あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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2022皆既月食
11/8は月食でした。
月食の開始が18:09頃からなので1時間前までに泉ヶ岳へ到着。
ほぼ誰もいない状態です。
3日前にバミっておいた印に三脚&赤道儀をセッティングします。
この時点で8割以上雲に覆われています。
もう少し雲が少なければ北極星も見えるのですが、絶望的です。
アライメントも何もできない状況で18:00を過ぎてしまいましたので撮影を開始します。
20分ほど撮影していましたが何かが変です。
今回の撮影ではステラショット2のインターバル撮影機能を使いました。
最初の1時間は7段階のブラケット撮影設定をしたのですが露出時間が短すぎます。
食分0.7頃にWindowsのログインユーザが違うことに気が付きました。
メインのユーザでログインし直したところ露出時間が設定したとおりになりました。
手で半自動ブラケットするよりも格段に楽です。(当たり前ですが)
ところがステラショット2のインターバル撮影のバグなのか設定ミスなのか、設定通りの60秒インターバル撮影になりません。
とにかく連続してブラケット撮影されてしまいます。
まぁ、撮影できないわけでないのでそのままとしました。
この頃には雲は殆ど無くなり絶好の空模様です。
徐々にギャラリーの数も増えてきました。
で、なんとかターコイズフリンジも撮影できました。
もうちょっと階調圧縮(明るい方の明度を落として、暗い方の明度を上げる)したほうが良かったかな。
今回の月食での失敗その2は星ナビとか天文年鑑とかの資料を家に忘れてきたことです。
天王星食の潜入と出現時刻がわかりません。
とにかく連続撮影しておけばよいだろうとパラメータを変えて皆既中の月を撮影します。
そうこうしているうちに天王星が月に潜入しました。
皆既中はブラケットを±2/3段程度にしていたので1枚撮りです。
既に皆既は終わって、左上のほうが明るくなってきています。
皆既が終わる前にブラケット設定を戻しておくべきでした。
さて、天王星の出現時刻はあまり気にしていませんでしたが、ブラケット撮影を続けていました。
ただ連続撮影状態のため、どんどんバッテリが消耗していきます。
なんとかインターバル撮影にならないかイジってみましたがだめでした。
家に帰ってから天王星の出現が写っていることを確認して画像処理しました。
ブラケットのおかげで昼間部分の白飛びは抑えられましたが、こちらもターコイズフリンジ同様にもっと階調圧縮したほうが良さそうです。
とりあえず今の所画像処理が完了したのはこの3枚ですが、星仲間の方から月基準で天王星の動きを合成する写真を見せてもらいました。
あまり目にした事のない構図でした。
インターバル撮影にならなかったため撮影枚数は1700枚を超え、容量は30G超もあります。
せっかくなので月基準の天王星移動も画像処理しようと思います。
↓押して頂けると嬉しいです。
月食の開始が18:09頃からなので1時間前までに泉ヶ岳へ到着。
ほぼ誰もいない状態です。
3日前にバミっておいた印に三脚&赤道儀をセッティングします。
この時点で8割以上雲に覆われています。
もう少し雲が少なければ北極星も見えるのですが、絶望的です。
アライメントも何もできない状況で18:00を過ぎてしまいましたので撮影を開始します。
20分ほど撮影していましたが何かが変です。
今回の撮影ではステラショット2のインターバル撮影機能を使いました。
最初の1時間は7段階のブラケット撮影設定をしたのですが露出時間が短すぎます。
食分0.7頃にWindowsのログインユーザが違うことに気が付きました。
メインのユーザでログインし直したところ露出時間が設定したとおりになりました。
手で半自動ブラケットするよりも格段に楽です。(当たり前ですが)
ところがステラショット2のインターバル撮影のバグなのか設定ミスなのか、設定通りの60秒インターバル撮影になりません。
とにかく連続してブラケット撮影されてしまいます。
まぁ、撮影できないわけでないのでそのままとしました。
この頃には雲は殆ど無くなり絶好の空模様です。
徐々にギャラリーの数も増えてきました。
で、なんとかターコイズフリンジも撮影できました。

もうちょっと階調圧縮(明るい方の明度を落として、暗い方の明度を上げる)したほうが良かったかな。
今回の月食での失敗その2は星ナビとか天文年鑑とかの資料を家に忘れてきたことです。
天王星食の潜入と出現時刻がわかりません。
とにかく連続撮影しておけばよいだろうとパラメータを変えて皆既中の月を撮影します。
そうこうしているうちに天王星が月に潜入しました。

皆既中はブラケットを±2/3段程度にしていたので1枚撮りです。
既に皆既は終わって、左上のほうが明るくなってきています。
皆既が終わる前にブラケット設定を戻しておくべきでした。
さて、天王星の出現時刻はあまり気にしていませんでしたが、ブラケット撮影を続けていました。
ただ連続撮影状態のため、どんどんバッテリが消耗していきます。
なんとかインターバル撮影にならないかイジってみましたがだめでした。
家に帰ってから天王星の出現が写っていることを確認して画像処理しました。

ブラケットのおかげで昼間部分の白飛びは抑えられましたが、こちらもターコイズフリンジ同様にもっと階調圧縮したほうが良さそうです。
とりあえず今の所画像処理が完了したのはこの3枚ですが、星仲間の方から月基準で天王星の動きを合成する写真を見せてもらいました。
あまり目にした事のない構図でした。
インターバル撮影にならなかったため撮影枚数は1700枚を超え、容量は30G超もあります。
せっかくなので月基準の天王星移動も画像処理しようと思います。
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