あたご工房
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Ubuntuを無線LANブリッジ化
家には古いAirMacベースステーションがあります。
これは11bなうえに1Fにあるため、2Fのパソコンからだと接続が不安定です。
そこでソフトバンク配布のFonルータをオークションで落札し、セットアップしました。
ところが、インターネットへはアクセスできるのですが、共有プリンタへのプリントアウトなどLAN内の機器が使えなくなってしまいました。
色々調べてみたところ、Mac OS XのBonjourプロトコルはマルチキャストを使うらしい。
で、ルータがマルチキャストのルーティングに対応していればいいのだけれどFonは対応していない。
そのため、共有プリンタが見つからずプリントアウトできなかったというのが原因のようでした。
Fonルータをブリッジ化する方法もあるようですが、fonのサービスはそのまま生かしておきたいため、Ubuntuマシンを無線LANブリッジにすることにしました。
無線LANアダプタは以前購入して死蔵していたPCiのGW-USMicroNというものです。
まずはドライバのセットアップです。
ネットで検索したところ、既にカーネルで対応しているようです。
ただし、USBのプロダクトID等が登録されていないのでそのへんの作業が必要です。
上記が済んだら
sudo modprobe rt2800usb
でドライバを組み込みます。
次は設定です。
これでAPとして動作し始めました。
ブリッジなのでプリントアウトもバッチリです。
これは11bなうえに1Fにあるため、2Fのパソコンからだと接続が不安定です。
そこでソフトバンク配布のFonルータをオークションで落札し、セットアップしました。
ところが、インターネットへはアクセスできるのですが、共有プリンタへのプリントアウトなどLAN内の機器が使えなくなってしまいました。
色々調べてみたところ、Mac OS XのBonjourプロトコルはマルチキャストを使うらしい。
で、ルータがマルチキャストのルーティングに対応していればいいのだけれどFonは対応していない。
そのため、共有プリンタが見つからずプリントアウトできなかったというのが原因のようでした。
Fonルータをブリッジ化する方法もあるようですが、fonのサービスはそのまま生かしておきたいため、Ubuntuマシンを無線LANブリッジにすることにしました。
無線LANアダプタは以前購入して死蔵していたPCiのGW-USMicroNというものです。
まずはドライバのセットアップです。
ネットで検索したところ、既にカーネルで対応しているようです。
ただし、USBのプロダクトID等が登録されていないのでそのへんの作業が必要です。
lsusb Bus 001 Device 006: ID 2019:ed14 PLANEX GW-USMicroN sudo vi /etc/modprobe.d/gw-usmicron.conf(ファイル作成) 内容 install rt2800usb /sbin/modprobe --ignore-install rt2800usb; /bin/echo "2019 ed14" > /sys/bus/usb/drivers/rt2800usb/new_id sudo vi /etc/modules 以下を追記 rt2800usb |
上記が済んだら
sudo modprobe rt2800usb
でドライバを組み込みます。
次は設定です。
vi /etc/network/interfaces ウチの場合loしか記述がなかったので以下を追記 auto eth0 iface eth0 inet static address 192.168.0.101 auto wlan0 iface wlan0 inet static address 0.0.0.0 auto br0 iface br0 inet static address 192.168.0.101 netmask 255.255.255.0 network 192.168.0.0 broadcast 192.168.0.255 gateway 192.168.0.1 dns-nameservers 192.168.0.1 bridge_ports eth0 wlan0 bridge_stp off sudo vi /etc/hostapd/hostapd.conf(新規作成) interface=wlan0 bridge=br0 driver=nl80211 ssid=AtagoStudio channel=5 hw_mode=g wpa=2 wpa_passphrase=パスワード wpa_key_mgmt=WPA-PSK rsn_pairwise=TKIP CCMP rsn_pairwise=CCMP ieee80211n=1 wmm_enabled=1 ht_capab=[HT40+][GF][SHORT-GI-40][TX-STBC][RX-STBC1][DSSS_CCK-40] macaddr_acl=0 logger_syslog_level=3 sudo vi /etc/default/hostapd DAEMON_CONF行を修正 DAEMON_CONF="/etc/hostapd/hostapd.conf" sudo service hostapd restart |
これでAPとして動作し始めました。
ブリッジなのでプリントアウトもバッチリです。
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