あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
| ホーム |
古い望遠鏡の活用(15cm反射編 その1)
古い望遠鏡の活用第2弾は15cm反射(Mizar 150SL)の眼視活用化です。
前回の6cm屈折と同様に、設置を楽にして稼働を上げたいところです。
以前150SLはキャリングバッグに移しましたが、ファインダーが邪魔なので外してしまっています。
まずはこのファインダーを何とかする必要があります。
今どきの望遠鏡は鏡筒本体だけでなくファインダーもアリガタ・アリミゾ方式になっていますので、150SLもアリガタ・アリミゾ方式に改良します。
早速アマゾンから笠井トレーディングのアリミゾを購入。
ですが150SL側の台座部分が少々大きめのためそのままでは嵌りません。
もう一つの問題は取り付けネジ用の溝が皿ネジ用になっているため、コレまでファインダを固定していたネジですと頭が飛び出てしまいます。
ネジに関してはホームセンターから丁度いい皿ネジを買ってきました。
さてアリミゾを加工する必要がありますが、わずかに台座側が広いので、アリミゾ側の溝を広げるように削ってみます。
ただ、溝の深さが3mm程度しかないため通常のヤスリは使えません。
リューターを使ってみます。
しかし、いくらリューターでもなかなか削れません。
思い切りが足りないのでしょうか。
埒が明かないので片側を切り取ることにしました。
さすが切断砥石です。あっという間に切り落とせそうです。
ついに切り落としました。
思っていた通り切断面は凸凹です。
材質は多分アルミなのでヤスリがけして面を整えます。
段差0.3mmくらいでしょうか。
これ以上削ろうとすると本体も削ってしまいそうなのでここまでとします。
これくらいの段差なら問題ないでしょう。

ネジをはめてみました。
丁度いい長さでした。
反対側の溝も切り落とそうかと思いましたが、面倒なのとズレ防止のため残すことにしました。
↓削った痕が残ってます。
さて鏡筒に取り付けます。
ネジ穴位置は大丈夫そうです。
ネジ止めしました。
段差も気になりません。
いい感じです。
さてお次はファインダー自体のアリガタ化です。
購入したのはこちら。
コスモ工房さんのタカハシファインダー取り付けアリガタです。
ミザールのファインダー脚はタカハシと同じサイズでした。
気になったのが付属のネジです。
もともとファインダーを固定したネジ(右)と比べると太いです。
アリガタにネジが切ってあるのでファインダー脚に通らない場合はファインダー脚側の穴を広げなければなりません。
恐る恐るネジを通してみたら難なく入りました。
余裕のある穴サイズになっていたのでしょう。
アリガタに取り付けました。
元のファインダー固定用ネジは無くさないようにしまっておきます。
いざ望遠鏡へ取り付けます。
が、アリガタが奥まで嵌りません。
アリミゾ側にイモネジがあり邪魔しています。
笠井トレーディングだったか忘れましたが、少し高いやつだとローレットネジ2本で固定するようになっていました。
たかがイモネジとローレットネジの違いで値段を変えているんですよね〜。
まぁお金をかけずに活用するのが目的なので文句は言えません。
アリガタが通る程度にイモネジを緩めました。
取り付けOKです。
アリガタには押し込み過ぎ防止のネジが付いていますが、ちゃんとアリミゾの逃し部分にハマっています。
これでファインダーはOKになりました。
次は鏡筒本体のアリガタ化です。
鏡筒バンドは元々の物を使いますのでアリガタを取り付けるためのアタッチメントを作る必要があります。
ちょっと悩んでますがそれもまた楽し、です。
↓押して頂けると嬉しいです。
前回の6cm屈折と同様に、設置を楽にして稼働を上げたいところです。
以前150SLはキャリングバッグに移しましたが、ファインダーが邪魔なので外してしまっています。
まずはこのファインダーを何とかする必要があります。
今どきの望遠鏡は鏡筒本体だけでなくファインダーもアリガタ・アリミゾ方式になっていますので、150SLもアリガタ・アリミゾ方式に改良します。
早速アマゾンから笠井トレーディングのアリミゾを購入。
ですが150SL側の台座部分が少々大きめのためそのままでは嵌りません。

もう一つの問題は取り付けネジ用の溝が皿ネジ用になっているため、コレまでファインダを固定していたネジですと頭が飛び出てしまいます。

ネジに関してはホームセンターから丁度いい皿ネジを買ってきました。

さてアリミゾを加工する必要がありますが、わずかに台座側が広いので、アリミゾ側の溝を広げるように削ってみます。

ただ、溝の深さが3mm程度しかないため通常のヤスリは使えません。
リューターを使ってみます。

しかし、いくらリューターでもなかなか削れません。
思い切りが足りないのでしょうか。
埒が明かないので片側を切り取ることにしました。

さすが切断砥石です。あっという間に切り落とせそうです。

ついに切り落としました。
思っていた通り切断面は凸凹です。

材質は多分アルミなのでヤスリがけして面を整えます。

段差0.3mmくらいでしょうか。
これ以上削ろうとすると本体も削ってしまいそうなのでここまでとします。

これくらいの段差なら問題ないでしょう。

ネジをはめてみました。
丁度いい長さでした。
反対側の溝も切り落とそうかと思いましたが、面倒なのとズレ防止のため残すことにしました。
↓削った痕が残ってます。

さて鏡筒に取り付けます。
ネジ穴位置は大丈夫そうです。

ネジ止めしました。

段差も気になりません。
いい感じです。

さてお次はファインダー自体のアリガタ化です。

購入したのはこちら。
コスモ工房さんのタカハシファインダー取り付けアリガタです。
ミザールのファインダー脚はタカハシと同じサイズでした。

気になったのが付属のネジです。
もともとファインダーを固定したネジ(右)と比べると太いです。
アリガタにネジが切ってあるのでファインダー脚に通らない場合はファインダー脚側の穴を広げなければなりません。

恐る恐るネジを通してみたら難なく入りました。
余裕のある穴サイズになっていたのでしょう。

アリガタに取り付けました。

元のファインダー固定用ネジは無くさないようにしまっておきます。

いざ望遠鏡へ取り付けます。
が、アリガタが奥まで嵌りません。
アリミゾ側にイモネジがあり邪魔しています。

笠井トレーディングだったか忘れましたが、少し高いやつだとローレットネジ2本で固定するようになっていました。
たかがイモネジとローレットネジの違いで値段を変えているんですよね〜。
まぁお金をかけずに活用するのが目的なので文句は言えません。
アリガタが通る程度にイモネジを緩めました。

取り付けOKです。

アリガタには押し込み過ぎ防止のネジが付いていますが、ちゃんとアリミゾの逃し部分にハマっています。

これでファインダーはOKになりました。

次は鏡筒本体のアリガタ化です。
鏡筒バンドは元々の物を使いますのでアリガタを取り付けるためのアタッチメントを作る必要があります。
ちょっと悩んでますがそれもまた楽し、です。
↓押して頂けると嬉しいです。
- 関連記事
-
- 月食の画像処理
- 新星景画像処理の手順
- 古い望遠鏡の活用(15cm反射編 その1)
- 新ガイドシステムの構築(その4)
- 古い望遠鏡の活用(6cm屈折編)
<<Macでステライメージ9 | ホーム | OctoPrintカメラ広角化>>
コメント
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |