あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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Bluetoothスピーカの製作(その4)
今回はアンプの動作確認と裏蓋加工です。
アンプはAmazonからBluetooth対応のこちらを購入しました。
小型でそれなりにワッテージがあり、トーンコントロールも付いています。
ヒートシンクが付属してきていますので最初に取り付けます。
ホコリと油分を除去するためキムワイプに無水アルコールを染み込ませて中央のICを拭きます。
ヒートシンクには熱伝導両面テープがすでに貼ってありますので、剥離紙を剥がして接着します。
このアンプ、特にケースというものはなく本体をケース代わりの基板で挟み込むようになっています。
高さを合わせるためでしょうか、前面パネルよりも1mm程度はみ出しています。
付属の電源コードです。
プラグ形状は標準的な2.1mmタイプ、センタープラスのようです。
手持ちのジャックで導通確認できました。
最大100Wとは思えないくらい芯線は細いです。
まぁ、普通に聞く分には10Wも消費していないというのをどこかで見た記憶があります。
アンプの動作確認をしてみたいと思います。
と、その前に電源が必要です。
持ち運びするのでバッテリが必要ですが、このアンプの入力は9〜24Vとなっています。
普通のUSBモバイルバッテリーだと5Vなので電圧が足りません。
USB Type-CのPD規格という物があるのですが、この規格だと最大20Vまで出力できるようです。
ということでPD対応のモバイルバッテリーを比較してこちらを選びました。
さてType-Cのケーブルを挿せば単純に20Vが取り出せるのかというとそうではありません。
PD規格だと様々な電圧が取り出せるのですが、それは電源を供給される側の機器とバッテリが通信して電圧を決めます。
今回のアンプのような用途で電源を取り出すためにType-C PDのトリガーデバイスというものがあります。
今回選んだのはこちら。見かけた中では最安でした。
出力電圧はジャンパーで切り替えられます。
トリガーデバイスに先程のDCケーブルをはんだ付けしてモバイルバッテリーにせつぞくします。
アンプにはまだ接続しないで、電圧を測ってみました。
トリガーデバイスの設定は20Vなのですが12Vしか出ていません。
モバイルバッテリーの取説をよく読んだら、OUTPUT専用ポートだと最大12Vのようです。
IN/OUTポートに接続したところ20V出ました。
ところがこの状態でアンプに接続しても電源が入りません。
テスターで確認すると電圧が出ていません。
あれこれ試したところIN/OUTポートに接続すれば12Vですが電源を供給できるようです。
もしかしたら突入電流か何かで保護がかかったのでしょうか。
先程も書きましたが、通常のリスニングでは10Wも使わないと思われるのでとりあえずこのままとします。
アンプにスピーカーを接続します。
スピーカーケーブルはホームセンターで購入してきた太めのものを使います。
まだ端子を付けていないのでミノムシケーブルで接続してます。
ペアリングをして適当な音源(著作権フリー)を流してみました。
通常スピーカーユニット単体だと古いラジオのような痩せた音になるのですが、とてもいい音で鳴ってくれます。
この組み合わせでOKな事が確認できました。
さて次はスピーカーへの取り付け方法です。
アンプはスピーカーに内蔵しようと思います。
モバイルバッテリーはトリガーデバイスを差し込んだときにしかONにならないので内蔵しません。
アンプは裏蓋へ取り付けます。
裏蓋に穴をあける必要がありますが、ボリュームのつまみが回せないと意味がありません。
ノギスで測ってみました。
だいたい4cm位の幅があればつまみを回せそうです。
早速裏蓋を加工します。
ホールソーで両端に穴を開けて、その間をジグソーで直線的につなぎました。
ヤスリがけして整えます。
面取りで少々歪になったかな。ま、良しとします。
今回の加工でエンクロージャーを切ったり削ったりは終了です。
なので最後に塗装します。
せっかくの木目を消さないようにクリア系のニスを使いたいところです。
扱いやすいということで水性ウレタンニスのつや消しを選びました。
乾くまでは直射日光に当てないようにということだったので裏蓋は物置の中で塗ります。
エンクロージャー本体は物置の日陰で塗装しました。
OSBって意外に剥がれてササクレが出るので、5回位塗り重ねました。
次回スピーカやらアンプやらを組み込めば完成です。
↓押して頂けると嬉しいです。
アンプはAmazonからBluetooth対応のこちらを購入しました。
小型でそれなりにワッテージがあり、トーンコントロールも付いています。

