あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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レリーズの修理
天体撮影のカメラには安物のレリーズを使っています。
去年の12月にあった土星と木星の接近の際にはシャッターが切れないトラブルが発生しました。
レリーズの付け根で断線しかかっていたようで、コードを一定方向に折ってなんとかシャッターを切りました。
というわけでレリーズを修理します。
もともとコードの被覆が剥けてしまっていてテープで補強していました。
早速分解します。
押しボタンスイッチは半押しと全押しがありますが3つのバネの接触で実現しているようです。
さて断線しかかっているブッシュ部分を見てみます。
被覆が裂けて内部のコードが露出しています。
補強のためでしょうか糸が何本か入っています。
折り曲げると、ほとんど断線しています。
これじゃダメですね。
ブッシュは再利用したいので、リモコン内部側の被覆を引っ張ってみましたが取れてしまいました。
ブッシュは接着されているようですが、材質がゴムなのでカッターで切り離してみます。
まずまず半分で切り開くことができました。
ですがブッシュの穴が小さいみたいです。
ケーブルが挟めません。
芯線だけが通っていたっぽいです。
※このエントリを書いていて気づいたのですが、ケーブルの被覆を含めて接着(融着)していたっぽいです。
ということでケーブルブッシュの代わりにビニールテープで太さを稼ぎます。
テープの幅方向がそのままですと長すぎるので半分に切ります。
それをコードに巻きつけます。
抜けどめはインシュロックです。
コードは切れかかっていたところで切断して、新たにハンダ付けしてあります。
出来上がりです。
動作もしっかりしていて安心感があります。
実はEOS6D用のレリーズも同様の症状になっています。
こちらのレリーズは基板がちょっと違っていました。
ま、同様に修理しました。
これで今後の撮影ではシャッタートラブル解消です。
↓押して頂けると嬉しいです。
去年の12月にあった土星と木星の接近の際にはシャッターが切れないトラブルが発生しました。
レリーズの付け根で断線しかかっていたようで、コードを一定方向に折ってなんとかシャッターを切りました。
というわけでレリーズを修理します。
もともとコードの被覆が剥けてしまっていてテープで補強していました。

早速分解します。
押しボタンスイッチは半押しと全押しがありますが3つのバネの接触で実現しているようです。

さて断線しかかっているブッシュ部分を見てみます。
被覆が裂けて内部のコードが露出しています。
補強のためでしょうか糸が何本か入っています。

折り曲げると、ほとんど断線しています。
これじゃダメですね。

ブッシュは再利用したいので、リモコン内部側の被覆を引っ張ってみましたが取れてしまいました。

ブッシュは接着されているようですが、材質がゴムなのでカッターで切り離してみます。

まずまず半分で切り開くことができました。

ですがブッシュの穴が小さいみたいです。
ケーブルが挟めません。

芯線だけが通っていたっぽいです。
※このエントリを書いていて気づいたのですが、ケーブルの被覆を含めて接着(融着)していたっぽいです。

ということでケーブルブッシュの代わりにビニールテープで太さを稼ぎます。
テープの幅方向がそのままですと長すぎるので半分に切ります。

それをコードに巻きつけます。
抜けどめはインシュロックです。
コードは切れかかっていたところで切断して、新たにハンダ付けしてあります。

出来上がりです。
動作もしっかりしていて安心感があります。

実はEOS6D用のレリーズも同様の症状になっています。

こちらのレリーズは基板がちょっと違っていました。

ま、同様に修理しました。

これで今後の撮影ではシャッタートラブル解消です。
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