あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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VC200L稼働準備
せっかく買ったVC200Lですが、これまで仕事が超忙しくて全くいじっていませんでした。
仕事が一段落ついたのでVC200Lを正式稼働するための準備を始めました。 VC200Lについてネットでよく見るのが「ガイドが決まらない」というもの。
その原因は鏡筒のタワミにあるようです。
ガイド鏡も一般的なガイドマウントではエラーの原因になってしまうとのこと。
それと、Advanced-GTではVC200Lの重量はぎりぎりらしく、プレート同架はムリで親子亀方式しかないようです。
これらを解決するためにコスモ工房さんに特注依頼をしました。
作ってもらったのはこちら。
40cmの超ロングアリガタと5cm×20cmのプレートです。
アリミゾはコスモ工房さんの標準品です。
あらかじめ買っておいたSX鏡筒バンドにアリミゾを固定します。
鏡筒バンド同士をアリガタで固定することで鏡筒のタワミを防止する目論見です。
残りのプレートと標準アリミゾ、そしてヤフオクで入手しておいたガイド鏡バンドを組み合わせます。
SX鏡筒バンド下側のアリガタは赤道儀に載せるときに使い、上側のアリガタはガイド鏡を親子亀で載せるために使います。
さて、SX鏡筒バンドをVC200Lに固定するために既存のアリガタを外します。
6角レンチで4箇所のネジを外します。
しかし、このレールも長いのに4箇所でしか留めていないとは。
鏡筒の鉄板の薄さとあいまってタワンでしまうんですね。
さて、SX鏡筒バンドを取り付ける際にはハンドルが邪魔だったので一旦外し、アリガタは斜め位置になるようにしました。
アリガタと鏡筒の隙間が狭くて指が入りにくく、ハンドルが必要と判断したためです。
Tリングでカメラの傾きは変えられるので問題無いでしょう。
鏡筒をケースに仕舞おうとしたら、なんか引っかかります。
鏡筒を支える部分とアリガタが干渉してました。
固定は両面テープだったので位置をずらしました。
これで鏡筒が収まりました。
ファインダも入れるためにはピントノブが邪魔なのとSX鏡筒バンドの出っ張りの干渉のためかなり斜めにしています。
ガイド鏡も固定してみました。
日食観測で活躍した古(いにしえ)の6cm屈折です。
で、今回もオチがありました。
↑写真だと分かりにくいですが、一箇所ネジの緩衝材が無くなってましたorz
鏡筒バンドのネジ径確認のため色々と持ちだしていた時に外れてしまったものと思われます。
心当たりは全て探したのですが見つかりません。
緩衝材は硬質ゴムっぽい材質で、手近な代用品が思いつきません。
なんとかしようと思います。
さて、あとはモーターフォーカサーとバーチノフマスクで機材は揃います。
早いとこ稼働させたいです。
↓押していただけると嬉しいです。
仕事が一段落ついたのでVC200Lを正式稼働するための準備を始めました。 VC200Lについてネットでよく見るのが「ガイドが決まらない」というもの。
その原因は鏡筒のタワミにあるようです。
ガイド鏡も一般的なガイドマウントではエラーの原因になってしまうとのこと。
それと、Advanced-GTではVC200Lの重量はぎりぎりらしく、プレート同架はムリで親子亀方式しかないようです。
これらを解決するためにコスモ工房さんに特注依頼をしました。
作ってもらったのはこちら。

40cmの超ロングアリガタと5cm×20cmのプレートです。
アリミゾはコスモ工房さんの標準品です。
あらかじめ買っておいたSX鏡筒バンドにアリミゾを固定します。

鏡筒バンド同士をアリガタで固定することで鏡筒のタワミを防止する目論見です。
残りのプレートと標準アリミゾ、そしてヤフオクで入手しておいたガイド鏡バンドを組み合わせます。

SX鏡筒バンド下側のアリガタは赤道儀に載せるときに使い、上側のアリガタはガイド鏡を親子亀で載せるために使います。

さて、SX鏡筒バンドをVC200Lに固定するために既存のアリガタを外します。

6角レンチで4箇所のネジを外します。
しかし、このレールも長いのに4箇所でしか留めていないとは。
鏡筒の鉄板の薄さとあいまってタワンでしまうんですね。

さて、SX鏡筒バンドを取り付ける際にはハンドルが邪魔だったので一旦外し、アリガタは斜め位置になるようにしました。
アリガタと鏡筒の隙間が狭くて指が入りにくく、ハンドルが必要と判断したためです。

Tリングでカメラの傾きは変えられるので問題無いでしょう。

鏡筒をケースに仕舞おうとしたら、なんか引っかかります。
鏡筒を支える部分とアリガタが干渉してました。

固定は両面テープだったので位置をずらしました。

これで鏡筒が収まりました。
ファインダも入れるためにはピントノブが邪魔なのとSX鏡筒バンドの出っ張りの干渉のためかなり斜めにしています。

ガイド鏡も固定してみました。

日食観測で活躍した古(いにしえ)の6cm屈折です。
で、今回もオチがありました。

↑写真だと分かりにくいですが、一箇所ネジの緩衝材が無くなってましたorz
鏡筒バンドのネジ径確認のため色々と持ちだしていた時に外れてしまったものと思われます。
心当たりは全て探したのですが見つかりません。
緩衝材は硬質ゴムっぽい材質で、手近な代用品が思いつきません。
なんとかしようと思います。
さて、あとはモーターフォーカサーとバーチノフマスクで機材は揃います。
早いとこ稼働させたいです。
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tag : 天文機材,
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