あたご工房
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カセットガスストーブのファンヒーター化(その4)
千石電商の3cm角ペルチェは秋月電子のペルチェと同じもののようです。
また、ペルチェを発電に使う際には面積が小さいほうが効率が良さそうです。
ということで秋月電子の3cm角5Aタイプを入手して試してみました。
前回の失敗の一つにペルチェを熱源に対して直列に配置してしまったということがあります。
これですと熱源に近い左側のペルチェは発電しますが、そこで熱が逃げてしまうため右側のペルチェではあまり発電しません。
今回は熱源からの距離を均等にします。また、集熱版の面積も広げました。
ペルチェを載せるとこんな感じです。
ペルチェの面積が小さくなっただけでなく高さも少し足りないため銅板を1枚重ねます。
熱がよく伝わるようにシリコングリスを塗りました。
ヒートシンクは横向きに配置します。
いつもの通りカセットガスストーブで実験です。
ペルチェの配線は直列になるように結線してあります。
今回は銅板の温度も同時に計測します。
銅板温度が60℃で600mV。周囲温度は計測してませんが、この時の状況では10mV/℃位の勾配でした。
80℃を超えるとさすがに手が熱くなってきたので温度計測はやめて電圧だけ測りました。
むぅ〜1V出ません。
冷却側をもっと冷やしてみます。プリンの型に氷を入れたものをペルチェに乗せます。
シリコングリスがカップにつかないように銅板を挟んでます。
結果は...ほとんど効果ありませんでした。
冷却側をいくら冷やしてもダメです。
ヒートシンクを外した状態なのでペルチェ直近の銅板温度を計測してみました。
先ほどの位置からほんの数cmしか離れていませんが...
全然熱が伝わっていません。
銅板が薄いので、厚み方向にはよく熱が伝わりますが、広がり方向には熱が伝わりにくいのではないかと思われます。
となるとペルチェを熱源に近づけるしかないですね。
↓押していただけると嬉しいです。
また、ペルチェを発電に使う際には面積が小さいほうが効率が良さそうです。
ということで秋月電子の3cm角5Aタイプを入手して試してみました。

前回の失敗の一つにペルチェを熱源に対して直列に配置してしまったということがあります。

これですと熱源に近い左側のペルチェは発電しますが、そこで熱が逃げてしまうため右側のペルチェではあまり発電しません。
今回は熱源からの距離を均等にします。また、集熱版の面積も広げました。

ペルチェを載せるとこんな感じです。

ペルチェの面積が小さくなっただけでなく高さも少し足りないため銅板を1枚重ねます。

熱がよく伝わるようにシリコングリスを塗りました。
ヒートシンクは横向きに配置します。

いつもの通りカセットガスストーブで実験です。

ペルチェの配線は直列になるように結線してあります。
今回は銅板の温度も同時に計測します。

銅板温度が60℃で600mV。周囲温度は計測してませんが、この時の状況では10mV/℃位の勾配でした。
80℃を超えるとさすがに手が熱くなってきたので温度計測はやめて電圧だけ測りました。

むぅ〜1V出ません。
冷却側をもっと冷やしてみます。プリンの型に氷を入れたものをペルチェに乗せます。

シリコングリスがカップにつかないように銅板を挟んでます。
結果は...ほとんど効果ありませんでした。
冷却側をいくら冷やしてもダメです。
ヒートシンクを外した状態なのでペルチェ直近の銅板温度を計測してみました。

先ほどの位置からほんの数cmしか離れていませんが...

全然熱が伝わっていません。
銅板が薄いので、厚み方向にはよく熱が伝わりますが、広がり方向には熱が伝わりにくいのではないかと思われます。
となるとペルチェを熱源に近づけるしかないですね。
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