あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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腕時計の補修
うちの三男坊も中学生になり、入学祝いとして腕時計を買ったのですが、3気圧防水(生活防水)の意味がわかっておらず、腕時計をしたままシャワーを浴びるという暴挙をしてしまいました。
しばらくして時計内部が水滴で曇るようになってしまいました。
購入した時計屋さんに修理を頼もうとしたらデザイナーズモデルのため2週間の預かりで20,000円ほどかかるとのこと。
これじゃ新しいのを買うほうが安いです。
ということで自分で何とかやってみることにしました。
まずは裏ぶたを開けます。
工具を差し込むくぼみはすぐに見つかりました。
先の細い工具を使うので時計本体を傷つけないようにセロテープで養生しています。
精密ドライバーだと力が入らなかったため、Macのアップグレード時に使用したスクレーパーで徐々に開けました。
Macの時もそうでしたが、あまり工具を差し込むと内部を損傷してしまう可能性があるので気をつけましょう。
意外とあっさりと裏蓋が開きました。
この手の精密機械を扱う際に気をつけているのが「自分の実力に合わせて無理をしない」ということです。
なのでここまでで分解は止めます。
時計内部に入ってしまった水分は乾燥させて取り除きます。
タッパータイプの弁当箱に腕時計とシリカゲルを入れて密封します。
湿度がわかるようにドライボックスの湿度計を入れています。
キンキンに(?)乾燥してます。
このまま数日放置しておきます。
ここまでで使った道具類です。
カッターは刃が薄すぎ&しなりすぎで速攻諦めました。
数日後時計を取り出して裏蓋をはめます。
手で押し込もうとしましたがびくともしません。
ググってみると蓋が閉まらないのはあるあるのようです。
紹介されていた方法の1つをやってみます。
裏蓋に力がかかりやすいような棒を用意します。
家に丁度アクリルの棒がありました。
これを裏蓋に合わせて押し込みます。
んが、全体重をかけてもびくともしません。
あれこれ試してみましたが全く歯がたたないため裏蓋を閉める専用工具を買ってしまいました。
これなら簡単に閉まりそうです。
様々な時計に対応できるようアタッチメントの数がすごいです。
時計の蓋にはリューズを逃がす切り欠きがありますので蓋の位置はきちんと合わせておく必要があります。
時計の縁に合うサイズのアタッチメントを取り付けてレバーを絞ります。
んが、いくらレバーを握ってもハマりません。
よく見ると押し込む部分が真っ直ぐ降りていません。
写真だと右側だけが押された状態になってます。
このため力が逃げてしまっているようです。
う〜ん、千円台の工具なんてこんなものか。
ホームセンターに走りました。
まずはゴムの劣化を防止しつつ滑りを良くするためにシリコングリスを購入しました。
ティッシュにスプレーしてゴム部分を拭くように塗っていきます。
真っ直ぐに力を加えるためにクランプを購入しました。
アタッチメントを板で挟んでクランプをかけます。
さすがクランプです。どんどん閉まっていきます。
そしてパクンという感触とともについに裏蓋が閉まりました。
ただ、この方法だと裏蓋がずれやすくなるため、予めセロテープで仮固定しました。
セロテープの糊が結構ベトついて綺麗にするのに手間がかかりました。
実はあまりにも蓋が閉まらないので少しサイズの小さめなアタッチメントを使ったりしてしまいました。
そのせいか裏蓋にわずかながら筋が残ってしまいました。
くれぐれも裏蓋の縁にかかるようなアタッチメントサイズを選んでください。
ベルトを取り付けて元通りになりました。
三男坊も喜んでいました。
↓押して頂けると嬉しいです。
しばらくして時計内部が水滴で曇るようになってしまいました。
購入した時計屋さんに修理を頼もうとしたらデザイナーズモデルのため2週間の預かりで20,000円ほどかかるとのこと。
これじゃ新しいのを買うほうが安いです。

ということで自分で何とかやってみることにしました。
まずは裏ぶたを開けます。
工具を差し込むくぼみはすぐに見つかりました。
先の細い工具を使うので時計本体を傷つけないようにセロテープで養生しています。

精密ドライバーだと力が入らなかったため、Macのアップグレード時に使用したスクレーパーで徐々に開けました。
Macの時もそうでしたが、あまり工具を差し込むと内部を損傷してしまう可能性があるので気をつけましょう。
意外とあっさりと裏蓋が開きました。

この手の精密機械を扱う際に気をつけているのが「自分の実力に合わせて無理をしない」ということです。
なのでここまでで分解は止めます。
時計内部に入ってしまった水分は乾燥させて取り除きます。
タッパータイプの弁当箱に腕時計とシリカゲルを入れて密封します。
湿度がわかるようにドライボックスの湿度計を入れています。

キンキンに(?)乾燥してます。
このまま数日放置しておきます。
ここまでで使った道具類です。
カッターは刃が薄すぎ&しなりすぎで速攻諦めました。

数日後時計を取り出して裏蓋をはめます。

手で押し込もうとしましたがびくともしません。
ググってみると蓋が閉まらないのはあるあるのようです。
紹介されていた方法の1つをやってみます。
裏蓋に力がかかりやすいような棒を用意します。
家に丁度アクリルの棒がありました。

これを裏蓋に合わせて押し込みます。

んが、全体重をかけてもびくともしません。
あれこれ試してみましたが全く歯がたたないため裏蓋を閉める専用工具を買ってしまいました。
これなら簡単に閉まりそうです。

様々な時計に対応できるようアタッチメントの数がすごいです。

時計の蓋にはリューズを逃がす切り欠きがありますので蓋の位置はきちんと合わせておく必要があります。

時計の縁に合うサイズのアタッチメントを取り付けてレバーを絞ります。

んが、いくらレバーを握ってもハマりません。
よく見ると押し込む部分が真っ直ぐ降りていません。
写真だと右側だけが押された状態になってます。
このため力が逃げてしまっているようです。

う〜ん、千円台の工具なんてこんなものか。
ホームセンターに走りました。
まずはゴムの劣化を防止しつつ滑りを良くするためにシリコングリスを購入しました。

ティッシュにスプレーしてゴム部分を拭くように塗っていきます。

真っ直ぐに力を加えるためにクランプを購入しました。

アタッチメントを板で挟んでクランプをかけます。

さすがクランプです。どんどん閉まっていきます。
そしてパクンという感触とともについに裏蓋が閉まりました。

ただ、この方法だと裏蓋がずれやすくなるため、予めセロテープで仮固定しました。

セロテープの糊が結構ベトついて綺麗にするのに手間がかかりました。
実はあまりにも蓋が閉まらないので少しサイズの小さめなアタッチメントを使ったりしてしまいました。
そのせいか裏蓋にわずかながら筋が残ってしまいました。

くれぐれも裏蓋の縁にかかるようなアタッチメントサイズを選んでください。
ベルトを取り付けて元通りになりました。

三男坊も喜んでいました。
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