あたご工房
天文と電子工作とコンピュータなどについて日々の出来事を書いています。
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シリカゲル復活
今更なんですが、秋月の放射線測定キットを購入しました。
実はそれ以前に秋月でPINフォトダイオードとシンチレータが発売になった時にそれぞれ購入していたのですが。
回路の設計やら何やらが面倒なので改めてキットを買ったのでした。
ただ、シンチレータは放射線計の感度を飛躍的に向上させてくれるものなので、キット製作時に使用しようと思っています。
このシンチレータですが潮解性といって空気中の水分で溶けてしまう性質があるようです。
秋月のパッケージも通常の部品とは違い、ケースにシリカゲルと一緒に入れて、防湿に気を使っているようです。
で、今までダンボールに入れていたのですが、今年の蒸し暑さはやばいんじゃないかと心配になり(<遅いって)、カメラを保管しているドライボックスに入れることにしました。
まずは、シンチレータが湿気にやられていないか、確認です。
パッケージを通してシリカゲルを確認すると、まだ青い粒が残っています。
この粒はシリカゲルの吸湿効果がなくなるとピンク色になります。
とりあえずホッと一安心。
ところで、最近ドライボックスの湿度が徐々に上がってきています。
シリカゲルの効果が弱まってきているようです。
そこで、シリカゲルを復活させ、廃品利用にて増量してみます。
使用するのは秋月電子から購入すると最近一緒に入ってくるシリカゲル。
結構な個数があります。
まずはコレを開封して封筒に入れ替えます。
結構な量になりました。
復活は簡単。シリカゲルがこぼれないように封筒の口を折り曲げて電子レンジで1分半程チンします。
シリカゲルに含まれていた水蒸気が出てきて封筒が膨らみます。
結構暑いので気をつけてください。
一旦湿気を抜くのとシリカゲルを冷ますために封筒の口を開けてシリカゲルをゆすります。
後は再度封筒の口を折り曲げてテープなどでとめれば復活完了です。
ドライボックスに入れました。
元からドライボックスに入れておいたシリカゲルも同様にします。
これでかなりの吸湿効果が期待できます。
が...
封筒の出し入れで数度蓋を開けてしまったからか、あるいはまだシリカゲルから蒸気が出ていたのでしょうか、投入直後は湿度がガッツリ上がってしまいました。
大丈夫かなぁと、ちょっと不安になりましたが次の日には
ガッツリ乾燥してくれています。
「ガッツリって、DRYまでいってないぞ」と思われるかもしれませんが、それでいいのです。
シリカゲルは乾燥剤と言うよりは調湿剤ということで、周囲の空気が乾燥しすぎると内部の水分を放出する働きがあるそうです。
カメラのレンズなどはカビが大敵なので乾燥状態にしておく必要がりますが、カメラ本体などゴムが使われていると乾燥のし過ぎ(湿度40%以下)はゴムの劣化が進むらしいです。
なので、まさにいい塩梅の湿度になってくれました。
実はそれ以前に秋月でPINフォトダイオードとシンチレータが発売になった時にそれぞれ購入していたのですが。
回路の設計やら何やらが面倒なので改めてキットを買ったのでした。
ただ、シンチレータは放射線計の感度を飛躍的に向上させてくれるものなので、キット製作時に使用しようと思っています。
このシンチレータですが潮解性といって空気中の水分で溶けてしまう性質があるようです。
秋月のパッケージも通常の部品とは違い、ケースにシリカゲルと一緒に入れて、防湿に気を使っているようです。
で、今までダンボールに入れていたのですが、今年の蒸し暑さはやばいんじゃないかと心配になり(<遅いって)、カメラを保管しているドライボックスに入れることにしました。
まずは、シンチレータが湿気にやられていないか、確認です。
パッケージを通してシリカゲルを確認すると、まだ青い粒が残っています。
この粒はシリカゲルの吸湿効果がなくなるとピンク色になります。
とりあえずホッと一安心。

ところで、最近ドライボックスの湿度が徐々に上がってきています。
シリカゲルの効果が弱まってきているようです。
そこで、シリカゲルを復活させ、廃品利用にて増量してみます。
使用するのは秋月電子から購入すると最近一緒に入ってくるシリカゲル。

結構な個数があります。
まずはコレを開封して封筒に入れ替えます。

結構な量になりました。

復活は簡単。シリカゲルがこぼれないように封筒の口を折り曲げて電子レンジで1分半程チンします。

シリカゲルに含まれていた水蒸気が出てきて封筒が膨らみます。
結構暑いので気をつけてください。
一旦湿気を抜くのとシリカゲルを冷ますために封筒の口を開けてシリカゲルをゆすります。
後は再度封筒の口を折り曲げてテープなどでとめれば復活完了です。

ドライボックスに入れました。

元からドライボックスに入れておいたシリカゲルも同様にします。
これでかなりの吸湿効果が期待できます。
が...
封筒の出し入れで数度蓋を開けてしまったからか、あるいはまだシリカゲルから蒸気が出ていたのでしょうか、投入直後は湿度がガッツリ上がってしまいました。

大丈夫かなぁと、ちょっと不安になりましたが次の日には

ガッツリ乾燥してくれています。
「ガッツリって、DRYまでいってないぞ」と思われるかもしれませんが、それでいいのです。
シリカゲルは乾燥剤と言うよりは調湿剤ということで、周囲の空気が乾燥しすぎると内部の水分を放出する働きがあるそうです。
カメラのレンズなどはカビが大敵なので乾燥状態にしておく必要がりますが、カメラ本体などゴムが使われていると乾燥のし過ぎ(湿度40%以下)はゴムの劣化が進むらしいです。
なので、まさにいい塩梅の湿度になってくれました。
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