あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
| ホーム |
低融点はんだの製作
動物避けが反応に関係なく鳴ってしまう不具合の修理を進めます。
まずは怪しい部品を取り外したいと思います。
最初に分解した時から交換したい部品がありました。
それは感度調整のボリュームです。
部品の中で一番サビが酷いです。
ただ、取り外すには5つの端子からきれいにハンダを除去しなくてはなりません。
汚れのせいで分かりにくいですが手前4つのコネクタのやや奥側に扇状に点在しているのが端子です。
部品外しは一番苦手なやつです。
よくやるのが熱を加えすぎることによるパターン剥がれです。
こういった多ピンの部品外しで活躍するものの1つが低融点はんだです。
その名の通り融点が低いので、半田ごてを離してもしばらく固まらずにいてくれます。
全てのピンでハンダを溶かした状態にすれば部品が引き抜けるはずです。
ということで低融点はんだを作ります。
買うと結構なお値段のようです。
修理系動画で低融点はんだの作り方が紹介されていました。
通常のハンダに同重量のビスマスを加えるというものです。
早速アマゾンで購入しました。100gで1000円程です。
ごろっとした塊で届きました。
ビスマスは結晶状になっていて、ラジオペンチで握ると比較的簡単に削れます。
まぁそれでも少量ずつしか削れないので少々疲れます。
塗装用の金属皿にアルミホイルを被せます。
そうしないと溶けた半田がくっついてしまうようです。
まずはビスマスを5g投入します。
続いて糸ハンダを同じく5g投入。
意外に量が多いです。
ロウ付け用に買っておいた小型バーナーで炙ります。
このバーナー、燃料は100円ライターです。
さすがバーナーです、すぐに溶け始めました。
1分もしないうちに完全に溶けました。
フラックス成分が浮いてきてます。
これを型に流し込みます。
型と言ってもアルミホイルを山谷山と折ったものですが。
この時点で融点が下がっているのがわかります。
普通のハンダであれば流し込むまでにすぐに固まってしまいますが、この低融点はんだですと型に流し込んだ後もしばらくプルプル液状になっていました。
十分に冷えたところでアルミホイルから外します。
長さは10cm弱くらい、太さはざっくり7〜8mmくらいですかね。
全体的に太いですがアルミホイルの谷部分が尖っているのでちょい付けとかはしやすい気がします。
全部で10gのはずですが意外に多いですね、やっぱり。
これで動物避けのボリュームを外して修理していきたいと思います。
↓押して頂けると嬉しいです。
まずは怪しい部品を取り外したいと思います。
最初に分解した時から交換したい部品がありました。
それは感度調整のボリュームです。

部品の中で一番サビが酷いです。
ただ、取り外すには5つの端子からきれいにハンダを除去しなくてはなりません。
汚れのせいで分かりにくいですが手前4つのコネクタのやや奥側に扇状に点在しているのが端子です。

部品外しは一番苦手なやつです。
よくやるのが熱を加えすぎることによるパターン剥がれです。
こういった多ピンの部品外しで活躍するものの1つが低融点はんだです。
その名の通り融点が低いので、半田ごてを離してもしばらく固まらずにいてくれます。
全てのピンでハンダを溶かした状態にすれば部品が引き抜けるはずです。
ということで低融点はんだを作ります。
買うと結構なお値段のようです。
修理系動画で低融点はんだの作り方が紹介されていました。
通常のハンダに同重量のビスマスを加えるというものです。
早速アマゾンで購入しました。100gで1000円程です。
ごろっとした塊で届きました。

ビスマスは結晶状になっていて、ラジオペンチで握ると比較的簡単に削れます。
まぁそれでも少量ずつしか削れないので少々疲れます。

塗装用の金属皿にアルミホイルを被せます。
そうしないと溶けた半田がくっついてしまうようです。
まずはビスマスを5g投入します。

続いて糸ハンダを同じく5g投入。
意外に量が多いです。
ロウ付け用に買っておいた小型バーナーで炙ります。
このバーナー、燃料は100円ライターです。

さすがバーナーです、すぐに溶け始めました。

1分もしないうちに完全に溶けました。
フラックス成分が浮いてきてます。

これを型に流し込みます。
型と言ってもアルミホイルを山谷山と折ったものですが。

この時点で融点が下がっているのがわかります。
普通のハンダであれば流し込むまでにすぐに固まってしまいますが、この低融点はんだですと型に流し込んだ後もしばらくプルプル液状になっていました。
十分に冷えたところでアルミホイルから外します。

長さは10cm弱くらい、太さはざっくり7〜8mmくらいですかね。
全体的に太いですがアルミホイルの谷部分が尖っているのでちょい付けとかはしやすい気がします。
全部で10gのはずですが意外に多いですね、やっぱり。

これで動物避けのボリュームを外して修理していきたいと思います。
↓押して頂けると嬉しいです。
- 関連記事
-
- 低融点はんだの製作
- 動物避けの修理2
- ドライブレコーダーの修理
- ガンマイクの製作(その2)
- ガンマイクの製作(その1)
<<古い望遠鏡の活用15cm反射編(その3) | ホーム | 古い望遠鏡の活用15cm反射編(その2)>>
コメント
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |