あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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自動散水機(その1)
今年は夏場の気温は尋常じゃなく暑く、9月に入っても真夏日が続いています。
過去のブログで書いていますが、夏場には庭にミストシャワーを設置してます。
ミストに当たっているととても涼やかです。
直射日光さえなければいつまでも居られるように感じます。
ただ、ミストとはいえ一定箇所に散布し続けると結局地面がベチャベチャになってしまいます。
特に葉っぱが多いと水分が残りやすいです。
以前のエントリでも書いたように、じっとりと湿る程度が水分の気化には良いので、地面が十分湿ったら散水を止めて乾いてきたらまた散水を再開するような制御を行いたいところです。
遥か前に降雨報知機のキットを組み立てたことがありました。
この報知機は昔ながらのセンサ部を屋外に出しておいて水滴が付着すると抵抗値の変化を捉えてメロディが流れるというものです。
残念ながらいちいち設置するのが面倒なのとメロディの音量が小さく、全く報知にならないため放置(笑)していました。
このキットからセンサ部分(↓板状の部分)だけ貰って自動散水機を作ろうと考えています。
まずは水に濡れるとどの程度抵抗値が変化するのか確認します。
センサはミストノズルの近くの地面に置きます。
抵抗値はテスタで測定しますが、ミストが盛大に掛かるとまずいので、少し離れたバイクの上に置きます。
完全な乾燥状態では抵抗値も測定範囲外となっています。
早速ミストを噴射するとすぐに抵抗値が計測できる範囲になってきました。
200kΩ弱ですね。
この時のセンサの状態はちょっと飛沫(しぶき)がついた感じです。
この飛沫が積み重なると大粒の水滴に成長します。
数分後、かなり抵抗値が下がりました。
この時のセンサの状態です。
大きめの水滴に成長しているのがわかります。
周囲の葉っぱも十分に濡れていますので、これくらいで散水を止めるのが良さそうです。
今度はどの程度でセンサが乾き、その時の抵抗値はどうなのかを確認します。
散水を止めて数分後です。
まだ抵抗値は小さいままです。
センサはというと、殆ど乾いていますが数カ所の大きめの水滴が残っています。
この水滴で抵抗値が低めになっているのでしょう。
その1分後くらいです。
一気に抵抗値が上がりました。
センサもほぼ乾いています。
今回の実験から
・抵抗値が50kΩ以下になったら十分に濡れた
・抵抗値が100kΩ以上になったら乾いた
という判定で良さそうです。
結構抵抗値に幅があるので検知は簡単そうです。
次回回路を考えてみます。
↓押して頂けると嬉しいです。
過去のブログで書いていますが、夏場には庭にミストシャワーを設置してます。
ミストに当たっているととても涼やかです。
直射日光さえなければいつまでも居られるように感じます。

ただ、ミストとはいえ一定箇所に散布し続けると結局地面がベチャベチャになってしまいます。
特に葉っぱが多いと水分が残りやすいです。

以前のエントリでも書いたように、じっとりと湿る程度が水分の気化には良いので、地面が十分湿ったら散水を止めて乾いてきたらまた散水を再開するような制御を行いたいところです。
遥か前に降雨報知機のキットを組み立てたことがありました。
この報知機は昔ながらのセンサ部を屋外に出しておいて水滴が付着すると抵抗値の変化を捉えてメロディが流れるというものです。
残念ながらいちいち設置するのが面倒なのとメロディの音量が小さく、全く報知にならないため放置(笑)していました。
このキットからセンサ部分(↓板状の部分)だけ貰って自動散水機を作ろうと考えています。

まずは水に濡れるとどの程度抵抗値が変化するのか確認します。
センサはミストノズルの近くの地面に置きます。

抵抗値はテスタで測定しますが、ミストが盛大に掛かるとまずいので、少し離れたバイクの上に置きます。

完全な乾燥状態では抵抗値も測定範囲外となっています。
早速ミストを噴射するとすぐに抵抗値が計測できる範囲になってきました。
200kΩ弱ですね。

この時のセンサの状態はちょっと飛沫(しぶき)がついた感じです。

この飛沫が積み重なると大粒の水滴に成長します。
数分後、かなり抵抗値が下がりました。

この時のセンサの状態です。
大きめの水滴に成長しているのがわかります。

周囲の葉っぱも十分に濡れていますので、これくらいで散水を止めるのが良さそうです。

今度はどの程度でセンサが乾き、その時の抵抗値はどうなのかを確認します。
散水を止めて数分後です。
まだ抵抗値は小さいままです。

センサはというと、殆ど乾いていますが数カ所の大きめの水滴が残っています。
この水滴で抵抗値が低めになっているのでしょう。

その1分後くらいです。
一気に抵抗値が上がりました。

センサもほぼ乾いています。

今回の実験から
・抵抗値が50kΩ以下になったら十分に濡れた
・抵抗値が100kΩ以上になったら乾いた
という判定で良さそうです。
結構抵抗値に幅があるので検知は簡単そうです。
次回回路を考えてみます。
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