あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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デジタルワイヤレスマイクの製作(その6)
再生時のノイズが酷いので、受信機側にフィルタを入れてみました。
受信機側のPWM出力は32kHzで、送信側の音声サンプリングは8kHz=4kHzまでの音声帯域となります。
人が通常話す時の声の高さはせいぜい1kHzで、逆に100Hz以下の音はブーンといううなりとなります。
これらの条件からTWE-Liteからアンプの間にカットオフ周波数1kHzのRCフィルタを入れてみました。
しかしノイズはほとんど改善されません。
以前製作した秋月オシロでヘッドホン出力を見てみました。
まずは送信機をOFFした状態(受信機の素の信号)です。
波高値はほぼ同じですが、負の期間が大きいため直流の電流が流れてしまいます。
送信機をONにした波形です。
負の部分のDC成分が少なくなりましたが、まだ正負の面積がアンバランスです。
ヘッドホンにDC信号が流れないようにACカップリングのためのコンデンサを挿入してみました。
MUSEの無極性2.2μFです。無極性のコンデンサを使いたかったので定数は適当です。
このときの受信機単体の信号です。
信号波形に変化はありませんが、面積のアンバランスは改善されたように見えます。
送信機をONした信号です。
傾向は同じです。
ここまでは無負荷=ヘッドホンを繋いでいませんでした。
ヘッドホンを繋いだ時の波形です。
物凄く歪な波形です。
ただ、ノイズはかなり抑えられた...というか音声レベルが低くなったように感じます。
おまけに受信機素の音にピーと甲高いノイズが入るようになってしまいました。
余談ですが、今回秋月オシロを結構使って、波形の保存の方法の他に意外な機能があることを知りました。
計測中にMODEボタンを長押しするとスペクトルアナライザになります。
もろに32kHzの信号が出ていることが分かります。
これ以上アキシャル部品でフィルタを作るのはスペース的に厳しいですね。
一旦TWE-Liteなしの回路(マイクとアンプ直結)で検証する必要があるかもしれません。
↓押していただけると嬉しいです。
受信機側のPWM出力は32kHzで、送信側の音声サンプリングは8kHz=4kHzまでの音声帯域となります。
人が通常話す時の声の高さはせいぜい1kHzで、逆に100Hz以下の音はブーンといううなりとなります。
これらの条件からTWE-Liteからアンプの間にカットオフ周波数1kHzのRCフィルタを入れてみました。
しかしノイズはほとんど改善されません。
以前製作した秋月オシロでヘッドホン出力を見てみました。
まずは送信機をOFFした状態(受信機の素の信号)です。

波高値はほぼ同じですが、負の期間が大きいため直流の電流が流れてしまいます。
送信機をONにした波形です。

負の部分のDC成分が少なくなりましたが、まだ正負の面積がアンバランスです。
ヘッドホンにDC信号が流れないようにACカップリングのためのコンデンサを挿入してみました。

MUSEの無極性2.2μFです。無極性のコンデンサを使いたかったので定数は適当です。
このときの受信機単体の信号です。

信号波形に変化はありませんが、面積のアンバランスは改善されたように見えます。
送信機をONした信号です。

傾向は同じです。
ここまでは無負荷=ヘッドホンを繋いでいませんでした。
ヘッドホンを繋いだ時の波形です。

物凄く歪な波形です。
ただ、ノイズはかなり抑えられた...というか音声レベルが低くなったように感じます。
おまけに受信機素の音にピーと甲高いノイズが入るようになってしまいました。
余談ですが、今回秋月オシロを結構使って、波形の保存の方法の他に意外な機能があることを知りました。
計測中にMODEボタンを長押しするとスペクトルアナライザになります。

もろに32kHzの信号が出ていることが分かります。
これ以上アキシャル部品でフィルタを作るのはスペース的に厳しいですね。
一旦TWE-Liteなしの回路(マイクとアンプ直結)で検証する必要があるかもしれません。
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