あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
| ホーム |
HDDの昇天
GWに一晩だけ撮影できたのですが、そのデータを処理中に天体写真が入っているHDDが突然見えなくなりました。
最初は天体写真データの入っているHDDに対して「取り出し操作をしてからHDDを取り外すように云々」というメッセージが出ていました。
ただ、このメッセージが出てもすぐにHDDがマウントし直されていました。
OSの調子が悪いのか、ケーブルの接触でも悪いのかと思っていました。
HDDがマウントできなくなってUSBの抜き差しやPCの再起動など試してみましたが効果なしです。
HDDはエレコムのSRD0NF2というもので、分解方法を検索かけたところ突然死というキーワードがヒットします!
蓋は爪で引っかかっているだけのようです。が、かなりの密着度です。
精密ドライバですら入らなそうです。
こういう時のためにスマホの分解ツール(通称ペラ男)を買っておいたのでした。
まずはペラ男を差し込みます。
爪に引っかかりこれ以上入っていきません。
ここで精密ドライバにバトンタッチ。
ペラ男で僅かに開いた隙間に精密ドライバを差し込みます。
ここまでくればしめたもの。細いマイナスドライバーと併用して少しずつ爪を外していきます。
蓋を開ける方向と側面を広げる方向に力をかけるようにするとスムーズに外れます。
蓋が外れました。
力はあまりかかっていないと思ったのですが、蓋側の爪は脆いようです。
HDDを取り出します。
HDDは防振ゴムで押さえられているだけなので、ひっくり返すだけで取り出せました。
さて、故障したのがHDDドライブ本体なのかI/F基板なのかを切り分けるためにUSB-SATAの変換ボードを外します。
変換ボードはアルミテープでシールドされていますので、剥がします。
基板はHDD本体にネジ1本で留まっていますので、これを外します。
HDDが壊れているかを見るために使うのがこちら。
臨時で使うUSB-SATA変換アダプターです。
これでHDDをUSBでMacに接続します...
あぁ、3TBのHDDなのに認識されている容量がおかしいです。
ダメ元でFastAidで修復を試みます。
ダメっすorz。
「MacにはTimeMachineというバックアップツールが標準でついてるでしょ?」と思われるかもしれませんが、天体写真データも含めてバックアップできるだけのストレージを用意できていませんでした。
なので、天体写真データだけバックアップ対象外にしていたのでした。
ストレージが壊れるというよりはヒューマンエラーによるファイル消去対策の位置づけで使ってました。
う〜、やばい。このブログを始めた頃からかれこれ10年分以上のデータが消えたかも。
まぁ20cm系のシステムにアップデートする前のデータはあまり大したことないのですが、ここ数年分のデータが消えたのは痛いかも。
ただ何というか思ったほど精神的ダメージって無いんですよね〜。
きっと撮れた写真に全然満足していないからかな〜と思ってます。
嘆いても仕方がありません。
天体写真データも含めてバックアップできるように大きめのストレージを準備します。
ちなみに通常のスナップ写真はAmazon Photosというサービスも使って2〜3重にバックアップを取っています。
こちらは子供の成長も入っているので消えたらショックどころではありません。
皆さんもくれぐれもバックアップは取りましょう。
↓押して頂けると嬉しいです。
最初は天体写真データの入っているHDDに対して「取り出し操作をしてからHDDを取り外すように云々」というメッセージが出ていました。
ただ、このメッセージが出てもすぐにHDDがマウントし直されていました。
OSの調子が悪いのか、ケーブルの接触でも悪いのかと思っていました。
HDDがマウントできなくなってUSBの抜き差しやPCの再起動など試してみましたが効果なしです。
HDDはエレコムのSRD0NF2というもので、分解方法を検索かけたところ突然死というキーワードがヒットします!
蓋は爪で引っかかっているだけのようです。が、かなりの密着度です。
精密ドライバですら入らなそうです。

こういう時のためにスマホの分解ツール(通称ペラ男)を買っておいたのでした。

まずはペラ男を差し込みます。
爪に引っかかりこれ以上入っていきません。

ここで精密ドライバにバトンタッチ。
ペラ男で僅かに開いた隙間に精密ドライバを差し込みます。

ここまでくればしめたもの。細いマイナスドライバーと併用して少しずつ爪を外していきます。
蓋を開ける方向と側面を広げる方向に力をかけるようにするとスムーズに外れます。

蓋が外れました。

力はあまりかかっていないと思ったのですが、蓋側の爪は脆いようです。

HDDを取り出します。

HDDは防振ゴムで押さえられているだけなので、ひっくり返すだけで取り出せました。

さて、故障したのがHDDドライブ本体なのかI/F基板なのかを切り分けるためにUSB-SATAの変換ボードを外します。
変換ボードはアルミテープでシールドされていますので、剥がします。

基板はHDD本体にネジ1本で留まっていますので、これを外します。

HDDが壊れているかを見るために使うのがこちら。
臨時で使うUSB-SATA変換アダプターです。

これでHDDをUSBでMacに接続します...

あぁ、3TBのHDDなのに認識されている容量がおかしいです。
ダメ元でFastAidで修復を試みます。

ダメっすorz。
「MacにはTimeMachineというバックアップツールが標準でついてるでしょ?」と思われるかもしれませんが、天体写真データも含めてバックアップできるだけのストレージを用意できていませんでした。
なので、天体写真データだけバックアップ対象外にしていたのでした。
ストレージが壊れるというよりはヒューマンエラーによるファイル消去対策の位置づけで使ってました。
う〜、やばい。このブログを始めた頃からかれこれ10年分以上のデータが消えたかも。
まぁ20cm系のシステムにアップデートする前のデータはあまり大したことないのですが、ここ数年分のデータが消えたのは痛いかも。
ただ何というか思ったほど精神的ダメージって無いんですよね〜。
きっと撮れた写真に全然満足していないからかな〜と思ってます。
嘆いても仕方がありません。
天体写真データも含めてバックアップできるように大きめのストレージを準備します。
ちなみに通常のスナップ写真はAmazon Photosというサービスも使って2〜3重にバックアップを取っています。
こちらは子供の成長も入っているので消えたらショックどころではありません。
皆さんもくれぐれもバックアップは取りましょう。
↓押して頂けると嬉しいです。
- 関連記事
コメント
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |