あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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新ガイドシステムの構築(その3)
普段はケチケチなあたごですが今回は奮発しました。
今年は星ナビ30周年という事で発行元であるアストロアーツの製品が数千円引きになっていました。
7/30までのセールでしたが、これまで気になっていたソフトをついに購入しました。
ステライメージ9とステラショット2です。
軍資金は500円玉貯金の前借りとしました。
今回関係があるのがステラショットです。
このソフトウェアは赤道儀を使って天体を自動追尾するオートガイド機能だけでなく様々な撮影に便利な機能が含まれているようです。
このソフトウェアを使うためには赤道儀と撮影用カメラそしてガイド用のカメラを接続する必要があります。
あたごの所有赤道儀はSkyWatcherのEQ6Rという機種です。
EQ系赤道儀とPCを接続するにはEQDirectケーブルというものが必要なようです。
ただ、EQDirectケーブルはUSBシリアル変換とRJ45というLANケーブルのコネクタで簡単に作れるようです。
という事で自作します。
AmazonでこちらのUSBシリアル変換ケーブルを購入しました。
LANケーブルはちょっと調子が悪くなったケーブルがあったのでこれを使うことにしました。
LANケーブルはコネクタから50cm程度のところで切断し、こちらのHPを参考に結線しました。
まずは動作確認のため仮止めです。
さて作ったケーブルを赤道儀のHandControl端子に差し込んでステラショットから接続してみます。
が、どうも認識してくれません。
あれこれ試してみましたが原因がはっきりしません。
赤道儀から何かしらの信号とか受信できていないのか見てみようとシリアル通信用の端末ソフトを使ってみたら挙動が変です。
赤道儀に接続していない状態で文字を打つと何故か折り返しの受信が出ています。
どうもクロストークが発生しているようです。
(上の段は入力した文字列で下の段が実際のクロストークです)
LANケーブルを流用したのがまずかったのでしょうか。
では赤道儀付属のハンドルコントローラケーブルを使ったらどうでしょう。
RJ45のジャックに繋ぎ変えてみます。
で、赤道儀へ接続。
ですがやはりだめです。
赤道儀から外してクロストークのチェックをしてみます。
あれ?LANケーブルより遥かにましですが、純正ケーブルでもクロストーク出ています。
(本来なら一切文字が入らないはず)
改めてステラショットと赤道儀の接続方法について調べてみたところこちらのHPに具体的な接続方法が記載されていました。
EQDirectではなくハンドルコントローラへ接続するようです。
赤道儀付属のケーブルと手持ちのUSBシリアルケーブルを使って接続しました。
ハンドルコントローラは特に何もする必要がないようです。
↓PC Direct ModeはASCOMというドライバを使うときだけ設定するようです。
今回は余計なドライバを入れたくないのでそのままとしました。
やっとのこと赤道儀を認識してくれました。
付属の取扱説明書には赤道儀との具体的な接続方法について記載がありませんでした。
環境やバージョンによって変化する部分だから印刷物にしなかったのでしょうか。
あらかじめ調べておかなかった自分も悪いのですが、もうちょっと条件を明確にしてほしかったなぁと思いました。
ま、特別セールの期限ギリギリになって急いで買った事が一番良くなかったのだと思います。
同じようなことがもう一つ発生しましたが、それは後ほど...
↓押して頂けると嬉しいです。
今年は星ナビ30周年という事で発行元であるアストロアーツの製品が数千円引きになっていました。
7/30までのセールでしたが、これまで気になっていたソフトをついに購入しました。
ステライメージ9とステラショット2です。
軍資金は500円玉貯金の前借りとしました。

今回関係があるのがステラショットです。
このソフトウェアは赤道儀を使って天体を自動追尾するオートガイド機能だけでなく様々な撮影に便利な機能が含まれているようです。
このソフトウェアを使うためには赤道儀と撮影用カメラそしてガイド用のカメラを接続する必要があります。
あたごの所有赤道儀はSkyWatcherのEQ6Rという機種です。
EQ系赤道儀とPCを接続するにはEQDirectケーブルというものが必要なようです。
ただ、EQDirectケーブルはUSBシリアル変換とRJ45というLANケーブルのコネクタで簡単に作れるようです。
という事で自作します。
AmazonでこちらのUSBシリアル変換ケーブルを購入しました。
LANケーブルはちょっと調子が悪くなったケーブルがあったのでこれを使うことにしました。

LANケーブルはコネクタから50cm程度のところで切断し、こちらのHPを参考に結線しました。
まずは動作確認のため仮止めです。

さて作ったケーブルを赤道儀のHandControl端子に差し込んでステラショットから接続してみます。
が、どうも認識してくれません。

あれこれ試してみましたが原因がはっきりしません。
赤道儀から何かしらの信号とか受信できていないのか見てみようとシリアル通信用の端末ソフトを使ってみたら挙動が変です。
赤道儀に接続していない状態で文字を打つと何故か折り返しの受信が出ています。
どうもクロストークが発生しているようです。
(上の段は入力した文字列で下の段が実際のクロストークです)

LANケーブルを流用したのがまずかったのでしょうか。
では赤道儀付属のハンドルコントローラケーブルを使ったらどうでしょう。
RJ45のジャックに繋ぎ変えてみます。

で、赤道儀へ接続。

ですがやはりだめです。
赤道儀から外してクロストークのチェックをしてみます。
あれ?LANケーブルより遥かにましですが、純正ケーブルでもクロストーク出ています。
(本来なら一切文字が入らないはず)

改めてステラショットと赤道儀の接続方法について調べてみたところこちらのHPに具体的な接続方法が記載されていました。
EQDirectではなくハンドルコントローラへ接続するようです。
赤道儀付属のケーブルと手持ちのUSBシリアルケーブルを使って接続しました。

ハンドルコントローラは特に何もする必要がないようです。
↓PC Direct ModeはASCOMというドライバを使うときだけ設定するようです。
今回は余計なドライバを入れたくないのでそのままとしました。

やっとのこと赤道儀を認識してくれました。

付属の取扱説明書には赤道儀との具体的な接続方法について記載がありませんでした。
環境やバージョンによって変化する部分だから印刷物にしなかったのでしょうか。
あらかじめ調べておかなかった自分も悪いのですが、もうちょっと条件を明確にしてほしかったなぁと思いました。
ま、特別セールの期限ギリギリになって急いで買った事が一番良くなかったのだと思います。
同じようなことがもう一つ発生しましたが、それは後ほど...
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tag : 天文機材,
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