あたご工房
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カセットガスストーブのファンヒーター化(その7)
ヒートシンクの断熱と風量アップを試してみました。
今の構成ですとヒートシンクがむき出しのため、熱気が回りこんでヒートシンクを温めてしまう可能性があります。
また、ファンからヒートシンクに吹きつけられた排気は前方と後方に別れてしまいます。
これらを解消するためにボール紙で風防を作ってみました。
何か車のペーパークラフトっぽい形になりました。
これをヒートシンクに被せます。
ヒートシンク後方は塞いでしまいます。
ヒートシンク前方は排気口をヒートシンクの高さの1/3程度まで絞る形状としました。
これで後方に逃げるはずだった排気も前面に出てきて、さらに排気口を絞ることで流速を速めようという目論見です。
このままではファンが周囲の熱気を吸い込んでしまうので、吸気口も作ります。
こちらは非常にシンプルな形状です。
先ほどの風防上端をファンの高さに切り揃えました。
この2つを合体させます。
ファンのコードは吸気ダクトから出しています。
これでストーブ後方の冷えた空気を吸い込んで、ヒートシンクを冷却した後に前方から熱気を吹き出すはずです。
機構は出来上がりましたが、電気系統が環境発電用の昇圧型DC-DCコンバータで5V出力となっています。
ファンの起動にはもう少し電圧が必要なのでこの後段に秋月の「最大24V出力 昇圧型スイッチング電源モジュール LMR62421(TI)使用キット」を接続します。
この状態からストーブを点火。
・・・ファンが回っているのかどうか分かりません。
吸気ダクト側からファンに触ってみたところ、ちゃんと回転していました。
肝心の風量ですが、ティッシュを短冊状に切って吹き出し口に近づけてみました。
ティッシュだと結構噴き出しているように見えますが、手では風を感じません。
ただ、放射熱とは違う、熱気による暖かさを吹き出し口から10cmくらいの距離で感じます。
ただ、ファンヒータとはおこがましくてとても言えたものじゃありません。
↑の写真を見て分かるように風防は集熱版よりも少しはみ出しています。
集熱版を冷やさないようにするためなのですが、逆にボール紙が熱気にさらされるということを忘れていました。
実験後に見てみたら、焦げたのかススが付いたのか変色していました。
う〜ん。ストーブの熱気で電気を起こしてファンヒータ化するというのは失敗だったようです。
もう暖かくなって来たので続きは来シーズンにしようと思います。
↓押していただけると嬉しいです。
今の構成ですとヒートシンクがむき出しのため、熱気が回りこんでヒートシンクを温めてしまう可能性があります。
また、ファンからヒートシンクに吹きつけられた排気は前方と後方に別れてしまいます。
これらを解消するためにボール紙で風防を作ってみました。

何か車のペーパークラフトっぽい形になりました。
これをヒートシンクに被せます。

ヒートシンク後方は塞いでしまいます。

ヒートシンク前方は排気口をヒートシンクの高さの1/3程度まで絞る形状としました。

これで後方に逃げるはずだった排気も前面に出てきて、さらに排気口を絞ることで流速を速めようという目論見です。
このままではファンが周囲の熱気を吸い込んでしまうので、吸気口も作ります。

こちらは非常にシンプルな形状です。
先ほどの風防上端をファンの高さに切り揃えました。
この2つを合体させます。

ファンのコードは吸気ダクトから出しています。

これでストーブ後方の冷えた空気を吸い込んで、ヒートシンクを冷却した後に前方から熱気を吹き出すはずです。
機構は出来上がりましたが、電気系統が環境発電用の昇圧型DC-DCコンバータで5V出力となっています。
ファンの起動にはもう少し電圧が必要なのでこの後段に秋月の「最大24V出力 昇圧型スイッチング電源モジュール LMR62421(TI)使用キット」を接続します。

この状態からストーブを点火。
・・・ファンが回っているのかどうか分かりません。
吸気ダクト側からファンに触ってみたところ、ちゃんと回転していました。
肝心の風量ですが、ティッシュを短冊状に切って吹き出し口に近づけてみました。

ティッシュだと結構噴き出しているように見えますが、手では風を感じません。
ただ、放射熱とは違う、熱気による暖かさを吹き出し口から10cmくらいの距離で感じます。
ただ、ファンヒータとはおこがましくてとても言えたものじゃありません。
↑の写真を見て分かるように風防は集熱版よりも少しはみ出しています。
集熱版を冷やさないようにするためなのですが、逆にボール紙が熱気にさらされるということを忘れていました。
実験後に見てみたら、焦げたのかススが付いたのか変色していました。

う〜ん。ストーブの熱気で電気を起こしてファンヒータ化するというのは失敗だったようです。
もう暖かくなって来たので続きは来シーズンにしようと思います。
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tag : カセットガスストーブ,
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