あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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シュレッダー復活
あたごはDMなど宛名・住所の記載されている郵便物をシュレッダーで処理しています。
オークションの出品をしますので、ある程度たまったところでシュレッダー処理・ビニール袋に入れてクッション材にしています。
ところが最近になってA4用紙2枚程度で紙が歯に絡まって切れなくなってしまうという状態になってしまいました。
使っているシュレッダーは、かなり前に何かの購入ポイントでポイント交換したものです。
いっそのことオークションに出してしまって新しいのを買おうかとも思いました。
Amazaonで見てみるとパーソナルシュレッダーはピンきりで5000円しないようなものから数万円までと幅があります。
ウチのシュレッダーはポイント交換したものですので、きっと安物でしょう。
買い手がつかなそうなのが目に見えています。
ん〜、切れが悪くなっているだけなので何とかならないかと「シュレッダー 復活」でググってみました。
何やらシュレッダーオイルを染み込ませた紙を裁断することで復活するようです。
研磨剤と潤滑剤が含まれたメンテナンスシートなんてものまであるようです。
潤滑剤を使う方向で進めてみますが、内部構造の確認のため一度分解してみます。
左奥にあるのがモーターですね。
左脇にあるのは減速ギヤボックスでしょう。
中央部分が裁断刃です。
紙の検知部分です。
紙が投入されると右側のマイクロスイッチが押されてモーターが回転しはじめるようです。
右側面には変則的な形状のギヤがついています。
ピニオンギヤは裁断刃の軸に付いているので、裁断が開始されると回り始めます。
変速形状のギヤは紙検知の黒いバーに押されて浮いた状態となり回りません。
紙が吸い込まれて黒いバーが元の位置に戻ると、変速形状ギヤがピニオンギヤと噛み合うようになります。
ギヤが噛み合っている間はバーが下がった状態=マイクロスイッチを押す状態が維持されます。
そしてギヤの欠けている部分に来ると元の状態に戻り、マイクロスイッチが押されなくなることで停止という仕組みのようです。
紙が無くなった後、ある程度回転してから停止させるという仕組みがギヤとマイクロスイッチだけで実現されていて実に興味深いです。
電子部品を一切使わずにこれだけの機能を実現するアイデアすごいです。
さて潤滑剤ですが、シュレッダーオイルと呼ばれるものは結構な値段します。
しかもそんなに使わないだろうし、勿体ない。
という事で手持ちのスプレーオイルを使います。
万遍なく塗布するよう出口側から吹き付けます。
たかが潤滑剤で切れるようになるのか半信半疑でしたが、切れ味が復活しました。
これでもうしばらく使えます。
良かった良かった。
↓押して頂けると嬉しいです。
オークションの出品をしますので、ある程度たまったところでシュレッダー処理・ビニール袋に入れてクッション材にしています。
ところが最近になってA4用紙2枚程度で紙が歯に絡まって切れなくなってしまうという状態になってしまいました。
使っているシュレッダーは、かなり前に何かの購入ポイントでポイント交換したものです。

いっそのことオークションに出してしまって新しいのを買おうかとも思いました。
Amazaonで見てみるとパーソナルシュレッダーはピンきりで5000円しないようなものから数万円までと幅があります。
ウチのシュレッダーはポイント交換したものですので、きっと安物でしょう。
買い手がつかなそうなのが目に見えています。
ん〜、切れが悪くなっているだけなので何とかならないかと「シュレッダー 復活」でググってみました。
何やらシュレッダーオイルを染み込ませた紙を裁断することで復活するようです。
研磨剤と潤滑剤が含まれたメンテナンスシートなんてものまであるようです。
潤滑剤を使う方向で進めてみますが、内部構造の確認のため一度分解してみます。

左奥にあるのがモーターですね。
左脇にあるのは減速ギヤボックスでしょう。
中央部分が裁断刃です。
紙の検知部分です。
紙が投入されると右側のマイクロスイッチが押されてモーターが回転しはじめるようです。

右側面には変則的な形状のギヤがついています。

ピニオンギヤは裁断刃の軸に付いているので、裁断が開始されると回り始めます。
変速形状のギヤは紙検知の黒いバーに押されて浮いた状態となり回りません。
紙が吸い込まれて黒いバーが元の位置に戻ると、変速形状ギヤがピニオンギヤと噛み合うようになります。
ギヤが噛み合っている間はバーが下がった状態=マイクロスイッチを押す状態が維持されます。
そしてギヤの欠けている部分に来ると元の状態に戻り、マイクロスイッチが押されなくなることで停止という仕組みのようです。

紙が無くなった後、ある程度回転してから停止させるという仕組みがギヤとマイクロスイッチだけで実現されていて実に興味深いです。
電子部品を一切使わずにこれだけの機能を実現するアイデアすごいです。
さて潤滑剤ですが、シュレッダーオイルと呼ばれるものは結構な値段します。
しかもそんなに使わないだろうし、勿体ない。
という事で手持ちのスプレーオイルを使います。

万遍なく塗布するよう出口側から吹き付けます。

たかが潤滑剤で切れるようになるのか半信半疑でしたが、切れ味が復活しました。
これでもうしばらく使えます。
良かった良かった。
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