業しやすいと感じる部分が何点かありました。
実際にはんだづけする前に一度全部の部品を穴に通して部品の位置関係を確認しておくといいかもしれません。
さて、最初は電源周りの回路を組み立てて、レギュレータから5Vが出力されるのを確認するまでが第1ステップになります。
電源装置で9Vを供給してTP端子の電圧を測って5V出ていることを確認。
デジカメで確認画像を撮ろうとしたところシュボッという、あきらかにヤバイ音が。
反射的に電源装置の出力を切って基板を確認するとコンデンサに異変が
上部が膨らみ、周辺には電解液と思われる液体が漏れています。
横から見ると
完全にケース部分が浮いてしまっています。
コンデンサを外してシルクを確認したところ極性を逆にしていました。
手持ちのコンデンサで定格の同じものがあったので差し替えます。
ただ、ちょっとでかいですね。
今度は極性に気をつけてハンダ付けし、無事に5Vが出るようになりました。
残りの部品も全て取り付けてパネルを仮組みしてみます。
メイン基板が斜めです。
先ほどのコンデンサが大きすぎて干渉しちゃってます。
あちゃ~。
液晶のとスイッチの僅かな隙間にはんだごてを差し込んでコンデンサを引きぬき、抵抗の足を継ぎ足してコンデンサを寝かせます。
無事に仮組みできました。
電源につなぐとちゃんと表示が出ます。当たり前ですが。
ただ、まだ計測はできません。
キットにはRCAジャックが付属していますが、せっかくのオシロスコープなので、プローブを接続できるようにBNCジャックを実装することにします。
電源アダプタと一緒に発注しました。
プローブはオシロスコープを自作しようと計画した際に購入済みのものがあるので、それを使います。
しかし、このオシロスコープ。ADC直結のようで、最大5Vまでしか計測できなさそうです。
高い電圧を測る場合には抵抗分圧する必要がありそうです。
もしかして勘違いかもしれないのでもう少しマニュアルをしっかり読んでおこうと思います。
壊れたコンデンサですが、せっかくなので(?)分解してみました。
ケースを外すと紙が巻かれたものが出てきます。
紙をほどいていくと
アルミの薄い板が出てきます。
完全にほぐすとこんな感じ。
本やネットで見たことがある通り、アルミの板を紙で絶縁して巻いてあるというシンプルな構造でした。
こんなもんで電気が貯められるって、ある意味感動的ですな。
↓押していただけると嬉しいです。
当初はマイコンを使って作ろうかと目論んでいましたが、H/WとPICのS/W、そしてパソコン側のS/Wと開発量が多すぎるため躊躇していました。
オシロが必要になる頻度はそれ程でもありませんので、秋月のキットを使ってみることにしました。
キットの中身です。

部品と回路図、そして組み立てマニュアルと操作マニュアルになっています。
すべて英語になってますが、まぁそれほど難しくありません。
説明書のとおりにダイオード、コンデンサの順にハンダ付けしていきますが、一部でハンダ付けの順番を逆にしたほうが作業しやすいと感じる部分が何点かありました。
実際にはんだづけする前に一度全部の部品を穴に通して部品の位置関係を確認しておくといいかもしれません。
さて、最初は電源周りの回路を組み立てて、レギュレータから5Vが出力されるのを確認するまでが第1ステップになります。
電源装置で9Vを供給してTP端子の電圧を測って5V出ていることを確認。
デジカメで確認画像を撮ろうとしたところシュボッという、あきらかにヤバイ音が。
反射的に電源装置の出力を切って基板を確認するとコンデンサに異変が

上部が膨らみ、周辺には電解液と思われる液体が漏れています。
横から見ると

完全にケース部分が浮いてしまっています。
コンデンサを外してシルクを確認したところ極性を逆にしていました。
手持ちのコンデンサで定格の同じものがあったので差し替えます。

ただ、ちょっとでかいですね。
今度は極性に気をつけてハンダ付けし、無事に5Vが出るようになりました。

残りの部品も全て取り付けてパネルを仮組みしてみます。

メイン基板が斜めです。

先ほどのコンデンサが大きすぎて干渉しちゃってます。
あちゃ~。
液晶のとスイッチの僅かな隙間にはんだごてを差し込んでコンデンサを引きぬき、抵抗の足を継ぎ足してコンデンサを寝かせます。

無事に仮組みできました。

電源につなぐとちゃんと表示が出ます。当たり前ですが。

ただ、まだ計測はできません。
キットにはRCAジャックが付属していますが、せっかくのオシロスコープなので、プローブを接続できるようにBNCジャックを実装することにします。
電源アダプタと一緒に発注しました。

プローブはオシロスコープを自作しようと計画した際に購入済みのものがあるので、それを使います。
しかし、このオシロスコープ。ADC直結のようで、最大5Vまでしか計測できなさそうです。
高い電圧を測る場合には抵抗分圧する必要がありそうです。
もしかして勘違いかもしれないのでもう少しマニュアルをしっかり読んでおこうと思います。
壊れたコンデンサですが、せっかくなので(?)分解してみました。
ケースを外すと紙が巻かれたものが出てきます。

紙をほどいていくと

アルミの薄い板が出てきます。
完全にほぐすとこんな感じ。

本やネットで見たことがある通り、アルミの板を紙で絶縁して巻いてあるというシンプルな構造でした。
こんなもんで電気が貯められるって、ある意味感動的ですな。
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