あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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月食と星食のダブル食そしてゴミ取り
5月26日は皆既月食でした。
まだ画像処理が出来上がっていないのですが、ちょっといいショットがありました。
今回の月食の最大の目標はターコイズフリンジの撮影としました。
可能ならターコイズフリンジ含めた「地球の影」写真にしたいと思っていました。
実際は皆既直後から雲が出てしまって後半は殆どきれいに撮れませんでした。
今回の月食では皆既中に月による星食があります。
連続写真を撮っていればうまい具合に取れるんじゃないかと思っていましたが、思いの外いいタイミングで撮影できました。
ということで画像処理を追い込んでいませんが写真がこちら。
ちょうど6.6等級の恒星が月縁に接触したタイミングです。
ただセンサのゴミが写ってしまっています。
結構いい感じの写真なのに勿体ない。
ということでこのゴミを消そうと思います。
まずは1:1のサイズでゴミ部分を拡大します。
ニキビ跡みたいですね。
今回の月食撮影は日没直後かつロケハンが十分でなかったため十分に極軸合わせを行えていませんでした。
このため月の画像がカメラのセンサ上を移動していきます。
つまり数分後の画像だとゴミの位置が変化するのでその画像から↑と同じ領域を切り取って貼り付けます。
画像処理はGIMPを使います。
まず切り取る側、貼り付ける側双方の月の位置を合わせておきます。
切り取り元の映像から画像を切り取りますが、領域選択は楕円を使い「境界をぼかす」オプションをセットしておきます。
ゴミと同サイズの領域を選択したら、更に選択メニューから「選択範囲を歪める」を実行します。
選択範囲の反転を行って周囲を削除するとパッチ用の画像ができあがります。
これを元画像にレイヤとして重ねると綺麗にゴミが消えてくれました。
全体像です。うまくいきました。
ただ月の向きが左に90°回転してしまっています。
何10年も赤道儀使っているのに、鏡筒の向きとカメラの取付向きが分かってなかったですね。
何事も年数だけ重ねれば良いというものではありませんね。
↓押して頂けると嬉しいです。
まだ画像処理が出来上がっていないのですが、ちょっといいショットがありました。
今回の月食の最大の目標はターコイズフリンジの撮影としました。
可能ならターコイズフリンジ含めた「地球の影」写真にしたいと思っていました。
実際は皆既直後から雲が出てしまって後半は殆どきれいに撮れませんでした。
今回の月食では皆既中に月による星食があります。
連続写真を撮っていればうまい具合に取れるんじゃないかと思っていましたが、思いの外いいタイミングで撮影できました。
ということで画像処理を追い込んでいませんが写真がこちら。
ちょうど6.6等級の恒星が月縁に接触したタイミングです。
ただセンサのゴミが写ってしまっています。

結構いい感じの写真なのに勿体ない。
ということでこのゴミを消そうと思います。
まずは1:1のサイズでゴミ部分を拡大します。
ニキビ跡みたいですね。

今回の月食撮影は日没直後かつロケハンが十分でなかったため十分に極軸合わせを行えていませんでした。
このため月の画像がカメラのセンサ上を移動していきます。
つまり数分後の画像だとゴミの位置が変化するのでその画像から↑と同じ領域を切り取って貼り付けます。
画像処理はGIMPを使います。
まず切り取る側、貼り付ける側双方の月の位置を合わせておきます。
切り取り元の映像から画像を切り取りますが、領域選択は楕円を使い「境界をぼかす」オプションをセットしておきます。
ゴミと同サイズの領域を選択したら、更に選択メニューから「選択範囲を歪める」を実行します。
選択範囲の反転を行って周囲を削除するとパッチ用の画像ができあがります。

これを元画像にレイヤとして重ねると綺麗にゴミが消えてくれました。

全体像です。うまくいきました。

ただ月の向きが左に90°回転してしまっています。
何10年も赤道儀使っているのに、鏡筒の向きとカメラの取付向きが分かってなかったですね。
何事も年数だけ重ねれば良いというものではありませんね。
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