あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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一眼レフの赤外線特性復活
前回、天文改造済みであるはずの一眼レフが殆ど赤外線の感度がない事を書きました。
一眼レフを天文改造する方法はいくつかあります。
いずれも赤外線領域をカットしてしまう純正のフィルターを外すのですが
・新たに赤い星雲の領域まで透過するフィルターに交換する
・フィルターは外したままにしてしまう
という2つの方法があります。
ヤフオクではフィルターを外したままにする改造を送料込みで1万円で請け負ってくれる出品がありました。
実は完全なノーフィルターですと逆に赤外線領域の露出が強くなってしまうため、不必要な領域をカットするフィルタが必要になります。
このフィルタはUV-IRカットフィルタと呼ばれるもので、かなり以前にとあるつてで入手し死蔵していました。
前回のノーマルKiss X2のIRフィルタを自分で取り外して比較してみようと考えていましたがX2は改造前に息子に譲ってしまいました。
今回X7のフィルタが十分な性能でないのならば、いっそ取り外してこのフィルタを使うように考えました。
オークションの質問欄でやりとしたところ、天文改造機と謳われているのに赤外線が写らないのはおかしいということで以下を確認するようにアドバイス頂きました。
・「MENU」→「設定解除」→「カメラ設定解除」
・「WB補正/BKT設定」→XY軸中央にカーソルを設定、室内撮影して画像が赤っぽくなるか
ということでカメラ設定解除をしました。
WB補正は中央(設定解除したから?)になっていました。
レンズ無しでPC画面に白い書類を開いて撮影したところヒストグラムで赤と青が強く出ます。
以前スパイカメラのIRフィルタを除去した際に紫色の画像になりましたのでそこから察するに、十分なIR性能が期待できます。
前回と同様の試験撮影を行いました。
おおっ、赤外線LEDに照らされていることが良くわかります。
それにしてもWBの設定だけであれだけ赤外線を抑えられるんですね。
WBをイメージセンサのゲインバランスと考えると、赤のゲインを落としていたという事なのでしょうか。
先程のオークションの最後のアドバイスを頂きました。
・天体撮影する際はWBのXY左上いっぱいに合わせると画像が安定する
という事です。
出品者の方のブログがコチラ。大変助かりました。ありがとうございました。
今年は昨年撮影した対象を撮り直していきたいと思います。
↓押して頂けると嬉しいです。
一眼レフを天文改造する方法はいくつかあります。
いずれも赤外線領域をカットしてしまう純正のフィルターを外すのですが
・新たに赤い星雲の領域まで透過するフィルターに交換する
・フィルターは外したままにしてしまう
という2つの方法があります。
ヤフオクではフィルターを外したままにする改造を送料込みで1万円で請け負ってくれる出品がありました。
実は完全なノーフィルターですと逆に赤外線領域の露出が強くなってしまうため、不必要な領域をカットするフィルタが必要になります。
このフィルタはUV-IRカットフィルタと呼ばれるもので、かなり以前にとあるつてで入手し死蔵していました。

前回のノーマルKiss X2のIRフィルタを自分で取り外して比較してみようと考えていましたがX2は改造前に息子に譲ってしまいました。
今回X7のフィルタが十分な性能でないのならば、いっそ取り外してこのフィルタを使うように考えました。
オークションの質問欄でやりとしたところ、天文改造機と謳われているのに赤外線が写らないのはおかしいということで以下を確認するようにアドバイス頂きました。
・「MENU」→「設定解除」→「カメラ設定解除」
・「WB補正/BKT設定」→XY軸中央にカーソルを設定、室内撮影して画像が赤っぽくなるか
ということでカメラ設定解除をしました。
WB補正は中央(設定解除したから?)になっていました。
レンズ無しでPC画面に白い書類を開いて撮影したところヒストグラムで赤と青が強く出ます。
以前スパイカメラのIRフィルタを除去した際に紫色の画像になりましたのでそこから察するに、十分なIR性能が期待できます。
前回と同様の試験撮影を行いました。
おおっ、赤外線LEDに照らされていることが良くわかります。

それにしてもWBの設定だけであれだけ赤外線を抑えられるんですね。
WBをイメージセンサのゲインバランスと考えると、赤のゲインを落としていたという事なのでしょうか。
先程のオークションの最後のアドバイスを頂きました。
・天体撮影する際はWBのXY左上いっぱいに合わせると画像が安定する
という事です。
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今年は昨年撮影した対象を撮り直していきたいと思います。
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tag : 天文機材,
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