ヒートシンクが付属してきていますので最初に取り付けます。
ホコリと油分を除去するためキムワイプに無水アルコールを染み込ませて中央のICを拭きます。

ヒートシンクには熱伝導両面テープがすでに貼ってありますので、剥離紙を剥がして接着します。

このアンプ、特にケースというものはなく本体をケース代わりの基板で挟み込むようになっています。
高さを合わせるためでしょうか、前面パネルよりも1mm程度はみ出しています。

付属の電源コードです。

プラグ形状は標準的な2.1mmタイプ、センタープラスのようです。
手持ちのジャックで導通確認できました。

最大100Wとは思えないくらい芯線は細いです。
まぁ、普通に聞く分には10Wも消費していないというのをどこかで見た記憶があります。

アンプの動作確認をしてみたいと思います。
と、その前に電源が必要です。
持ち運びするのでバッテリが必要ですが、このアンプの入力は9〜24Vとなっています。
普通のUSBモバイルバッテリーだと5Vなので電圧が足りません。
USB Type-CのPD規格という物があるのですが、この規格だと最大20Vまで出力できるようです。
ということでPD対応のモバイルバッテリーを比較してこちらを選びました。
さてType-Cのケーブルを挿せば単純に20Vが取り出せるのかというとそうではありません。
PD規格だと様々な電圧が取り出せるのですが、それは電源を供給される側の機器とバッテリが通信して電圧を決めます。
今回のアンプのような用途で電源を取り出すためにType-C PDのトリガーデバイスというものがあります。
今回選んだのはこちら。見かけた中では最安でした。
出力電圧はジャンパーで切り替えられます。
トリガーデバイスに先程のDCケーブルをはんだ付けしてモバイルバッテリーにせつぞくします。
アンプにはまだ接続しないで、電圧を測ってみました。
トリガーデバイスの設定は20Vなのですが12Vしか出ていません。

モバイルバッテリーの取説をよく読んだら、OUTPUT専用ポートだと最大12Vのようです。
IN/OUTポートに接続したところ20V出ました。

ところがこの状態でアンプに接続しても電源が入りません。
テスターで確認すると電圧が出ていません。
あれこれ試したところIN/OUTポートに接続すれば12Vですが電源を供給できるようです。
もしかしたら突入電流か何かで保護がかかったのでしょうか。
先程も書きましたが、通常のリスニングでは10Wも使わないと思われるのでとりあえずこのままとします。
アンプにスピーカーを接続します。
スピーカーケーブルはホームセンターで購入してきた太めのものを使います。

まだ端子を付けていないのでミノムシケーブルで接続してます。

ペアリングをして適当な音源(著作権フリー)を流してみました。
通常スピーカーユニット単体だと古いラジオのような痩せた音になるのですが、とてもいい音で鳴ってくれます。
この組み合わせでOKな事が確認できました。
さて次はスピーカーへの取り付け方法です。
アンプはスピーカーに内蔵しようと思います。
モバイルバッテリーはトリガーデバイスを差し込んだときにしかONにならないので内蔵しません。
アンプは裏蓋へ取り付けます。
裏蓋に穴をあける必要がありますが、ボリュームのつまみが回せないと意味がありません。
ノギスで測ってみました。
だいたい4cm位の幅があればつまみを回せそうです。

早速裏蓋を加工します。
ホールソーで両端に穴を開けて、その間をジグソーで直線的につなぎました。

ヤスリがけして整えます。
面取りで少々歪になったかな。ま、良しとします。

今回の加工でエンクロージャーを切ったり削ったりは終了です。
なので最後に塗装します。
せっかくの木目を消さないようにクリア系のニスを使いたいところです。
扱いやすいということで水性ウレタンニスのつや消しを選びました。
乾くまでは直射日光に当てないようにということだったので裏蓋は物置の中で塗ります。

エンクロージャー本体は物置の日陰で塗装しました。

OSBって意外に剥がれてササクレが出るので、5回位塗り重ねました。
次回スピーカやらアンプやらを組み込めば完成です。
↓押して頂けると嬉しいです。
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