あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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カセットガスストーブのファンヒーター化(その3)
なんとかペルチェの発電量を増やそうと、あれこれやってますが突然ストーブが点火しなくなりました。
よく見るとバーナーのところで火花が飛んでいません。
火花を飛ばす原理は100円ライターと同じで、圧電素子を使っています。
ストーブを開けると黒いケーブルが伸びているところがあります。
取り外してみました。
これが圧電素子です。
でもこれ、故障しているかどうか確かめようがありません。
黒いケーブルがプラスだとして、マイナスは...どうも先っぽの金属部分のようです。
この金属部分とガスの気化装置をプレートで接触させて、火口まで電気的につないでいるようです。
黒いケーブル側は火口そばの針金に接続されています。
この圧電素子を留めているプレートですが曲がってしまっています。
これのせいで接触が悪くなっていたのかもしれません。
金槌で叩いて平らにしました。
圧電素子を元通り取り付けましたが効果なし。
結局、火花を飛ばす針金部分が火口から離れていたために火花が飛ばなかったようです。
針金をペンチで火口に近づけたところ点火できるようになりました。
おまけ
ストーブを一旦開けたので新型パワーブースターの集熱部分の写真です。
銅パイプも柔らかいのでなかなか狙ったところに穴を開けられませんでした。
本題でないところで苦労してしまいました。
さて今回はペルチェ単体の発電量の検証です。
「ペルチェ ろうそく発電」というキーワードで検索すると、結構発電量が大きいようです。
似た構造にして発電量を測ってみます。
用意したのは味のりの缶です。
ノコギリと金切りバサミで中腹に穴を開けます。
蓋の上にペルチェとヒートシンクを置いて点火!
なんと、1.5V出ました。
DC-DCの出力側
4V近く出ています。
ヒートシンクのファンも回りました。
ただ回転数が足りないようで、そよ風程度しか風が出ません。
もっと火力を増やしてみようとチャッカマンも使って炙ってみましたが、むしろ電圧はどんどん下がってしまいました。
「温度差を作ろう」とプリンの型(金属製)に氷を入れたものをヒートシンクの代わりに載せてみます。
しかし、一向に電圧が上がりません。
そうこうしているうちにパキッといういや〜な感じの音を発して出力が0Vになってしまいました。
急激に冷やされて物理的に壊れてしまったようです。高かったのに...orz
千石電商の3cm角のペルチェだと発電量が多そうです。
ちょっとペルチェの選択から再考してみます。
↓押していただけると嬉しいです。
よく見るとバーナーのところで火花が飛んでいません。
火花を飛ばす原理は100円ライターと同じで、圧電素子を使っています。
ストーブを開けると黒いケーブルが伸びているところがあります。

取り外してみました。
これが圧電素子です。

でもこれ、故障しているかどうか確かめようがありません。
黒いケーブルがプラスだとして、マイナスは...どうも先っぽの金属部分のようです。
この金属部分とガスの気化装置をプレートで接触させて、火口まで電気的につないでいるようです。
黒いケーブル側は火口そばの針金に接続されています。
この圧電素子を留めているプレートですが曲がってしまっています。

これのせいで接触が悪くなっていたのかもしれません。
金槌で叩いて平らにしました。

圧電素子を元通り取り付けましたが効果なし。
結局、火花を飛ばす針金部分が火口から離れていたために火花が飛ばなかったようです。
針金をペンチで火口に近づけたところ点火できるようになりました。
おまけ
ストーブを一旦開けたので新型パワーブースターの集熱部分の写真です。

銅パイプも柔らかいのでなかなか狙ったところに穴を開けられませんでした。
本題でないところで苦労してしまいました。
さて今回はペルチェ単体の発電量の検証です。
「ペルチェ ろうそく発電」というキーワードで検索すると、結構発電量が大きいようです。
似た構造にして発電量を測ってみます。
用意したのは味のりの缶です。

ノコギリと金切りバサミで中腹に穴を開けます。

蓋の上にペルチェとヒートシンクを置いて点火!

なんと、1.5V出ました。

DC-DCの出力側

4V近く出ています。
ヒートシンクのファンも回りました。

ただ回転数が足りないようで、そよ風程度しか風が出ません。
もっと火力を増やしてみようとチャッカマンも使って炙ってみましたが、むしろ電圧はどんどん下がってしまいました。

「温度差を作ろう」とプリンの型(金属製)に氷を入れたものをヒートシンクの代わりに載せてみます。
しかし、一向に電圧が上がりません。
そうこうしているうちにパキッといういや〜な感じの音を発して出力が0Vになってしまいました。
急激に冷やされて物理的に壊れてしまったようです。高かったのに...orz
千石電商の3cm角のペルチェだと発電量が多そうです。
ちょっとペルチェの選択から再考してみます。
↓押していただけると嬉しいです。
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